亜尾あぐのレビュー一覧
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ネタバレかつて"氷の王子"と呼ばれていたウィリアム殿下と、その殿下の婚約者の伯爵令嬢リリアーナ。
2人の関係は強くなっている中、ウィリアムのトラウマの元凶である令嬢がウィリアムに猛アタック。ウィリアムはトラウマを思い出して"氷の王子"状態に戻ってしまう。
2人の不仲説まで流れるが、当の本人たちは意に介さないのがちょっと新鮮。今回はリリアーナたちというより、その周囲のキャラクターたちが動いていて、リリアーナの兄やウィリアムの幼馴染兼補佐役ダニエルも結婚を決めたりしてた。
リリアーナの「地味に嫌なお祈りシリーズ」は見られたけど、リリアーナの護衛騎士ケヴィンはもう少し -
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"氷の王子"であったことを忘れてしまうほど過保護に拍車がかかっているウィリアム殿下と、その殿下と婚約中の伯爵令嬢リリアーナ。
リリアーナは留学生のクリスと友達になったものの、ウィリアムはクリスへの嫉妬を拗らせる。
そこから誤解もあり、リリアーナとウィリアムにすれ違いが生じ、リリアーナは、彼女を溺愛する兄弟のいる実家に帰るという流れ。
今回はとある事情で、リリアーナの「地味に嫌なお祈りシリーズ」が抑え目なのがちょっと残念だけど、クリスがいい性格をしていたり、リリアーナを溺愛する兄弟がウィリアムの前に立ちはだかる様子、幕間でのリリアーナの侍女モリー・護衛騎士ケヴィンのやりとりな -
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"氷の王子"が見るかげもないほどのウィリアム殿下と婚約中の伯爵令嬢リリアーナ。隣国から王女が来訪し、ウィリアムが(不本意ながら)王女の対応で多忙になると、リリアーナは王城を抜け出してお出かけ。それを楽しむなどしていたものの、周囲の話や王女の様子になんだかもやもや。ウィリアムとリリアーナのすれ違い方というか、解釈の斜め上具合が傍観者としてはなかなか楽しめる。また、今回も「地味に嫌なお祈りシリーズ」がバリエーション豊かで楽しい。
個人的には、本編に関係ないけれど、幕間でウィリアムの弟の話が描かれたのが読めて満足。メイン2人の周りのキャラクターたちも色々と動き始めて、その辺りも微 -
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王子なんて全く興味のない伯爵令嬢のリリアーナが、「都合がいいから」と"氷の王子"ことウィリアム殿下の婚約者になってしまう。婚約解消を目指していたのに、ウィリアムが予想外にリリアーナを気に入り、距離をいきなり近づけてくる。リリアーナはウィリアムからだけでなく、家族にも溺愛されウィリアムの両親(国王と王妃)からも可愛がられるが、その様子も微笑ましい、思考がちょっと残念な小動物系令嬢。彼女の「地味に嫌なお祈りシリーズ」が地味に楽しい。ウィリアムの変貌ぶりがいっそ清々しいなとも思うが、全体的に平和で微笑ましい感じに話が進んでいくので、穏やかな気持ちで読めて、所々クスッと笑える。
ウ -
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可愛らしい終わり方でした
作者さんがあとがきで書いていらっしゃるのですが、web版とラストが違うようです。編集さんに「恋人同士になる展開が早い」と言われたからだそうですがナイスアドバイスだなぁと感心しました。
この終わり方なら2巻として王宮編として出せそうですし、出せなくても今後の二人に期待できる終わり方で可愛らしかったです。 -
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薬屋を営むシルル=ベディートには、他の人間には見えないモノが見える。
それは人の頭の上に現れ、感情や少し先の未来を知らせる色の帯。
その力のせいで、お店は薬より「占い」ついでのお茶の方が売り上げが良いしまつ。
今日も女性に囲まれている、巷で一番の美男子で恋多き男、花の騎士と謳われるエクトル=アルデルデ。
笑顔で対応しているが、実は女性を嫌っている色がシルルには見えていた。
ひょんなことから、そんなエクトルを助けてしまったシルルは、彼に付き纏われるようになり。
秘密を抱える薬師のシルルと、生まれついた美貌で女性不審になった騎士が徐々に歩みよっていくお話。
淡々としたシルルがいい味だしてます。 -
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すれ違い
ちょっとすれ違いが些細な事過ぎて正直くだらない。
わざわざエピソードとして読む様な事でも無い様な中だるみ感が……。
デレデレしてる時のウィリアム殿下もちょっとキモくなって来たし。
次巻以降読む価値があるのかなぁ。
最初の頃はホント面白かったんだけど残念。 -
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聖女召喚で、2人召喚されちゃった。
そして、カイル王子は、アイラしか目に入らなかった。
まあ、アイラは、10代だから仕方ないんだろうけど、カイルもアイラも、私は好きになれない。
セイの物語が、凄く素敵だったせいかなぁ。