浅枝大志のレビュー一覧

  • 爆速成長マネジメント

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    ネタバレ

    成長というキーワードから手に取った一冊
    各著名CEO、創業者、投資家が出てきて面白い
    各要素のつながりも丁寧に語られており素晴らしい
    冒頭のアンドリーセンとの対話一つとっても非常に示唆に富む部分

    メモ
    ・PMF後にすべきこと三つ
      市場を獲る(流通させる)
       市場に行き渡る方法を考え出す
       独占的なシェア獲得する方法を考え出す
      次のプロダクトを成功させる
      残り全部

    ・生き残るための戦術
      商品開発、市場シェア拡大に向けた活動
      流通網の構築
      M&A

    ・ネットワーク効果は普及と同スピードで減退しうる。

    ・CEOの責務
      自己管理、直属メンバー管理、取締役管理

    ・タイムマネジメント
      権限移譲 コーチング、優秀な採用
      カレンダーの振り返り やめるべき会議
      ノーと言う

    ・優秀な事業開発人材
      本質的な馬力がある賢い人
      頭脳明晰でコミュニケーション能力に優れている
      交渉条件に関して創造的で物おじしない
      完遂能力
      段取り上手、取引の仕組み化能力がある
      細部にこだわる
      弁護士のような意識
      企業文化への適応、会社を第一にする意識
      組織内で横断的に良好な関係を構築できる
      現実的で全体像を意識し続ける
      パートナーのニーズとマーケットのニーズを理解している
      粘り強い
      しぶとい
      正しいモラル意識がある

    ・強い文化を作る方法
      強力な採用フィルターをつくる
      日頃から会社の価値観を社員に伝える
      パフォーマンスだけでなく、企業文化の面でも社員を評価する
      企業文化と合わない人には早めに対処する
      
    ・景気後退時にすること
      預金残高に注意する
      社員に説明する
      景気後退にチャンスを見出す

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    2023年07月24日
  • 爆速成長マネジメント

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    ・市場独占を目指すべきで、プロダクト志向よりもむしろ流通網志向(最初のプロダクトが流通網となり参入障壁となることを目指す)
    ・創業者マインド「この事業が成功するのはわかっている。私が成功させる。そのリスクと困難を受入れ、血と汗を費やし、批判に耐え抜きやり切ってみせる。」

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    2023年02月15日
  • 爆速成長マネジメント

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    業界のエキスパートがスタートアップの成長をマネジメントする上で重要なポイントをインタビュー形式で回答している。人材マネジメントからプロダクトマネジメント、資金調達やM&Aまで幅広いテーマがあり、気になるポイントから読み進めても全く問題がない。印象深かったポイントとして、冒頭で述べられているテック企業は「流通中心思考」という考え方で、ネットワーク効果は過大評価されているという点。プロダクト中心思考ではなく、一つ目のプロダクト自体が流通網となり世界展開を可能とするという考え方は本書で初めて見た。

    0
    2023年02月12日
  • 爆速成長マネジメント

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    『爆速成長』
    【A;書籍特徴】
    ①グーグル、BOX、Facebook、リンクトイン、ツイッターをはじめとしたアメリカTECH企業の
    ②経営陣、かつ創業当時から成長ステージまで体験している人物が
    ③自身の経験と学びを語っていること。
    ↓
    ・MBAの綺麗な理論ではなくて、実践を理解できること。
    ・インタビューのあとに、まとめまで存在すること。
    【B;こんなひとにおすすめ】
    アメリカTECH企業の経営の考え方と実行に関心があること。
    ※C;の通りテーマに網羅性ありのため、自社の優先課題から読み進むこともできる。
    ------------
    【C;書籍内容】
    1.基本
    グロース/規模の成長を追求するからこそ「工夫」をする。
    2.財務
    景気後退局面こそキャッシュを蓄積。
    定量;運転資金36か月分。
    定性;利益率低事業&組織にメス。
    3.資金調達
    上場後資金調達。長期保有/機関投資家を狙え。
    4.製品/価格戦略。
    値上げせよ。
    メリット
    ①参入障壁有無の確認。
    ②キャッシュ増→成長投資へ加速。
    5.顧客
    ターゲット市場100%網羅する戦略はあるか?
    6.採用
    12-18カ月先の課題に対する組織。
    採用する職種・役割に対する1)技術2)非技術の要件決め。
    7.評価
    軸;
    ①パフォーマンス。
    ②文化/理念の体現。
    理由;
    組織・員数の拡大→文化に雑(ま)じり→定期清掃。
    8.取締役会
    3要素が見えるように。
    ①プロジェクト②進捗③課題。
    メリット;
    外部取締役から③のアイデア、リソースの機会づくり。
    9.幹部会
    幹部が経営課題への①認識②解決の考察機会とすること。
    理由;CEOにとって既知の事実が多いため。経営レベルをあげていくため。
    10.広報
    目標;機能演繹的な広報活動。
    内容;強化したい領域*ネタ*ストーリづくり→対象領域での認知UP。
    11.M&A
    重要度低;チーム、プロダクトのM&A。
    理由;代替がありうるから。
    ――――――――
    重要度高;戦略的M&A
    理由;ワンチャンスだから。
    ①未来の競合になりうる企業。
    ②競合企業にとられたらアウトな企業。
    ③自社のアセット・資産では充当できない領域。
    12.オーナー系企業のM&A
    ポイント;
    オーナーの①経済的要望②組織的な要望を押さえること。
    理由;
    買収後オーナーがやりたくない領域②の提供。
    ↓
    オーナーのメリット多=M&Aが成立しやすくなるから。

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    2023年01月22日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    リーダーシップと企業文化の関係性を、偉人の振舞いや他書から紐解き詳らかにした本。なぜ、企業文化が大切なのか、文化を醸成するには行動が必要かを腹に落とすことが出来る。

    以下、備忘として印象的なフレーズ。
    ・文化に沿わない行いを見聞きしても対処しなければ、それが自分たちの新しい文化になる。ビジネス環境が変化し、戦略も変わっていく中で、企業文化も環境に合わせて変わり続けなければならない。目標は動くものなのだ。
    ・人間が触れ合うときに必要なコミュニケーションの量は、信頼の量に反比例する。
    ・リーダーが率先して行動しないかぎり、文化は花開かない。

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    2022年11月26日
  • 爆速成長マネジメント

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    積読状態のものを取り出して読んだ。起業を考えている人はこれを読んで少なくともこれからこのようなことが起こるから理解しておけと予め筋道を作ってくれているようなもの。経験者のインタビューが豊富なのは嬉しい。
    2000年から2010年代代の話が多そうにも思われるので、2020年代に置き換えた時に何が違うのかはもう一段考える必要があるか。
    ページ数は多いがさらっと読める。

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    2022年08月02日
  • 爆速成長マネジメント

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    海外のイケてるスタートアップの事例中心で「自分は当事者から遠い立場なのでほんとに参考になるかな?」と思って読み始めましたが、前半部の組織や採用に関しては日本の中小企業にも参考になると思います。

    「どのくらいの先の未来を見据えて、それぞれの企業活動に意思決定していくべきか?」の目安にはなります。

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    2022年05月13日
  • 爆速成長マネジメント

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    超書 多産多死を繰り返す、テクノロジースタートアップについて、本文と、さまざまな起業家とのインタビューを実例として解説されていて、内容もかなり濃いものです。

    コミュニケーションの方法、組織論、人材の採用から解雇等、スタートアップでなくても参考になる内容が、戦術ベースとして、具体的に、数字、手順、視点などが描かれています

    21世紀の企業組織論としても、参考になりました。是非ご一読をおすすめします。

    気になった点は、次です。

    ・スタートアップとは、死ぬことが前提の脱出ゲームである。崖から飛び降り、落下中に飛行機を組み立てるようなもの
    ・CEOは、週1度確認して、自分がどう時間を使っているかを確認する。重要でない仕事は、切放す方法を考える
    ・CEOがやるべき重要なことのひとつは、はっきりノーということ
    ・自分の取扱説明書をつくったらどうか
    ・企業文化は、ステージによって変わっていてもよい。
    ・組織構造に正しい答えなどなく、実用性に基づいた判断を積み重ねていくしかない。
    ・人材は、12~18か月前に採用する。  等々、多数

    構成は以下のとおりです。(各章は、本文と、創業者のインタビューからなっています)

    イントロダクション
    ・プロダクト・マーケットフィットの次を考える マーク・アンドリーセン

    第1章 CEOの役割
    ・意思決定と幹部マネジメント クレア・ヒューズ・ジョンソン

    第2章 取締役会のマネジメント
    ・取締役/CEOの交代とガバナンスの重要課題 リード・ホフマン
    ・取締役会のマネジメント ナーバル・ラビカント

    第3章 人材の募集、採用、マネジメント
    ・CEOの成長痛 サム・アルトマン

    第4章 経営チームをつくる
    ・経営幹部の採用、マネジメント、解雇 キース・ラボワ
    ・COOを雇うこと アーロン・レビイ
    ・スケーリングは人数のことではない マリアム・ナフィシー

    第5章 爆速成長期の組織構造
    ・ウルフを呼ぶ:組織の穴を埋める「ギャップフィラー」という仕事 ルチ・サンビ
    ・文化は委任できない パトリック・コリソン
    ・多様性は十分条件ではなく必要条件 ジョエル・エマーソン

    第6章 マーケティングと広報
    ・嵐を乗り切るマーケティングと広報部隊をつくる シャノン・スタボ・ブレイトン
    ・本当に必要な広報チームのつくり方 エリン・フォース

    第7章 プロダクトマネジメント

    第8章 資金調達と企業評価額
    ・株式公開する理由 キース・ラボワ
    ・レイターステージの資金調達をハックする ナバール・ラビカント

    第9章 M&A
    ・ユーザーと世界のために、責任をもってスケールする ヘマント・タネジャー

    付録 やらない方がいいこと

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    2022年02月06日
  • 爆速成長マネジメント

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    起業家にオススメの本、当事者にならないと実際読んでいても身にならないが、マネージャー視点でも非常に役に立つ内容が書いてある。
    自分の取扱説明書を作成する、採用したい人のスペック、求める人材像についても言語化するなど、言語化の重要性についても改めて理解できる。
    フェーズごと、つまりは自分の置かれている立場が変わるごとに読む章が変わるだろうし、経験と交えて感じる内容も異なるので、ぜひ起業家や企業内で上位に立つマネージャーの方に一読しても良いと考える。

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    2021年10月16日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    ネタバレ

    ベン・ホロウィッツが企業文化の構築のノウハウを、自身の体験と他者の経験や歴史から学んだ情報とを織り混ぜて、体系的にまとめた本。最近読んだ本の中で、一際その内容に引き込まれた本だった。

    ・口先であなたの望みを伝えるだけでは文化は変わらない。差し迫った必要があることを部下に実感させなければならない。(p.174)

    ・どの企業文化でも最も重要な要素は、社員が会社を気にかけているかどうかだ。彼らは自分の仕事の質を気にかけ、会社のミッションを気にかけ、良き市民であることを気にかけ、会社が勝つことを気にかけている。ということは、企業文化が成功するかどうかは、その会社でどんな行動が報われるかに大きく左右される。仕事について気にかけると報われるのか?それとも、これっぽっちも気にかけないほうが得をするのか?社員が努力して何かを変えようとしたり、新しいアイデアを提案するたびに、官僚体質や優柔不断さや無関心に阻まれていれば、文化は傷つく。会社を前進させた社員が認められ報われるたびに、文化は強くなる。(p.236)

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    2021年06月13日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    何回も読める必読書。リーダーの行動が全てのカルチャーの源泉。カルチャー無くして事業戦略は成り立たない。ビジョン・ミッション以上にこのカルチャーをより言語化する事、体系化することが大事。

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    2021年04月11日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    読んでいる最中に、何度も自身の仕事に引き付けて自然と考えさせられました。読み終わるのにめちゃ時間かかりましたが、この本はそれだけ今の私に、「文化を体現するにはどうすべきか」ということについて、多くの気づきと導きを与えてくれる本だったのだと思います。

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    2021年02月13日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    歴史と実学をこんなに上手く融合して考えられる人ってそうそういないよなぁ。すごい

    まだ社会人にもなってないから企業文化は考える必要もなかったけど、
    いつか読み直して、自分の身にしみる本になっていたいな。

    自分の修論も、彼みたいに、実生活で生きるような教訓をかけるように整理しなおしたい

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    2021年01月21日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    組織文化のあり方について書かれた本。
    トゥーサン・ルーベルチュール(ハイチの奴隷解放運動を率い成功させた人)、シャカ・サンゴール(元囚人、刑務所の囚人のリーダーとなった人)、武士社会、チンギス・ハンの4の事例に基づき、それぞれの組織文化について語り、現代の事例に当てはめる形を取っている。
    組織文化を形作るもののなかで印象的なものを1つ挙げると
    ・ショッキングなルールを作ること
    というものがある。ショッキングな内容は鮮明に頭に焼き付き、新参者にも文化を理解し易くするため、有効であるというもの。
    また、文章を通じて、経営者が正直で、文化に沿った行動を取ることの重要さが書かれており、いい組織の有り様を学ぶ上でとても参考になる。
    企業経営をする人、昇格して部下を率いることになった人等におすすめです。

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    2020年11月04日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    文化とは言葉であり、言葉とは思考であることを書いたのは、『1984』のジョージ・オーウェルだ。
    『1984』の世界では、ニュースピークという曖昧さや政治的意味合いを排除された言葉が生まれた。
    政治的な意味合いを含んだ言葉が奪われた結果、政治的なことを考えることができなくなり、そのような会話の存在が消えた。
    そうして、全体主義的な管理社会の体制に疑問を抱かずに生活する文化が生まれた。
    文化とは言葉であり、言葉とは思考であり、思考が行動を生む。

    組織文化をどのようにつくるかを探求する本書でも、同じような考え方で話が展開されている。
    文化とは行動の積み重ね、リーダーの言動がメンバーに伝わり、その解釈・心象をもとにした思考およびその表出としての行動に現れる。

    そのことを、
    ・トゥサン・ルーベルチュール(ハイチの奴隷革命の先導者)
    ・シャカ・サンゴール(ただの新入りからアメリカ刑務所のギャング集団を率いて、出所者の社会復帰支援につなげている人物)
    ・チンギス・ハン(果てしない帝国を一代で築き上げた皇帝)
    といった一癖ある人物をとりあげて、
    文化を築く重要さ、文化を根付かせる大変さ、根付いた文化がもたらす効果を、
    歴史的事実と、現代社会においての企業活動における似たような事例(良い例、悪い例)なども交えながら解説している。

    組織文化が大切と言われながらも、それ自体が曖昧で不定形のものであるから、
    結局どうしたらよいのかがわからず、重要だけど緊急性の高いものでないからと文化醸成のためのアクションは後回しにされがちだ。
    それは、単月、クォーター毎、半期、通期といった目に見えやすい短期的なゴールである売上が目標設定されていることに要因がある。

    売上というものが各々の行動の上に成り立つということは自明の理だが、その行動は何から生じるか。
    責任感、義務、恩義、向上心、競争心、自己実現、現状維持、怠慢、狡猾さなど、それぞれが抱えている様々な気持ち、解釈だ。
    それらは、人の特性や過去の経験から何を大事にして行動するかは違ってくるが、そこにプラスして、組織文化によって規定される。
    「私たちの会社は、企業と人をつなぐことをミッションとしている」
    「そのためには、時にオーダーに合致しないものであっても、プロとして本当に必要なものを提案する」
    「仮にそれで失注したとしても、その行動を良しとし、チャレンジしたことを称賛する」
    「反対に、アップデートを怠る/新たな挑戦をしないことに対しては、厳しくフィードバックする」
    「その姿勢は、新卒だろうが10年目だろうが歓迎される」
    が重要視されていれば、前例に倣うことには重きを置かず、大いに新しいことを試し、ときには失敗をし、
    クライアントや社内メンバーとさまざまな対話を通して、ともにより良い結果を目指せるだろう。
    このとき、主語は「私」から「私たち」になる。「私は〜〜を大事にしている」から「私たちは〜〜を大事にしている」と自信を持って言うだろう。

    反対に、クライアントの言うことが絶対で、新しいやり方よりも前例・効率を重視し、新しい試みは無視されたらどうなるか。
    そのような組織においては、新しいものは生まれず、アップデートに必要なコミュニケーションは減り、やりがいを感じずにモチベーションが下がり、
    メンバーと会社、メンバー同士の繋がりが希薄な脆弱な組織になる。

    『WHO YOU ARE』では、偉大な文化があるからって偉大な企業になるとは限らないと断言している。
    それは仮に素晴らしい文化を築きあげても、プロダクトや提供ソリューションがダメだったらうまくいくはずがないからだ。
    ではなぜ文化が重要なのか。ホロウィッツによれば、よく重視される売上などの業績の達成度や進捗はその場でも重要だが、すぐに忘れる。
    確かに、2020年の1月の売り上げが何%達成で、いくらだったかなんてもはや覚えていない。

    一方で、「そこで働いていたときにどんな気分になったかや、そこで働いたことで自分がどんな人間になったかはいつまでも残る」と言っている
    物事がうまくいかなくても、そこで働く事自体が楽しかったり、売上達成に向けたハードワークを厭わず達成感を味わったり、
    人々が前向きに行動を積み重ねられるかどうか、その気質や気風に人をつなぎとめる拠り所がある。そこに文化の強さがあるのだ。

    だからこそ、より良い文化を築き上げることを恐れてはいけない。
    その不断の努力を手放してしまったら、自分と、自分と一緒にいる人たちの「幸せ」を掴むために。

    それを踏まえたうえで、ホロウィッツが結びの一文を読むと、先行きが不透明な時代のリーダーとしてあるべき姿が浮かび上がってくる。

    文化はあなたが何に一番価値を見出すかをしることからはじまる。その価値観を反映する行動を組織の全員が実践できるように、リーダーは努力しつづけなければならない。
    それが、素晴らしい文化をつくるということだ。それが、リーダーになる、ということだ。

    さて、自分がどんな組織文化なんですか?という言葉を向けられたとき、私たちは何と答えるだろうか。

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    2020年06月01日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    今年のベスト3に入る本だと思う。
    とても良い本。
    歴史から学ぶ企業文化の大切さ。
    数々の歴史のストーリーがとても面白く、読みやすい形となっている。
    ベンチャー企業にとってバイブルとなるべき本と思う。

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    2020年05月26日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    文化を作り上げ、守り通すには一貫性と誠実さがなによりも必要であると気づかせてくれる一冊。

    その本質を伝えるため、本書では歴史に学ぶ手法をとっている。その歴史のチョイスが秀逸であり、単純に話として面白く惹き込まれる。また武士道やチンギスハンなどアジア人にとって馴染み深いものが取り上げられているのも、我々日本人にとっては嬉しい点だろう。

    刑務所の中で作られた勢力、暴虐さで名を馳せたモンゴルの英雄。
    いわゆるビジネス書の文脈ではまずお目にかからないカテゴリだが、だからこそ強烈に文化形成の中の普遍性を感じさせてくれる。

    個人的には、ある程度大きな組織にはサブカルチャーが発生する点、文化を醸成しながらも多様性を内包することの重要性を説く点が特に刺さった。
    多様性あればこそ、文化はその時々に合致した形へと変容していけるだろう。
    強固な文化を持ちながら自己組織化し進化する、そういった組織づくりを目指したいものだ。

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    2020年05月12日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    文化は社訓や社是のようなものではない。一度つくれば終わりというものではないのだ。「基準以下の行いを放置しておくと、それが新しい基準になる」と軍隊では言われる。企業文化も同じだ。

    (引用)WHO YOU ARE 君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる、日本語序文:辻庸介、著者:ベン・ホロウィッツ、訳者:浅枝大志・関美和、発行:日経BP、発売:日経BPマーケティング、2020年、21

    「HARD THINGS(日経BP社)」の著者、ベン・ホロウィッツ氏の第2弾は、企業文化に焦点を当てたものとなった。その企業文化のモデルとなった人たちは、ハイチ革命を指揮したトゥーサン・ルーベルチュール、モンゴル帝国を築いたチンギス・ハン、またアメリカの元囚人、さらには、武士道を重んじた日本の侍と幅が広い。

    特に、1600年代には世界人口の半分以上は奴隷として使われていたというが、その奴隷制度の廃止、西半球で起こったアフリカ人奴隷の反乱の中で最も成功したと言われるハイチ革命を指揮したルーベルチュールの話は面白い。よく企業文化、戦略というと、兵法から学ぶことも多いが、ホロウィッツ氏もその一人だろう。

    長らく絶望的な立場に置かれた奴隷たちがいかに戦争に必要なスキルを身に着け、一つに纏まり、行動することができたのか。それを率いたルーベルチュールは、どのように振る舞い、奴隷たちのモチベーションを維持させ、行動したのか。ルーベルチュールから学ぶことは、企業文化を構築する上で必要不可欠なものだと知った。

    一方、ホロウィッツ氏は、偉大な文化があっても偉大なチームは作れないし、プロダクトがだめなら企業は失敗するとの指摘も忘れない。
    しかし、数々の困難を乗り越えていくには、やはり企業文化による、気風、気質にかかってくる。根底にあり、土台となり、つつみ込むもの。私は、それが、企業文化ではないかと思った。

    これらの本で紹介されている4つの事例は、いってみれば、バラバラだ。ルーベルチュールや世界最大の帝国を1000年前に築き上げたチンギス・ハンからはじまり、殺人の罪で刑務所に入りギャングたちを統率したシャカ・サンゴールまで至る。

    ただ、ホロウィッツが取り上げた4つの事例は、それぞれの分野で”何かを変えていった”人たちであることから、共通する要素も多い。
    企業文化を構築するのは、あくまでも人間である。私は、そこに属する人たちの人間らしさ、信頼、目的を共有した一体感が大事であると再認識させられた。

    本書では、日本の武士道の代表的な著「葉隠」の一文も紹介されている。
    「剛臆と言う物は平生当たりて見ては当らす。別段に有物也」
    (勇気があるか臆病かは平時にはわからない。何かが起きたときにすべてが明らかになる)(引用) 同書、119

    本書でこの一文に触れたとき、いまの新型コロナウイルスの感染拡大のことを思った。
    我が日本人は、武士道を重んじ、固有の文化を築き上げてきた。
    国民一人ひとりが勇気を持って、新型コロナウイルスを終息させる。
    いま、その目標に向かい、臆病者でない日本人、そしてしなやかで強い日本文化を再認識して、行動する必要があると思った。
    今、まさに、日本人全員が、”WHO YOU ARE”と問われているのだと。

    改めて、偉大なるベン・ホロウィッツ氏に敬意を表したい。

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    2020年05月10日
  • Who You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる

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    起業家は必読の書
    起業家のバイブル「HARD THINGS」の著者ベン・ホロウィッツが書いた2冊目。
    読んでいて染みる本。

    >自分が信じていて、実行できる文化を作る
    文化は、リーダーが信じていないものを社員に押し付けることはできない。
    本心から信じているものでなければ、文化にはならない。
    僕自身、自分がメンバーに伝えている内容と自分の言動は一致させることは常に意識している。

    >うまくいっていることを続ける
    >人はこれまでと違うことを受け入れるのは難しいし、全く新しいものを受け入れるのは不可能
    様々なチームでうまくいっていることを取り入れ続けることが重要。
    チンギスハンは、各国を占領する度に、その国の優れた制度を取り入れ続けた。
    僕も、本を読んで良いと思ったものはすぐに試してみるようにしている。

    >記憶に残るもの
    >「なぜ?」と問いたくなるもの。
    >文化に直接影響するもの。
    当たり前のことは、文化とは言えない。その企業にユニークなものでなければならない。
    これは難しいものな気がする。多くは他者から聞いたことを実行している。自社の強みを最大化し、弱みを最小化できる文化はなんなのかは考え続ける必要がある。

    >文化は変化していくもの
    文化は企業の状態によって変わっていくもの。Facebookも「素早く動いて、破壊しろ」という文化から成長するに従って「安定したインフラとともに素早く行動せよ」に変化した。
    状態に適した文化を作り続けていくことが重要。

    >顧客第一主義が業績不振につながるかもしれない
    >顧客は、自分の欲しいものがわかっていない
    車が開発される前に、消費者に質問すると、「もっと早い馬が欲しい」と言われるのはよく使われる例え話である。
    「顧客第一主義」を掲げる会社があるが、顧客の声を聞きすぎると、新しいものを生み出せなくなるかもしれない。

    企業にとって文化は、長期的な成長の推進力になる。そんな文化を作っていく。

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    2023年12月26日
  • 爆速成長マネジメント

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    数名から会社がその先より大きくなる時に起きうることとその対処が書かれてきて、良いシミュレーションになる

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    2025年01月21日