小池陽慈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
評論に関心がないという人にも届けたい良書です。
読書案内とあるので、最初はトピックごとに本を紹介しているのかなと思ったのですが、この本は明確なメッセージ性が根幹にあると思うので、世の中のことを少しでも考えたいと思う人、もしくは自分の狭いものの見方を変えたいと思う人におすすめしたい。
評論って雲の上のことばかり考えていると思ったら大間違いで、今この時、もしくはこれから起こるかもしれない将来について述べたもの。
私たちが意識できないことについて、たくさんのことを考えさせられるきっかけを与えてくれる、それが評論。
たとえば、私たちが使っている日本語。
この言葉を使うことに、私たちは疑問を抱くこ -
Posted by ブクログ
高校生になった元教え子に、『葬送のフリーレン』の分析を書くと約束してしまったのだが、一体、何から手をつけたらよいかと思っていたところで、Twitterでこの本が流れてきた。目次を見ると、「テクスト」を解説する項目で『フリーレン』を扱っている。買おう買おうと思いつつ、数ヶ月が経ち、満を辞して購入した。
読んだことあるマンガが『フリーレン』しかないので、とりあえず、そこだけ読んだのだけれども、内容としては、ふむふむという感じでありつつも、そういうことだったのか! という感じはない。万人がそう読むだろうという平均的な読み方を、批評理論の用語を使って価値づけている本というのが、本のつくりとしての印象で -
Posted by ブクログ
高校生くらいなら読みこなせるかな。
三部で展開されている。
一部は、プレゼンターがそれぞれ一冊の本を、自分の持つ知識を併せながら紹介する。
人文学系にやや偏っているので、そうでない世界も見たいような。
二部は、一部で紹介された全ての本について、編者と読書猿さんが対談する。
読書猿さんの対談、初めて読んだけど、この人がそもそも備えている知識(もはや教養の質)が高すぎて、怖い(笑)
『サロメ』を書いたワイルドをどう捉えるかが、プレゼンターと読書猿さんでかなり違っていて、そこが面白かった。
三部は、一部で紹介された本の一冊を、プレゼンターが読んで、感想をつなげる。
これいいな、と思った。
ビ