朝永理人のレビュー一覧

  • 観覧車は謎を乗せて
    思わず二度読みしてしまぃした。

    あ~騙された騙された!
    と心地よく叫びたい!

    1度だけでは❓❓❓で終わってしまいそうだったけどなるほどこう来たか。

  • 幽霊たちの不在証明
    同じ著者の『観覧車は謎を乗せて』が気になり、デビュー作も評判とのことでこちらを先に。

    今っぽい。
    まず、ミステリ以外の部分の話を。
    文体の軽妙さが、似鳥鶏のそれにも通じる、もしかしたらより「若さ」のようなもの、現役に近いものを滲ませていて、ライトノベルではないギリギリのところを突いている感じがした...続きを読む
  • 毒入りコーヒー事件
    特に最初の方なんですが、だれが喋ってるのか分からずちょっとイライラしました。
    トリックに関係してるんだろうなと思いましたが、読みづらい。。
    最後に色々解明していってスッキリでした。
    あの2人が死んでしまうのはちょっとショックでした。
    お姉さんもいい性格してんなと思いましたが、何で家族の前であんなにお...続きを読む
  • 毒入りコーヒー事件
    最後の最後にドンッと真相が出てきました。
    初めて読んだときは、頭の上に?が浮かんでいましたが、何度か読み直すとある程度理解はできました。私的には、もう少し細切れにして真相を持ってきて欲しかったかな。

    話の内容的には、トリックも筋が通っていて納得したので、ミステリーとしてはおすすめします。しかし、真...続きを読む
  • 観覧車は謎を乗せて
    短いのでサクッと読めると思ったが、最後に一気に解決に繋がり、もう一度読み直して整理したり、友人と話し合いたくなった。登場人物が多く、把握するのが大変ではあった。
  • 観覧車は謎を乗せて
    観覧車が停止してしまった間に起こる6組の話。
    途中、どの組が誰だったかわからなくなり、戻って読み返したりしたので、なるべく一気に読んだ方が良いかな。
    後半に物語の謎が一気に解けていくところが引き込まれて面白かった。
    このようなスタイルのミステリー好き。
  • 観覧車は謎を乗せて
    同じ観覧車に乗った6組のオムニバスという感じで、面白そうな予感のするコンセプト。終盤、一気に加速していくあたりから謎っぽいものが明かされていく過程、結末も驚いた。すごく作り込んだんだと思うし、ヒントはあるものの答えには近づけなかった。わかり難い。
  • 幽霊たちの不在証明
    前半は登場人物の紹介が延々と続くような印象で少し胃もたれ感があったが実は随所に伏線がちりばめられており、ラストはページをめくる手が止まらなかった。
    動機が弱いような感じはあるが犯人をつきとめる過程は面白いし学園ものならではの青春のほろ苦さも程度よく入っていて軽快に読めた。
  • 観覧車は謎を乗せて
    同じ観覧車の別々のゴンドラで紡がれる6つのストーリー。それぞれのストーリーの理由、最後に繋がる結末は面白かったです。
  • 観覧車は謎を乗せて
    複数の登場人物の視点から
    語られる形式は結構好き。

    ただし、兄弟の話は、
    あまりに唐突すぎて
    最後の最後のオチも好きではないかな。
    ※外した理由とかは、伏線回収もあり
     よかったのに…
  • 観覧車は謎を乗せて
    なかなか掴みどころのないお話。トラブルで停止してしまった観覧車の6つのゴンドラのお話が、同時並行で描かれます。これ以上は何をどう書いてもネタバレになりそうなので、この辺にします。
  • 幽霊たちの不在証明
    似鳥さん風で好み。探偵役が皆を集めて謎解きをした後の展開も好み。殺されたタイミングはあそこだろうとは思っていたので、そこまではっきりされちゃったら浮かれてた主人公にはきつい…。
  • 幽霊たちの不在証明
    謎解きパートは面白かった。可能性と時間を詰めていくところ、なかなかワクワクします。雰囲気としては古典部シリーズに似てるけど、殺人起きるし、前半文化祭パートが軽くてキツい。ボケツッコミ満載の高校生キャピキャピトーク(死語)についていけない。そこに耐え、捜査パートを乗り越え楽しい解決パートにたどり着けた...続きを読む
  • 幽霊たちの不在証明
    誰が殺されるのかは物語の冒頭で提示されていて、それを踏まえての第一章ともいえる「非日常編」は秀逸。「非日常編」で分刻みで状況が語られている通り、とてもロジカルなミステリーです。キャラの造形や会話がラノベ寄りなところは好き嫌いが分かれそうですが、ミステリーとしての出来はとてもいいです。
    ただ解説でも言...続きを読む
  • 幽霊たちの不在証明
    ラノベかと思ったら、エラリー・クイーン並の精緻さを整え、尚且つキャラを立たせてぐいぐいと読者をのめり込ませるなんて、新人さんにしてはお見事!先が楽しみ!閑寺クンの弱さが痛々しい。が、もっとキャラ立ちしててもヨカッタ。もっと弱い情けない男の子に(笑)
  • 観覧車は謎を乗せて
    観覧車の乗客達の話が次々と書かれている構成は、面白く、集中して一気に読めた。 しかし…、最後まで読んだが、話がつながった部分もあるが、全部スッキリとはならず、再読するほどの気力もわかず…なんだかモヤモヤとした読後感だった。
  • 毒入りコーヒー事件
    古典ミステリーのタイトルした今作【毒入りコーヒー事件】でしたが、『多重解決』要素がある作品で様々な角度から推理を楽しめます。

    シンプルながら考察しがいがありましたが、難解な点が少し残念でしたが充分楽しめます!!
  • 幽霊たちの不在証明
    ガチガチのロジックに拠る犯人当てミステリ。動機に無理がありすぎるという批判も見かけるが、パスル性を強調するミステリではありがちなこと。クイーンの国名シリーズにも、動機についての言及が、それこそとってつけたような一行しかないってのがあった。ただ肝心のロジックが必然性にまで高まってなくて、蓋然性レベルで...続きを読む
  • 毒入りコーヒー事件
    起承転結の転の部分では「おぉ〜!」とたまげたのだけれど。やっぱりそういうひねりがあったか!と感動までしたけれど。
    結 の部分にはちょっと解説欲しいなあ。
    朝永サンの本にはいつも悩んでしまいます。
    今回も私の理解不能な斜め上へ向かったひねりがあったようで、えへへ。
  • 毒入りコーヒー事件

    単純に見えて複雑
    文書は最初からなんだか誰目線なのか、誰の気持ちなのか分かりにくいところが多々あった

    ラストにかけてなるほど、と納得してそこには驚いたが、肝心な動機や妹や相棒を真似て話す2人とよく分からない部分も多くて、書き手によるミスリードさもあるがまゆと大出のターンはもう少しスッキリした終わ...続きを読む