島村華子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【育児の「当たり前」を見直すきっかけをくれる一冊】
もうすぐ3歳になる息子と、最近生まれた弟の育児に奮闘しています.息子のイヤイヤ期が本格化し、さらに弟ができた環境の変化も相まって、親としてどう向き合うべきか悩んでいたタイミングでこの本を手に取りました.
本書は、子育ての軸を親のコントロールから子どもとの信頼関係へとシフトさせてくれる、まさに目から鱗の内容でした.
特に心に響いたのは、条件付き子育てのリスクです.これまで良かれと思って「上手にできた.えらいね」「お兄ちゃんだから我慢しようね」といった声かけをしていましたが、これがまさに子どものありのままの姿を条件づけ、愛情がなければ認め -
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Posted by ブクログ
シンプルにいい本でした。
子供との接し方について、一貫して、誠実に向き合うことと、賞罰でコントロールしないこと、ジャッジしないこと、一人の人格として敬うことなどを挙げています。
そして、条件のない普遍な愛情やアクティブリスニングで、「あなたは大切な存在だよ」と伝えること。
派手さはないですが、これぞ真髄ですね。
「あなたが〇〇で〜」のようなyouメッセージではなく、「私は〇〇に感じたの」というIメッセージを使用することも、ベーシックながら必ず押さえておきたい会話術です。
相手を否定することなく、自分の気持ちを伝える、そして「自分の考えと相手の考えは違うんだ、それは私を否定しているわけではない -
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Posted by ブクログ
褒め方、叱り方が根拠に基づいて具体的に示されていてとても興味深かった。
自分もすぐに「すごい」と「えらい」を使いがちだから、少しでも具体的にフィードバックしたり子どもが喜んでいることを分かち合ったりしていきたい。
実際、褒めようと思ってもすごいや偉いに続く言葉が出てこないと感じることがある。褒めのボキャブラリーが乏しいのかも…。
本書に書いてあるような声かけは、こちらに心の余裕がないと難しいなと思うけど、著者の最後のメッセージにとても励まされた。
「反省・成長を繰り返しながら、自分にできることをできる範囲でやる、ふに落ちたことをやってみる、そして我が子をたくさん愛してあげる、そんなリアルな子 -
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匿名
購入済み子供目線で考えられた
親目線だと愛しているつもりでも、子供から見たら大切にされてないと感じてしまう行動がたくさんあると勉強になりました。子育ては簡単なことではありませんが、それでも毎日愛情を伝えるように心がけたいです。
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Posted by ブクログ
子どもを1人の人間として尊重。
子どもへの愛情は、見返りを期待しない贈り物のつもりでやる!
褒美や罰を与える接し方は短期間しか効果ない。
無意識に自分達は子どもに大人に迷惑をかけない子どもにさせようとしていた。
子どもを信じて、共に解決を心がける。
できたときに、プロセス褒め
どんなところを意識した?がんばったをきいて?
質問して褒めるなどもいい!
本心で褒めるならすごいもいい!
叱り方は
理由を伝える。影響やダメな理由を伝える
子どもの話はよくきく!!
応援する。励ます。信頼する。
尊重する。違いを話し合う。受け入れる。
おさえつけず、自立させるための接し方をしていきたい -
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Posted by ブクログ
ネタバレ自分のやってしまっていることが、推奨されないことばかりであることに気づく。
1番印象的なのは、親が子供になって欲しい理想像に対して、親の接し方は合致しているのか、という考え方。自由で柔軟な子に、という願いにしたいして、自らの振る舞いが子供を囲い込み、条件を与えて実行させ、しこたま結果で褒めていたらそうなるはずがないと痛感した。
すごいじゃん、早いね、さすがお兄ちゃん。などを多用していたが注意しようと思えた。
もう少しプロセスを深堀し、本人がすごいと言う言葉だけでなく、何がすごかったのかを意識できるようにしてあげる。
子供と話すときに、"子供"という色眼鏡で見ていないか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ褒めるときは、子どもの結果に注目せずに、プロセスに注目して褒める。
褒めるためには、しっかりと子どもを日ごろ観察し、経過を見守る。
具体的なところを伝える、共有することでも褒めることになる。
叱るときは、目の前の子どもの行動の結果ではなくて、どうしてそうなったかまで、考える。
共感し、どうしていけないのかを説明すること。
相手を責める言い方は、反抗したくなるため、しない。
感想
原則としては、理解できるのだが、実践できそうかと言われると冷静にこんなことは言ってられないなぁと自分の未熟さを感じる。
咄嗟に上手な褒め言葉は出ないし、叱るときは、親自身が怒りの感情で冷静になれない。
ただ、マイン -