樋口耕太郎のレビュー一覧
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愛することが人の幸せにつながると主張する本。哲学的な内容が多く、すぐに理解できない部分もあるものの、とても本質を突いた内容が多く、私はとてもためになる良書だと思う。
まずは資本主義に関する主張。資本主義とは資本家、投資家が株式会社の従業員から利益を抜き取る仕組みであり、継続させるのは無理ゲーであると。
近年M&Aや黒字リストラ、AI活用による利益増加など、変化の激しい時代になっているが、資本主義構造が破綻に近づいている予兆だとどうしても感じてしまう。恐ろしい。
ただ見方を変えれば、投資家になれば搾取する側に回れると言うことであり、トマピケティのr>gの主張とも一致するのは凄いと思った。
あ -
Posted by ブクログ
ネタバレ・上司が部下の関心に関心を持つとき、上司の言葉は贈り物になる。
・「ようこそ」と言いながら、目の前の顧客を騙すシステム
・真の顧客のニーズ「頼むから、私に嘘をつかないでくれ!」「誰か、私の話を聞いてくれ!」
・オープンであることには、絶大な問題解決の機能がある。企業最大のコストが嘘のコストであり、人間の最大の問題の一つが、自分自身につく嘘だからだ。開示できないものには、ほぼ例外なく嘘がある。それは誰かが得をするためである。
・それは、人や社会の役に立つか?それは、あなたが心からやりたいことか?
・すべての上場企業は反社会的である。
・人間の幸せのための経営:愛に生きる事業者と愛の経営にコミット -
Posted by ブクログ
沖縄が抱える問題の根幹的な原因は低い自尊心にあると書かれていた.
自分を愛すことができないから,他人の挑戦や努力を認めることができないと.
補助金などの外的要因が絡んでいることで,自尊心の問題が沖縄では色濃く出ているが,同様の問題は日本でも起きている.
沖縄の問題を知っていく中で,本土に住んでいる自身の行動や認識を改めて見つめ直すきっかけとなった.沖縄に行きたいな~
↓の文章が刺さった.
> 自分を愛していない人の「心の穴埋め」は時に脅迫的だ.
> ・・・
> 自分の思う通りに事が進めば,自分の心の穴が少し埋まるような気がして,
> その一瞬だけ安心するが,誰かが自分 -
Posted by ブクログ
著者は序文で「沖縄は、見かけとはまったく違う社会である」と述べているが、本書を一読して、自分の沖縄観について目から鱗が落ちることが多々描かれていて知的興奮を覚えざるを得ない読書体験となった。
ひとつひとつ取り上げたらキリがないくらい沖縄社会に対する鋭い考察がたくさん記述されている本書だが、特に第2章「人間関係の経済」では沖縄社会が本土以上に息が詰まる村社会であることが垣間見れてとても知的興奮を覚えました。
また、貧困が沖縄社会を支えているという本書で描かれている事実はいろいろと考えさせられました。著者は本書の中で人は自尊心が低いままだと向上することが難しいと論じてますが、その考えには自分も強く