デビッド・ロブソンのレビュー一覧

  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    この本を手に取ったきっかけは、実体験に基づく疑問だった。以前勤めていた会社には、国内TOP5に入る偏差値を誇る大学卒男性と、有名コンサル出身の所謂エリート女性の2人がいた。仕事のあらゆる場面で彼らの頭の良さを感じた。僕が数日かけて作った企画や資料の欠点や懸念事項をその場で指摘し、僕がエクセルを使わないとできない複雑な計算をスラスラとやってのける。まさにエリートだ。
    だが、有名大学卒のエリート男性は、社内の女性に誰彼構わず個別チャットでセクハラに近いアプローチを行なっていた。コンサル出身女性は、当日の深夜2時のMTGを設定し、出ないなら減給すると部下を脅して裁判沙汰になりかけた。とんでもないパワ

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    2026年06月16日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    ひとまず言えることは、
    “知性”という言葉はあまりにも多くの概念を含んでいる(と多くの人に思われて使用されている)し、
    “知性”の正確なパラメータを測ることができた事例は、有史以来ない、ということ。

    血筋や生まれた土地で人生の大半が決定してしまうことが嫌になった人類は学歴という選別材料を生み出した。
    学歴社会の中では“知性”の大きな要素として学力を考える。
    学問ができること=知性がある、なのか。
    多くのことを記憶できれば知性があると言えるのか。

    後半は組織論の話になるのだけれど、
    個人的には知的な人間が集まった組織は存在しても、
    知的な組織は存在しないと思っているので、
    この文脈で語ること

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    2026年06月14日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    優秀な個人及び組織が、何故あり得ない間違いを犯すのかを具体例を提示しながら説明している。
    「動機づけられた推論」は陥りがちな思考だろう。
    誰でも自分に都合よく思考してしまうものだ。
    日本の教育についての言及がいくつかある。
    日本の教育レベルは、世界的にもかなり高いのは間違いなさそうだ。
    日本人は自己批判的なので、既存のメディアだけだと日本の教育は遅れているのだと思わされる。
    だが、その批判的な姿勢自体が高いレベルの教育に繋がっているのかもしれない。
    難しい所である。

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    2026年03月20日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    読み切るにはそれなりの時間と根気が必要だった。あらゆる知性や思考で陥りやすいトラップがリストアップされていて、自分や自分の所属する組織にも当てはまるものがあって面白い。実例も多く含まれているのでノンフィクションとしても面白く読めるが、時々立ち止まって自分の思考を整理・振り返るときの手引書的にも使える。

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    2026年01月15日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    今年に入って積読を解消すべく、読書ペースを上げた。でも目的を忘れていたなと、立ち止まらせてくれたのがこの本だった。

    もともとは、なぜ?という疑問を感じ、その答えを求めて本を買っていた。でも読むべき本が消化できず、読むことが目的化してしまい、楽しさを忘れてしまっていた。

    好奇心があって本を買ったのに、読むのが楽しくなくなってしまっていた。初心を思い出させてくれた貴重な体験になった。しかも、前半には面白い話が盛りだくさんだった。途中、中だるみを感じたけれど、深く理解したいと思える本だった。

    何のために学びたいのか?その一番大きな目的は知りたいから。他人の評価なんか気にせず、より良き状態を目指

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    2025年12月27日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    この本の主題からは少しズレるが、以前から優秀な人とそうでない人って何が違うんだろうと不思議に思っていた。以前勤めていた会社はかつて名門と言われただけあって、同期にも部下にも一流大学を卒業した飛び切り頭の良い(はずの)人が多かった。ところがいざ仕事をさせてみると全く使えない、ということが珍しくなかった。仕事の進め方はデタラメだし 報告も要領を得ない。

    この本を読んで、その理由の一端が分かった気がした。入試で測定される能力(分析的知能と記憶力)は知能の一部でしかなく、仕事に要求される知性はそれよりずっと幅が広い。加えて本人の学ぶ意欲(好奇心)によって、その後の成長に差がついてくる。確かに言われて

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    2025年11月03日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    現代版「失敗の本質」という感じ。
    数々のテストや事例を踏まえると、自分は境界線に立っているなと思った。知的謙虚さ、オープンマインドは常に生活に組み込んでおきたいところ。

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    2025年09月22日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    大変有益かつ痛快で面白い一冊!
    自分の中で持っていた「賢さ」の定義や概念が大きく変わっちゃいました。

    本書の冒頭に出てくる、とある人物。
    この男は、エイズの原因がHIVであることや、フロンガスがオゾン層を破壊することを「科学的根拠がゼロあるいはほとんどない」ことの例として挙げ、ETや占星術を信じ込むような人物です。
    どう考えても知識も常識もない奴だと思われるかもしれませんが、実は彼はノーベル化学賞を受賞した人物なのです。
    それなのに、なぜ彼はこんな愚かな判断をしてしまうのか?
    そこが本書の大きなテーマであり、高いIQや専門知識が、必ずしも優れた判断や意志決定につながるわけではない、ということ

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    2025年09月19日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    手に取ったきっかけは最初の問題を見て間違えたことだった。自分にとってとてもタメになる本だった。
    知的謙虚さと内省という言葉が印象に残っている。
    本書で学んだことは仕事で活かすことができるし、自分の成長につながるものだった。
    そもそも賢さとは何なのか。考え直すいい機会だった。

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    2025年08月24日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    「自分が自信を持っていることでも、一度立ち止まって考え直してみよう」と語りかけてくれたと思う。人は思い込みが強い。自分はそうだ。そして他人もまた同じように思い込みを抱えているはずだ。
    同じような思い込みを持つ者同士が話し合えば、うまくいかないことは容易に想像できる。
    だからこそ、自分が一歩引く姿勢が重要だ。
    本書は、その必要性を理論的な裏付けとともに教えてくれたように感じる。

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    2025年08月13日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    頭が良いというのと、より良く判断できる、というのは、別の能力だというのがよく分かる。どうすればより良く判断できるか、何に気をつければ良いか、を理解することができれば、もっと物事を上手く進められるかも。個人的には、ファインマンの「人生の本当の喜びとは、あらゆる可能性をどこまで広げていけるのか、挑戦しつづけることにある」という言葉に深く共感した。

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    2025年07月26日
  • BRAIN BOOST(ブレイン・ブースト) 脳を変える究極のマインドセット

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    自分の信念・意思の力があらゆることに影響を及ぼしている。
    リフレーミング、自己肯定法を通じてマインドセット変えることで自分を変えていける

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    2025年07月18日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    身近な人たちにも大企業の経営者にも政治家にも専門家にもご多分に漏れず、合理的ではない判断をしたりバカなんじゃないかと思ってしまったりする人が結構な割合でいる。それは自分にも当てはまる。思想的に偏狭になってきたなーと自分でも思うことしばしばである。

    なぜそんなことになるのか?いつも疑問に思っていた。その答えのひとつはバイアスだ。私たちの思考はバイアスで満ちている。そしてそれは個人の問題にとどまらず組織にも及ぶ。

    本書はIQが高いのにバカになるのはなぜ?ということから始まり、私たちの判断を鈍らせ組織を不全化する様々なバイアスを説明する。謙虚に人の意見には適切に耳を傾けようと思う。

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    2025年06月10日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか。デビッド・ロブソン先生の著書。知性の高いインテリ高学歴者が愚行を犯す理由を探った一冊。だけれど知性の高いインテリ高学歴者が愚行を犯す確率はそうでない人が愚行を犯す確率とくらべるとずっと低い。知性の高いインテリ高学歴者が愚行を犯すを話題にされやすいから目立つだけ。知性の高いインテリ高学歴者の中で愚行を犯す人は一握り。知性の高いインテリ高学歴者が転落するところを見たい嫉妬まみれの大衆が多いだけなのかな。そうだとしたら悲しくなる。知性の高いインテリ高学歴者を尊敬して応援する社会じゃないと。

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    2025年04月20日
  • BRAIN BOOST(ブレイン・ブースト) 脳を変える究極のマインドセット

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    The Expectation Effect:How Your Mindset Can Transform Your Life
    【目次】
    はじめに ──謎の「突然死」症候群  
    第1章 予測マシン:いかにして脳の「思い込み」は現実を作るのか
    第2章 信じれば治る:プラセボ(偽薬)治療の最前線から
    第3章 痛みと思考:ノセボという「呪い」を無毒化する方法
    第4章 脳のミラーシステム:こうして「陰謀論」は集団内に広まる
    第5章 肉体の限界は脳が決める:より速く、より強く、より健康に
    第6章 ダイエットのパラドックス:なぜ「ヘルシー」なものほど太るのか
    第7章 ストレスを科学する:恐れや不安をエネル

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    2024年08月20日
  • The Intelligence Trap(インテリジェンス・トラップ) なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか

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    知性が高いとされるようなグループの人間でも、若しくはそれ故に愚かな行動や判断に陥るという視点からの認知科学サイエンス本。
    最近は認知科学系の本が沢山出ているので、切り口以外の部分は既知のものが多かった。

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    2024年08月18日
  • The Intelligence Trap(インテリジェンス・トラップ) なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか

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    こういう人沢山いる。

    しなやかマインドセット、知的謙虚さを大切にしていきたい。仕事にもきっと必要。

    自分には見えないものがあることを意識することで少し変わるかも

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    2024年06月15日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    知性をどう定義するかによるけれども、いわゆるIQ(一般知能)が高いことを「頭がいい」と定義すると、なかなかおかしなことになる。

    IQって車で言うとエンジンのようなもので、高いとそれだけ速く走れるわけなんだけど、IQが高い人は当然、変な方向にも誰より速く走れてしまう。しかも、自分が言ったことの辻褄を合わせるのも他の人より優れているせいで、間違った方向に行ったとしても、それを自ら認識するのが難しいんですよね。そもそも、他の人に比べて自分の速度(回転の速さ)が速いことははっきり自覚できるはずなので、それが「他の人が正しく、自分が間違っている」と認めるハードルをさらに上げてしまう。そんなこんなで、I

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    2026年05月24日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    インテリエリート層の陥りがち、あるいは陥ってしまった罠の話かと思っていたら、神経科学や教育心理学に近い内容だった。

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    2026年05月24日
  • 知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか

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    ノーベル賞受賞者が陰謀論に傾いたり、天才と呼ばれた子供たちが凡庸な人生を歩んだり、オカルトにのめりこんだりする。この本はアメリカを舞台にした話であるが、日本でも「神童も20歳過ぎればただの人」という諺があったり、旧帝大卒の秀才がカルト宗教にはまったりする。

    なぜ、知能(IQ)で最高峰の能力・才覚を持つ彼らが、そのような愚行を犯してしまうのか?

    という問いから始まった本書。
    4部構成となっており、

    1部:知能の落とし穴
     IQテストの限界、他の知性の可能性、天才だから陥りやすい罠について解説する。

    2部:賢いあなたが気を付けるべきこと
     ベンジャミンフランクリンを例に、ならどうなればよい

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    2026年02月07日