島村華子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ◎感想
・子育て中につい子どもの行動を理解せず価値観を押し付けてしまうが、子どもは興味や欲求に忠実なだけだと再認識できた
・大人も子どもの目線に立つように意識したい
・酸素マスクの例え話がとても良かった
・子どもへの反応や会話に迷った時は、状況中継(パラレルトーク)をしようと思った
・おざなり褒めをしてしまいがちなので、もっと具体性のある褒め方や会話をしなければいけないと感じた
・パジャマを着せたいときの声かけが非常に参考になった
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◎参考になったことまとめ
【親の心構えとメンタルケア】
◯ 親のケアを最優先する(酸素マスクの法則)
・飛行機の酸素マスク同様、まずは親が先につける(親が意識を失うと子どもにつけられないため)
・親の精神状態は子どもに影響する。限界のときは音楽を聴くなど、親のケアを優先して問題ない
◯ 自分基準の完璧を求めない
・「大人の綺麗」と「子どもの綺麗」は違うと心得る
◯ 受容と境界線のバランス
・できたことがあっても「できない」と言ってくる甘えの時は受け止めてあげる
・すべての行動の受容や要求への迎合はせず、境界線を引きつつ選択肢の提案やゲームを取り入れて楽しく協力する
【怒鳴らない伝え方と叱り方】
◯ 怒鳴らない4ステップ
・怒鳴ると論理的に考える機能がフリーズし、反省に繋がらない
・【発見(絵本を破った)】→【一呼吸おく】→【共感(破りたかったんだね)】→【言いたいこと伝える(破ると読めないからやめようね)】
◯ 叱る前に考える3つの軸(Why・What・How)
・【Why】なぜその行動をしたか(例:床に落ちてる食べ物が美味しそうに見えたのかな)
・【What】子どもに何を伝えたいか(例:落ちたものは食べないでほしい)
・【How】メッセージをどう伝えるか(肯定的な言葉に変換し、記憶に残りやすいよう3文節くらいの短い文で伝える。例:お皿の上のご飯を食べようね)
【褒め方とコミュニケーション】
◯ 「おざなり褒め」「人中心の褒め」をしない
・「すごい」「上手」「さすが」「えらい」などのおざなり褒めは、何を褒められているか分からなくなる
・外部からの承認でしか自分の価値を見出せなくなり、承認欲求が強くなってしまう
・性格、能力、外見などの人中心の褒めは、何かを成し遂げるよりプライドを守ることに重きを置いてしまう
◯ 具体的な対話(パラレルトーク)
・褒めることで大事なのは評価ではなく会話
・子どもの行動を実況中継する「パラレルトーク」でプロセス(過程)を具体的に褒める
◯ 思考力と言葉を育てる工夫
・絵本を読むことで、語彙力が高まり起承転結を考えられるようになる
・絵本以外でも、自分の行動を描写する「セルフトーク」と子どもの行動を描写する「パラレルトーク」を行う
・「うん」「いいえ」で終わらない質問や、次の展開を予想させる質問(例:この砂に水をかけたらどうなるんだろうねえ)で考える力を刺激する
【日常のシーン別アプローチ】
◯ お片付け・食事
・片付けをしてほしい時は、「赤のブロックだけ」「音を出さないように」などゲーム性を持たせる
・座って食べられず歩いてしまう子には怒らず「一緒に座ってご飯食べるの楽しいなあ」とポジティブに声をかける
・悪い行動のときだけ叱るのではなく、良い行動のときにも声をかける
◯ お着替え(パジャマ)
・パジャマを無理やり着せず、お風呂の前にパジャマやオムツの柄を選んでもらい、自立心への心理的欲求を満たす
・お風呂から出るタイミングで「着るの楽しみだね」と意識に出す(短期記憶が発達中のため言葉がけで思い出させる)
◯ トイレトレーニング(トイトレ)
・自分の身体が「おしっこしたい」と気がつくことが一番大事
・親がトイレに行く時に「おしっこしたいからトイレ行ってくる」と声かけをして見本を見せる
・成功時は「自分で気づけたね!」「パンツが濡れなかったね!」と具体的に褒める(シールなどのご褒美で釣るのは良くない)
・子どものペースがあるため急かさない
◯ 新しいことへの挑戦
・「見せる」と「伝える」を分ける
・やり方を言葉で教えずに、できるだけゆっくり実際の行動で見せる
◯ 秩序への敏感期(2歳〜5歳頃)
・予測可能なルーティン(規則性)に安心感を覚える時期 -
Posted by ブクログ
【育児の「当たり前」を見直すきっかけをくれる一冊】
もうすぐ3歳になる息子と、最近生まれた弟の育児に奮闘しています.息子のイヤイヤ期が本格化し、さらに弟ができた環境の変化も相まって、親としてどう向き合うべきか悩んでいたタイミングでこの本を手に取りました.
本書は、子育ての軸を親のコントロールから子どもとの信頼関係へとシフトさせてくれる、まさに目から鱗の内容でした.
特に心に響いたのは、条件付き子育てのリスクです.これまで良かれと思って「上手にできた.えらいね」「お兄ちゃんだから我慢しようね」といった声かけをしていましたが、これがまさに子どものありのままの姿を条件づけ、愛情がなければ認められないという不安につながる可能性があると学びました.下の子が生まれてから、無意識に長男に「お兄ちゃん」であることを強いていた自分に気づかされ、深く反省しました.
本書が素晴らしいのは、こうした問題提起だけでなく、具体的な代替案が豊富に示されている点です.
叱るのではなく「わたしメッセージ」で伝える:
「〜しなさい!」と命令するのではなく、「〜してくれると、私は助かるな」と自分の気持ちを伝える方法.これにより、子どもは責められていると感じずに、他者の気持ちを考えるきっかけを得られるという点は、すぐにでも実践したいと思いました.
子どもの気持ちを代弁する「アクティブ・リスニング」:
イヤイヤで癇癪を起こしている時こそ、頭ごなしに否定せず「〜が嫌だったんだね」と気持ちを言葉にして受け止めてあげる.この傾聴の姿勢が、子どもの中に安心感と、自分で考える力を育むというアプローチは、まさに今私が求めていたものでした.
この本は単なる育児テクニック集ではありません.子育てにおける親自身のあり方を深く見つめ直し、子どもを一人の人間として尊重するとはどういうことかを教えてくれます.
育児に少し疲れを感じている方、子どものイヤイヤ期や兄弟関係に悩んでいる方に、ぜひ手に取っていただきたい良書です.私もこの本を羅針盤として、子どもたちとの関係をより良いものにしていきたいと思います. -
Posted by ブクログ
シンプルにいい本でした。
子供との接し方について、一貫して、誠実に向き合うことと、賞罰でコントロールしないこと、ジャッジしないこと、一人の人格として敬うことなどを挙げています。
そして、条件のない普遍な愛情やアクティブリスニングで、「あなたは大切な存在だよ」と伝えること。
派手さはないですが、これぞ真髄ですね。
「あなたが〇〇で〜」のようなyouメッセージではなく、「私は〇〇に感じたの」というIメッセージを使用することも、ベーシックながら必ず押さえておきたい会話術です。
相手を否定することなく、自分の気持ちを伝える、そして「自分の考えと相手の考えは違うんだ、それは私を否定しているわけではないんだ」と暗に伝わるのも大事ですね。
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Posted by ブクログ
褒め方、叱り方が根拠に基づいて具体的に示されていてとても興味深かった。
自分もすぐに「すごい」と「えらい」を使いがちだから、少しでも具体的にフィードバックしたり子どもが喜んでいることを分かち合ったりしていきたい。
実際、褒めようと思ってもすごいや偉いに続く言葉が出てこないと感じることがある。褒めのボキャブラリーが乏しいのかも…。
本書に書いてあるような声かけは、こちらに心の余裕がないと難しいなと思うけど、著者の最後のメッセージにとても励まされた。
「反省・成長を繰り返しながら、自分にできることをできる範囲でやる、ふに落ちたことをやってみる、そして我が子をたくさん愛してあげる、そんなリアルな子育てでいいのだと私は思います」 -
匿名
購入済み子供目線で考えられた
親目線だと愛しているつもりでも、子供から見たら大切にされてないと感じてしまう行動がたくさんあると勉強になりました。子育ては簡単なことではありませんが、それでも毎日愛情を伝えるように心がけたいです。
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Posted by ブクログ
今回読んで印象に残ったのは、子どもを褒めるときも叱るときも、結果ではなく「過程」に目を向けることの大切さです。
褒める場面では、能力や性格ではなく、努力や挑戦した姿勢、工夫した点を認めることで、子どもは「頑張れば成長できる」と前向きに考えられるようになると学びました。また、さまざまな方法を試すことを認めてもらえることで、失敗を恐れず挑戦する力も育まれると感じました。
一方で、叱る場面では、「ダメ」「違う」と頭ごなしに否定するのではなく、なぜその行動が良くないのかを説明し、努力や過程にも目を向けながら、親自身の気持ちを素直に伝えることが大切だと学びました。
子どもの自己肯定感を育てるためには、褒め方も叱り方も一貫して子どもの成長を支える関わり方を意識することが重要だと感じました。私自身も、結果だけで判断せず、日々の努力や挑戦を認め、子どもが安心して成長できるような声掛けを心掛けていきたいです。