古矢永塔子のレビュー一覧
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ネタバレ男性向け料理教室の女性講師と男性受講生のお話で、受講生それぞれが抱えている問題を解決しながら、料理教室に潜入されてまで探られている講師の秘密が明かされていきます。
個人的に、面白くなかったわけではないのですが、ウェットな感じがちょっと合わなかったかも。
また、講師が女性で受講生が男性なので、どうしても男女の固定化された役割がベースになり、「男はわかっていない」という話になってしまうのは、ネットでもよく見る流れだなと思ってしまいました。
女性の立場から「そうそう」と言いたくなる気持ちはあるのですが、それだけでは分断を招くだけなので、男性はどう読むのかが気になりました。 -
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元夫がクズすぎて本当に嫌な気持ちになったが、料理教室のみんなと交流を深めて立ち直るりらが強い女性になって良かった。
なんだかんだ元刑事の繁田のキャラが好きだった。
その娘の旦那さんが理解ある人で良かった。
萩原のお弁当の話はリアルだったな。手伝おうか?とか確認は必要なく動ける人であってほしい。指示待ち人間が毎日いる奥さんに同情。
お弁当も毎日作るからこそ簡単なのがいい。りらのお叱りがごもっとも過ぎた。
あらすじにもあった潜入ってワードで手にとったけど、ほとんど潜入っぽいハラハラ感ないストーリーで、ちょっと拍子抜けしたが、男性専用料理教室の講師の謎にせまるという新しい作品に出会えた。 -
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初読みの作者さん。新潮社からのメールで見て、タイトルと表紙に惹かれた。
男性限定料理教室に通ってくる男たちと、講師を務める謎めいた女性を巡るお話。
だけどもなあ、あまりいい気持ちで読めなかった。
ボーイズバーでアルバイトする佐野がボスから料理教室への“潜入”を命じられる第一話はともかく、昔気質の頑固な元刑事・繁田の第二話、女性の気持ちには全く気付けない建築家・萩原の第三話、第四話の気弱な中学生・春翔の父親も含めて、女から見る男のダメさ加減が描かれては、これでもかとぶった斬られる。
繁田のように、男は背中で見せるものと信じて生きてきた、私なんざも一緒に斬って捨てられたような気分。解説に『全女性が拍手喝采、じゃないですか、ここ』って書いてあったが、なんとも、こちらは肩身が狭い。
そういう文脈の中で、『もう少し体のラインが分かるような服を着て髪を伸ばし、軽く化粧をすれば見違えるだろうに…』みたいな男の心の声がよく出てくるのも、居心地が悪い。
そうしたぶった斬り方の割には、主人公のりら先生はさばさばしているように見えても妙に女女しているところもあったりして、最後まで“謎めいた”まま何を考えているか分からず。そもそも、どうしてあんな男と一緒になったのかな?
料理教室のお話なので色々料理が出てきたが、一番おいしそうに思えたのは、繁田が土鍋で炊いたご飯と半熟の黄身の甘みが溶け出した味噌汁だったわ。 -
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ラジオ ポッドキャストで 新潮社の中瀬ゆかりのブックソムリエで紹介されていた本です。
最初の貝柱のひもを使った料理が美味しそうで やってみたら すごく美味しかった!
と言っていたので 真夜中のビーフシチューって どんなに美味しそうなものなんだろう?
と思って読みました。
思っていたのとは 全く違う展開
小島遊りら(たかなし と読むそうだ)がやっている
男性だけの料理教室の話しです。生徒は 5人ですが 年も職業もそれそれ
なんか読んでいて 女の人の書いた本だとすぐにわかりました。
奥さんの気持ちがまったくわからず トンチンカンな亭主に イラッとする りら先生
料理の美味しさは さっぱり伝わってこない
それどころじゃない!
りら先生は執行猶予中
お腹の子供を流産したあと もう作ってやりたかったビーフシチューは 作れないでいた。
このクソな亭主だった男 新しい若い腹ボテの女と共に 亡くなった子供の墓参りに訪れる。
そりゃむかつきますわねえ!
こんなことになりそうな雰囲気に 待機していた
生徒の5人が リラ先生を守る
生徒と先生の成長ストーリー
もっとゆっくり 美味しそうな料理を感じたかったなあ! -
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ネタバレ映画会社で働く妻が、コンビニのイートインでパスタを食べる義母を見る『あなたのママじゃない』。ともに第一希望の企業に内定の決まった大学生男女。男の家にかつて一緒に住んでいた女が乗り込んでくる『BE MY BABY』。行き詰っている漫画家が、過去に喧嘩別れしてしまった共同制作者のことを思い返す『デイドリームビリーバー』。ワンオペ育児に根を上げかけている妻が、実家の団地で、幼馴染に振り回される『ビタ―マーブルチョコレート』。副担任が、学期の途中で転校してきた生徒の身を案じる『まだあの場所にいる』。の、五篇。
どれも、あえて書かないことで読者の目を欺き、最後にびっくりさせるという仕掛けがある。ネタバレします。ともに引っ越しをする準備をしている仲のいい夫婦と思わせて、引っ越しは離婚のため夫が出て行くことだったり、元カノと見せかけた女が、若い母親だったり、男同士のパートナーだと思っていたら、片方は女だったり、いじめられていたように見せかけて、いじめた側だったり、かわいいかわいいと褒めていたが、それは「XLサイズだけれど」という但し書きがつくものだったり。叙述トリックというやつ。これは、漫画、ドラマ、映画、などでは出来ない、小説ならではのたくらみだなと、改めて思う。騙された感はある。ただ、ミステリではないので、「ええー、マジか!」という頭の中がひっくり返るような驚きはなかった。 -
購入済み
映像にしてはいけない作品
映像にしてはいけない作品 である。オチまで読んで 誤解に気づくのだが、かなり騙されたような気がしていまいちスッキリしない。今どき 反ルッキズムと言われて久しいけれども「美 外見」に対する女性たちの思い入れの深さに粛然とする。ちょっと怪談風の異様な語り口が自分には合わないところもあるな と感じた。
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ネタバレ初め、桐子が顔を隠している理由を「どっち」なのだろうと思いながら読み進め、
『嗚呼、そっち側の人か…』と思ってしまった自分は、桐子とは真逆のコンプレックスを持っているのだな。と思わず苦笑してしまったけれど、
桐子に降りかかった災いを知ると無理もないなと思った
同情とは違うけれど
なんだろう、勝手に「ワタシで良かったら全然話聞くし!!」と…
その美貌を自分の個性そして強みとして受け入れ、ちゃんと『恋』が出来るようになって良かったなと
桐子が、麦ちゃんが、祥太郎くんが素敵な人生を歩めたらいいなと思った。
ただ、圭一はちょっと理解し難いかもしれないもうちょい読めばきっと圭一も心とか考え方が変わるかもと思ったけれど、圭一の変化と桐子の変化のスピードに差があったんだろうな。
多分こういう人はまた同じような事繰り返しちゃうんだよね。と思っちゃった自分はやっぱりちょっとイジワルなのかもしれない。