木村由莉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小学校を卒業する年代の児童にお勧めの本を探して借りた1冊。
国立科学博物館で小型哺乳類の化石研究を行っている女性古生物学者の成長ストーリー。
著者は、小学生の時に恐竜の化石を手に乗せて「1億年前に時間を留めた生物の化石と、それを持つ今生きている自分」を感じてから恐竜好きになったのだそうだ。その後の”もがいてもがいて”夢の実現のために選んできた道のりが紹介されている。
将来恐竜の勉強をしてゆくために何をすればよいのかを考え、実際にどのように勉強したり、動いてきたのか。
そもそも本当に古生物の研究をしたいのかの見極め、たくさんある道筋のどれを選んできたのか。
留学のタイミングはいつが良いのだろう -
Posted by ブクログ
国立科学博物館で小型哺乳類の化石研究を行っている若手研究者のこれまで。
ヤングアダルトの分類になるが、この本もまた研究者になるための、そして研究者になってからの悪戦苦闘の歴史が興味深い。
化石研究、と言えば恐竜や大型爬虫類の研究のイメージが強い。著者もジュラシックパークに影響を受けて恐竜研究を志すが、興味深いのは自分と周辺の状況を分析した上で、差分を埋めるために努力したり、う回路を当たったり、といったことが中高生のころから詳らかに描かれている点。わかっていても自分の弱点を冷静に見つめることは難しいし、目標との距離を埋めるために情熱を注ぐことも難しい。が、決してそれは不可能なことではない、と読者 -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
表紙や導入の雰囲気から子供向けかと思ったが、文字が多く読みごたえのある本だった。
2022年に科博で開催された化石ハンター展のチベットケサイ復元プロジェクトにおける、様々な分野の職人たちの仕事がわかる本。
今までは骨格標本がレプリカだと残念な気がしていたが、これだけの技によるものだと思うと見方が変わる。
レプリカを展示し、本物は研究のために保管だそう。
素人目にはわからないしそれでいいのだと思う。
展覧会見に行けばよかった。この本を読んでから見たら、より一層楽しめただろう。
実際の展覧会の様子が最後にあれば、行けなかった者ももっと楽しめたのにと思う。