伊野孝行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
全編大阪弁でテンポよく、落語のような漫才のような、新喜劇のような会話にぐいぐい引き込まれる、おもしろうてちょつと不思議なおはなし。
上方落語好きなら思わずニヤリとしてしまう清吉と喜六やほかの気のいい町の人々が、殿様の横暴に立ち向かうんですが、その顛末の荒唐無稽なこと!狐のおツネちゃんが、またかわいい!!「むははははっ」と大口を開けて笑うさまは、ちょっと怖いんじゃないかと思うが、なぜかほっこりしてしまう。とにかくおツネちゃんは「かわいー」ので、どんなふうに「かわいー」かは、ぜひ読んで確認してください。
とにかく、声を上げて笑うこと数度、子供だけに読ませるのはもったいない。
続編は書かれないんでし -
Posted by ブクログ
道で出会ったのは、誰かの買い物袋から落ちたねぎだった。
ねぎのねぎしくんとぼくの、友情物語。
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ちょっとネガティブで渋い、ねぎしくんのキャラがいい。
ねぎを食べるのが苦手な「ぼく」が、肯定的にねぎしくんを受け入れるところにほっこり。
大学生のお兄さんも、隣のクラスの根岸くんも、根岸くんのお母さんもいい。
戸森しるこさんのお話の中でもちょっとイレギュラーな感じで、これはこれで好きだなぁと思った。
こんな短くて不思議なお話なのに、最後は「いろいろあっていい」とストンと腑に落ちる。
さすが、戸森しるこさん。なんだろう。
発売予定の次巻も楽しみだ。