あらすじ
意識不明の作家の人気シリーズを完結する依頼が。
夢のようなオファーだがなぜ私に?
アメリカで人気No.1の作家が仕掛ける、一気読み必至の衝撃サスペンス!
新たに「エピローグ」が追加された特別版!
語られているのは真実か嘘なのか――
NY、マンハッタンに住むローウェン・アシュリーは売れない作家。仕事でもぱっとしない上に、幼い頃からトラウマを抱え、引っ込み思案で友人もほとんどいない。おまけに末期がんを患う母親の看病で、しばらく家に引きこもっているうちに社会との接点を完全に見失って、家賃滞納で退去勧告まで受けていた。ところが、そんな『崖っぷち』ローウェンに、ある日、驚くようなオファーが舞い込む。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
怖かった。ヴェリティって動くの?っていうところから始まり、この物語は真実?それともベッドの下から出てきた手紙が真実?どれが真実かわからなくなり。
ジェレミーが軽々しく人を殺していくのも怖くて、病んだ子どもクルーがどこまでやんでいるか、どこまで真実を知っているかもわからず。
怖い本だった。でも夢中で読んでほぼ一気読み。作者のコリーン・フーヴァーさんの書き方、訳者の相山夏奏さんの訳し方が素晴らしく、読みやすかった。
Posted by ブクログ
冒頭から人の頭が割れるというインパクトの強さに驚く。事故で寝たきりとなった人気作家ヴェリティの作品を引き継ぐローウェンが、彼女のいる家に泊まり込み、目にした原稿から次々と驚愕の事実を知らされるし、動けないはずの彼女が動いている気配を感じるしで、どうオチをつけるのかと思いながら読んだ。
期待を裏切らず、ラストにえ〜っという気分になり、エピローグで更に嫌な気分になり、作品を楽しむことができた。
ロマンス要素、こんなにいる?と思い−1。
Posted by ブクログ
物語が進むにつれて漂う、サイコパスな怖さ。
と思ったら…
『真実』に込められた意味、人も長短併せ持つけれど、恐ろしくてゾワッとしました。
物語の筋はとても面白かったのですが、如何せんお盛んで、この作家さんの特徴なのでしょうか?