伊野孝行のレビュー一覧

  • かわらばん屋の娘

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    ネタバレ

    まさかの東禅寺事件に繋がっていくとは!
    歴史小説もそうだが、親の事とはいっても
    把握してない事は多く、また世の中で何が
    起きているか少女に分からない
    この小説は事件の目撃者・当事者が現実に
    受けていく扱いを淡々と描く、幕末に多く
    あった風景のひとつ(´・ω・`)

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    2024年04月08日
  • 臆病同心もののけ退治

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    北町奉行所同心・逆勢華彦(さかせはなひこ)は、剣の腕は立つがあまりの臆病さ故に仕事で失敗を繰り返し『オダブツ組』こと小田仏馬(おだふつま)の組に異動させられる。
    そこは『江戸の町に現れる魑魅魍魎を見つけ出し退治する』という、華彦には到底出来そうもない仕事をする部署だった。

    遠山奉行肝煎りで出来た『オダブツ組』は個性豊かなメンバーばかり。石川五右衛門のような風体で大男の小田仏馬、逆に痩せて素浪人のような風体の無辺左門(ぶべさもん)、元関取の旭日獄(あさひだけ)宗右衛門、人の心が読める少年・塵太郎(じんたろう)、元九ノ一の夜見(やみ)、さらには黒猫の魂(たま)まで。
    まともな同心姿は華彦だけで、他は全く同心には見えず、勤務時間もバラバラ。集まれば酒盛りが始まる始末。
    こんなことで大丈夫なのかと不安になる華彦だが、実は華彦こそ『オダブツ組』に必要な人物だった。

    河童騒ぎに化けネズミ騒ぎ。
    どちらも妖怪話の裏側に人間の歪んだ欲望が絡んだ事件があった。しかもその歪んだ欲望もまた魑魅魍魎によるものという設定が面白い。魑魅魍魎につけ入れられるだけの心の隙や欲求不満があるからなのかも知れないが。

    同心として体面を保とうと偉そうにするものの、あまりの臆病さに結局はギャアギャア大騒ぎして周囲に叱られたり呆れられたりするのが毎回のお約束。
    確かに物音一つ立てずに見張らなければならない場面でギャアギャア騒がれては堪らない。だが気絶しながらも敵に立ち向かったり、敵と正面で対峙するときは剣の腕を発揮出来たり頑張っている。
    家で一番強い姉に追い立てられたり、化け物退治指南役のおババに遊ばれたりとお気の毒なところもあるが、こずるいことを考えたり好きな娘の前では見栄を張ったり馬鹿馬鹿しいところもあるので悲壮感はなし。

    遠山の金さんが意外な形で登場したり、遠山奉行のライバル、鳥居耀蔵がこれまた意外な設定になっていたり、幕末の老中首座・安部正弘が寺社奉行として出てきたり、実在の人物が絡んでくるのも楽しい。
    シリーズとして続編がありそうな終わり方だが、その時は少しは華彦の臆病はおさまっているだろうか。それはそれで『オダブツ組』にとっては困るのかも知れないが。

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    2020年10月04日
  • 鈴狐騒動変化城

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    子供向け。ストーリーには何のひねりもないけど、賑やかしい雰囲気とテンポは子供が読んで楽しいのかも。一応、息子に読ませてみようと思う。

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    2018年01月12日