上原かおりのレビュー一覧

  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    これは…一筋縄では行かないだろうなーとは思っていたが、やはりそうであった。
    三体人でなくても翻弄(?)されるわ。
    3巻目では何が起きるんだろう。やっぱり「水滴」から逃れた艦隊がどうなっていくかってところかな。

    0
    2024年06月19日
  • 三体2 黒暗森林 上

    Posted by ブクログ

    ルオ・ジーは、マジで頑張ってる。面壁計画だってのに周りがもう・・・ほんとに、。終末決戦想像がつかない。次の下巻買いに行きますか!

    0
    2024年06月19日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三体問題が発露してから三体艦隊との対決に向け方々に駆けまわった人々の黎明の21世紀初頭が終わり、ある英雄は死に、ある英雄は次世代の礎を築き、あるものは未来での責務を負って人工冬眠に入った。

    時は流れ、23世紀初頭。
    三体艦隊の到着まで200年の猶予があるものの、三体艦隊の偵察機は間もなく到着しようとしていた頃。
    冬眠していた21世紀の人々が目覚めた。
    目覚めた人の前には完全にエネルギー問題が解決され、安寧な幸福を享受していた人々がいた。
    理論的には可能だが、技術的に困難だった先端技術はいずれも達成されており、宇宙艦隊も惑星を崩壊させられるレベルの強力な軍事力を有していた。

    各観測から三体艦

    0
    2024年06月16日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    宇宙を舞台にした超SF小説。

    繰り返される希望と絶望、怒涛の展開に息が詰まるほどに没頭してしまった。
    ぜひ多くの人に読んでほしい大傑作。

    しかも、まだ続きがあるって、もう鳥肌立ちすぎ。

    本当に人に勧めたい小説の感想は、極力内容に触れず、実際に感動してほしいという願望からで、この一冊も、それに当てはまる名作。

    0
    2024年06月10日
  • 三体2 黒暗森林 上

    Posted by ブクログ

    SF超大作である三体の第2弾。
    前回の三体のラストに出てきたように人類の科学技術発展を阻害する決定的な妨害工作、智子が発動された。

    それにより人類は科学の基礎理論発展の道を閉ざされただけでなく、常にあらゆる言動・行動を異星人に監視されることになった。

    しかしそんな監視の目も人の心のうちだけは見抜けない。
    その欠陥を利用し、人類は数人の天才の頭脳に未来を託す壁面者計画を発動する。

    その選ばれし4人と人類の物語。

    前回とは主人公や登場人物も変わり、完全に未来の話になるのだが、前作の熱を落とさず論理の破綻もないとても面白い作品でした。

    0
    2024年06月09日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    一作目が現代が舞台なのに対し、二作目は、軌道エレベータ、核融合エンジン、宇宙戦艦、冬眠技術などなど、未来の宇宙ものらしいSF要素が盛りだくさんで出てくる。ただの宇宙ものでない面白さは、面壁計画が上手い具合にミステリー仕掛けになってるところ。結構多い文章量だけど、飽きずに疲れずに読めてしまう傑作。

    この作品のスケール感の一つは、圧倒的な数の力。水素熱核爆弾とか宇宙艦隊とか、膨大な物量を惜しげもなく登場させてしまえる辺りは、とにかく桁違いのやり方で経済発展してきた現代中国の作家だからなのかなあとか思ってしまう。緊縮財政とかデフレとかコスト縮減とかが幅を利かしてる社会じゃ発想できなさそうだ。

    0
    2024年06月07日
  • 三体2 黒暗森林 上

    Posted by ブクログ

    宇宙戦艦ヤマトとか、ガンダムみたいな、作り込んだ話が好きな人にはたまらない。

    どのキーワードに触れてもネタバレになってしまうので触れられないもどかしさ。
    ただ鉄砲でドンパチするのではない宇宙戦争、それを巡って様々に思考する地球人。これは本当に面白い。

    読書が止まらなくなる一冊。

    0
    2024年06月03日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    三体の第2作目。1作目はSF感が足りなかったが、今作はガッツリSF。未来のテクノロジーや宇宙での物語など、盛りだくさん。
    しかし本小説はそのようなSF要素がメインではなく、三体世界を前にした時の人間ひとりひとりの行動描写にスポットを当てている。

    またロジックが非常に綿密に練り上げられており、想像のつかないような展開でありながら、違和感はない。これほど予想と違う展開に進んでいく小説も珍しい。
    大人向けSF小説の傑作とも言えると思う。1作目がハマらなかった人も、とりあえず2作目を読んでから改めて評価してみて欲しい。
    3作目の文庫化が待ち遠しい。(文庫派なのは御容赦願いたい)

    0
    2024年06月01日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    読み始めるのがたいへんでしだが
    読み始めたら あとは一気に読み進んでしまって
    読み終わって 終わってしまった感満載で
    とても充実しました
    ただ 最後が なんだかあっけなくて
    もう少し ひっぱってほしかったなー
    と思いました それも手に汗握って 読んで
    しまったからかもしれません

    0
    2024年06月01日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    「精神印章」がヤバいな。
    どこぞの国では既に実用化されてるんじゃないか? なんて悪い冗談を思いついてしまう。
    そして我が国でも。
    全く非科学的な、普通の知性があれば信じれるわけがない似非科学商品や理論(とすら呼べない代物)に確信を持ってしまっている人たちとか、カルト宗教にはまっている信者とかには「精神印章」が押されてるんだ、と思えば少しは理解できないこともないこともないかもしれない。なんてね

    0
    2024年06月06日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    しばらく時間がかかりましたが、読破しました。
    とても重厚な群像劇でした。羅輯をはじめとして、タイラー、ディアス、ハインズ。章北海も。
    また、第二部「呪文」の締めに最期が描かれる人物たちや、水滴による丁儀の最期、また読者への配慮のように言及された汪淼や葉文潔の人生の締めくくり。
    容赦のない時代の進行によって目まぐるしく登場人物が退場していく様は、まさに歴史を見ているようでした。

    上巻を読んだ時にもっと知りたいと思ったハインズの計画は下巻を読み始めるとすぐに明かされ、面壁者全員の計画が丁寧に描かれていたことに感嘆しました。
    面壁計画といえば、羅輯の呪文とラストの一手は、わかりやすい反面とても興奮

    0
    2024年05月30日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    最高の1冊でした!地球文明vs三体文明。いわば宇宙戦争ながら、三体文明の到着は何光年も先ということで、いわば頭脳戦。これほど壮大な頭脳戦を描いた作品はそう他にないと思います。上巻で描かれたルオジーの呪文とは何だったのか。そして、文明間の対決はどんな結末を迎えるのか、納得の結末でした!最終部の発売が来月に迫ってますが、今作が綺麗にまとまり過ぎてるで何を描くのか全くわかりません!楽しみすぎる!

    0
    2024年05月27日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    こんなに面白いエンターテイメント小説を読んでしまったら、今後何読んでも物足りなさを感じてしまいそうだ。
    冬眠により時間が一気に進み時代は近未来へ。
    ルオジーとダーシーの名コンビをずっと見ていたい…。
    ワンミャオは、死んだのか…

    0
    2024年05月26日
  • 三体2 黒暗森林 上

    Posted by ブクログ

    文章量めちゃくちゃ増えたけど不思議と読みやすい。
    スケールも何もかもが1巻と段違い。
    ワンミャオは、出てこない…のか…?

    0
    2024年05月26日
  • 三体2 黒暗森林 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    Netflixドラマでは面壁者が決定して、羅輯(に相当するキャラクター)の暗殺が失敗するところまでだったので、やっとその続きが読めました。
    面壁者それぞれがしっかりと描写されていたのが素晴らしかった。特に、羅輯が自分の小説の構想内のキャラクターに振り回されていく回想が面白く読めました。

    サイエンスに関しては今回は宇宙船のエンジン等についての応用科学がメインでした。
    個人的にはハインズの計画だけ生物学のブレイクスルーを前提にしたものだったので、もう少し描写が詳しいと嬉しかったのですが。
    第1作ほどアツくはなかったですが、宇宙社会学のコンセプトと、その結果として表れた「呪文」面壁者計画は非常に興

    0
    2024年05月22日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    ぶっちぎり面白かった。上巻はダルく、三体世界に対抗する面壁者もちょっと子供向けアニメの趣向というか、キャラが分かりやすいのも相まってあまり入り込めなかった。
    が、下巻、冬眠から目覚めて三体世界の先鋒である水滴と対決するところから俄然面白くなりそこからは衝撃の展開とオチで一気に読み切ってしまった。最後の最後があっけないような気もしたが、この絶望の展開が逆転できるとは爽快すぎる。まだ話は続いていくようなので次も楽しみに待ちたい。

    0
    2024年05月15日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    面白かった。1巻目の「三体」は正直、さほど面白いとは思わなかったのですが(少し期待が過ぎたのもあって)。しかし、IIは引き込まれました。この分量ながら、久しぶりに「ページをめくる行為を意識しない/覚えていない」モードで読み進めてしまいました。

    0
    2024年05月14日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    面壁者登場!知能戦や宇宙戦争やらで、SF小説としてとても充実していた内容。
    評判通りの面白さだった。

    0
    2024年05月13日
  • 三体2 黒暗森林 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前巻では人類に絶望した葉文潔が宇宙に向けて発信したメッセージが三体世界に到達した。折しも、新天地を求めていた三体世界は地球へと侵略艦隊を送り出した。さらに、三体世界は地球侵略を確実にするために智子というスーパーコンピューターも送り込み、人類の科学の発展などを阻害することにした。
    それを迎え撃つために、世界は智子の監視の及ばない思想の世界で対抗するため面壁計画を策定し実行することに。その一人には、葉文潔から宇宙社会学の概念を打ち明けられた羅輯も含まれていた。一方で、三体世界側も面壁計画を破るべく破壁人を指定して、面壁人に対抗していき、次々と破れていく。

    最後の一人になった羅輯が理論をもとに三体

    0
    2024年05月12日
  • 三体2 黒暗森林 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前巻では人類に絶望した葉文潔が宇宙に向けて発信したメッセージが三体世界に到達した。折しも、新天地を求めていた三体世界は地球へと侵略艦隊を送り出した。さらに、三体世界は地球侵略を確実にするために智子というスーパーコンピューターも送り込み、人類の科学の発展などを阻害することにした。
    それを迎え撃つために、世界は智子の監視の及ばない思想の世界で対抗するため面壁計画を策定し実行することに。その一人には、葉文潔から宇宙社会学の概念を打ち明けられた羅輯も含まれていた。一方で、三体世界側も面壁計画を破るべく破壁人を指定して、面壁人に対抗していき、次々と破れていく。

    最後の一人になった羅輯が理論をもとに三体

    0
    2024年05月12日