コリーン・フーヴァーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・ここまで強く、自分を守る決断をできる人は多くないのではないかしら。私なら絶対ほだされる。でも、リリーのママの言う通り、限界はどんどん押し流されるのだろう。最初はちょっとしたことだったし、二回目も事故みたいなものだったし、三回目も、私に悪いところがあった。いろいろと言い訳を重ねて、気づくと取り返しのつかないところまで来ている…誰が見ても「別れなよ」と思うようなところまで。でもその頃には限界など分からなくなっているから、いつ別れればいいのかもう判断できない。
・ごく稀に暴力を振るう男だとしても、あとは本当に完璧なのだ!きっとあの暴力は事故だった、ちょっとしたことだった。彼のことは心の底から愛しているし、私のことも愛してくれるし、暴力の後は絶対に心の底から謝罪して、優しくしてくれる。本当に、完璧な男なのだ。そういう、抽象化されると「ああそれよくあるやつ」と思うようなストーリーが、一瞬一瞬の心の描写を丁寧にされると、「これは…離れたくなくなるかも…」と思わされてしまう。人の心の動きって、抽象化されると一気に共感できなくなるのね、と理解させられた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレリリーとアトラスにピッタリの不器用で美しい恋物語だった!!
ボストンの街で遭遇した2人の気持ちの昂りから本作は始まる。リリーはアトラスと恋人になりたいけれど、ライルが彼に対して嫌悪感を抱いていることを知っているため、これ以上恋仲になってライルが自分やエマ、アトラスに危害を加えてこないかと不安に駆られていた。
アトラスはそんなにリリーを見て敬遠されていると焦りながらも、自分のお店での襲撃事件に頭を悩ませていた。そして昔自分を追い出した母が突然姿を現し、自分の息子、つまりまだ見もしないアトラスの弟が行方不明であることを伝える。そしてアトラスは襲撃犯が弟のジュシェであると目星をつけ、彼を捕まえ彼を育てていく決意をする。
リリーはライルからの脅威に対してアトラスを頼り、アトラスは自分の母やジュシェとのことでリリーを頼り、最後は2人で高い壁を乗り越えた。
終盤ギリギリまで辛い局面が多い本作だが、最後はやはり2人に相応しい温かなシーンで終わりを迎えられて、とても嬉しかった!!
リリー、アトラスのこれからの生活に幸あれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ一般的な恋愛小説かと思いきや、DVを繊細に扱ったリアルな恋愛小説だった。
主人公リリーは、聡明で明るい女性。そんな彼女は自分の父の葬儀のあと、脳神経外科医のライルと出会い恋に落ちる。2人は順調に愛を育むが、ちょっとしたことが原因でライルがリリーを殴り、お互いのトラウマを引き起こすことになる。それはリリーの父がDV男であったこと、ライルは自分の兄を誤って銃で殺してしまったことだった…
そんなあるとき、とあるレストランでリリーたちはアトラスに再会する。アトラスは昔ホームレスのときに、リリーに助けられて恋に落ちた過去があった。アトラスはリリーの傷ついている姿を見て見ぬふりができず何とか支えようと努めるが、ライルが彼に嫉妬心を抱きリリーに近づけないようにする。
しかしリリーはライルに3回目の暴力を受けられたときに、ライルの元を離れアトラスに助けを呼ぶ。そこで連れていかれた病院でリリーの妊娠が発覚し、リリーは途方に暮れる。
リリーはその悩みを周りに打ち明け、出産を機に離婚することを決意した。そしてリリーは、我が子エマとライルの面会に向かう途中で遭遇したアトラスを追っかけて、最後2人は気持ちを確認して抱き合ってラストを迎えた!!
本作を通して、DVの本質を知れた気がした。
DVを受けたら別れたらいいと思っていたけれど、そんな簡単な問題じゃなくて、リリーみたいに自分のこと身近な人のことをしっかり考えて、考えて答えが出るようなセンシティブな内容だと強く思った。
あとは周りに助けを呼ぶ強さを持つこと、抱え込まないこと。絶対に助けてくれる人はいるから、諦めないで頼ることは大切だと思う!!
リリーに出会えて良かった。
続編も楽しみ -
Posted by ブクログ
ネタバレ売れたらしく、また恋愛小説ということで、読みやすそうだなと思って読んだ。
予想より性描写がロマンチックに描かれていたが、こんなもんか。
DV。なぜ妻は夫から逃げないのか?の気持ちを追えて面白かった。今回だけかもしれない。自分が悪いのかもしれない。良いところもたくさんある。許さない自分こそ変わるべきかもしれない。そんなのくそくらえ。
ライルのほうは、よくある恋愛モノだと良いキャラだと思う。読んでて、乙女ゲームで見たな感。
だけど、やっぱりリリーは笑ったのは良くないし、ライルに対して不安な気持ちを抱かせたのも良くない。だからといって暴力をふるっても良いわけじゃないので、そこは別だがリリーが反省してんのかなと思った。逆の立場で暴力をふるわずにいたら、笑ったのも過去を隠していたのも責められてもしょうがなくない?という気持ち。
女性人気は得そうだが、男性のほうはどうだろう。そっちの感想が気になる。
続編はどうするんだろうな。だいたいの問題を解決してしまったが。
最後、ライルが離婚に同意してくれたが、娘の父親になってようやくのところがなんだかな。というか、そこで身を引くの良いやつすぎて、そこまでのクズじゃなかった。ほんとのクズは自分と他人の区別がつかず、自分のDVと向き合わない。ライルの暴力性が同僚や部下や患者に向かないと良いな。
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Posted by ブクログ
ネタバレ3.5くらい。途中まで3くらいだったが、半分過ぎたあたりで展開が面白かった。
作者の作品はイットエンズ~の1作目だけ読んだ。DVのやつ。だから作風として理解してたが、スローンの話もトライアングル状態は面白いが、話の展開としてはそんなに。
ラブロマンス多めでもっと他に考えることは無いのかとなった。いやアサの存在がヤバすぎるからアサのこと考えるとルークのことも考えるので仕方ないが。
アサがどうやって大学生活過ごしたのか謎すぎる。賄賂を渡していたとして、組織運営どうしてたのか、薬のルートはとか。そこら辺なんもわかんないまま話を進めててすごい。
恋愛の話しかない。すごい。
その恋愛話にデートレイプや薬物問題を扱ってるのが面白いとウケてるんだろうが。
命の危機や秘密があるほうが恋って盛り上がるよねっていうのでちょっと白けた。
すごい。
FBIの芝居のとこは面白かった。こっから展開どうなるんだ?って読めなかったらルークが撃たれたが助かるという。普通だったらここで終わるが、裁判があり結局無罪になるというシビアさ。すごい。
話の展開としては後半が面白かった。アサすごい。
アサの思考のイカれ具合が疲れるが妙に納得してしまう思い込み偏見具合。
哀れだ。
アサの思考と言動をマイルド化したのよくある俺様系で見てきたなあと感じた。だからアサみたいなキャラも人気だろうなとうかがえる。一途だし。一途かー?理想のスローンじゃやきゃダメだけど。愛ではない。執着。でもその執着ぶりが好きなんだよな……。フィクションとしては。
ルークもなんかあるんじゃないかと思ったがなんも無かった。良い人。でもその良い人やり続けるの疲れないか?一生その良い人でいられるか?という不安はこっちで勝手に感じた。めでたしめでたしで終わったが。
潜入捜査より恋愛脳になっちゃったし。ライアンはそこを思いやりと評したが。たまたまうまくいっただけだしね。
スローンの容姿はアサやルークでべた褒めされてて、なんだかな。すごいな。
ハイスクールではどうだったんだろう。
弟の面倒で忙殺されてたようだけど。
後半良かったが前半がほんとに読むのがだるかった。でもアサ視点が入ることでアサの救えなさも哀れさも出てて面白かった。それで読めた感じ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ私の場合、みんなの評価よりも少し星の数が少なくなりました。
フーヴァーさんのメッセージはすごく響いた。
DVから逃れことが、どれほど簡単でないことか。
決して、DVされる側の決心が弱いとか、すぐ別れればいいじゃんとか、そういうことじゃないんだって。 そこは、本を通して視野が広がったなと。
でも、読後すぐの感想としては、
暴力は絶対ダメだけど、
んー、、ライルが怒る気持ちもわかる。でした。
リリーが自分は置いといて、
完全にライルを悪としてるのがなぁ。
それとラストが、ライルと別れてすぐに、
アトラスの方に行くのがなぁ、、。
彼女を幸せにしてくれそうなアトラスと結ばれるのは喜ばしいことですけどね!!
(あと、ラブラブシーンの多さがちょっとなぁ 汗)