二月公のレビュー一覧
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いやあ3巻目もとってもよかった。
これまでの巻はアイドル声優の”アイドル”の部分に焦点が当たっていたけれど、今巻では”声優”の部分に焦点が当てられている。しかもガチだ。これはすごいなあ。
この巻で由美子は、歌種やすみは、本物の声優に向けて一歩歩き出したのだ。
思いがけないオファーから千佳と同じ作品での緊張の初収録と失敗。
真っ白になって落ち込む由美子の、でも、いいところはどんなに落ち込んでいても諦めないところ、逃げてしまわないところだ。
それはライバルである千佳がいるおかげかもしれないけれど。
彼女の演じるキャラの最後の登場回に臨む場面では上手くいくだろうかとドキドキしてしまった。
そして -
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うっわー泣いたー泣かされたー凄い良かった。
電撃『大賞』を取った一巻目も良かったけど二巻目はそれ以上に感動した。
すごいなあ。
前巻最後のやらかしからいろいろ問題ありで悩む二人なのだけど最後に千佳の母親の所為で二人とも声優をやめないといけないピンチになる展開。
やめないでいい条件に挑むラストの展開がもう感動的で涙が止まらなくなった。
それに由美子のママさんがとてもいい母親で彼女の言葉でも泣けてきた。
あと挟まれるラジオ部分の掛け合いも楽しくてほんとにラジオを聞いている気分になってくる。。
いやあ、このお話、ほんと好き。
このままの勢いで次巻も期待してます。 -
購入済み
原作の補完を越えた面白さ
上手い。単純に絵や演出も非常に上手いがそれだけでなく、複雑な心情を見事に描いたキャラクターの微妙な表情。それに、このシーンをこう描くかーと驚かされる、コミカライズとしては原作を補完する以上の魅力あふれる作品となっている。
印象最悪相性最悪から始まり、少しずつ変わっていく二人の関係の尊さ。そして仕事に対する意識。
このコミカライズと原作小説、両方読むとさらに作品が面白くなる。 -
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ギャルの佐藤由美子と根暗ボッチの渡辺千佳が、声優の歌種やすみ、夕暮夕陽としてラジオ番組をやっていく。
声優3年目であまりいい役をもらえてない歌種やすみは、売れっ子新人声優の夕暮夕陽の実力を認めながらも嫉妬し、夕暮夕陽は周りの人とすぐ仲良くなれ実力もある歌種やすみを認めていた。
最初はすごくぶつかり合いながらもお互いに認め合い、コロッケ食べたり、オムライス作ったり、お風呂入ったりして少しずつ仲良くなってく。
しかしファン?の暴走でyoutubeでプライベートを特定される夕暮夕陽。それをラジオの生放送でかばう歌種やすみ。
久々になろう系ではなく、わりとまともにキャラとストーリーをちゃんと書けてる -
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ネタバレ夕暮夕陽のアーティストデビューが決まる背景で、新時代のアイドル声優綿菓子モコが頭角をあらわにする。一方で枠移動により聴取率が低下したコーコーセーラジオを盛り返すためラジオを行脚を敢行するコーコーセーコンビ。そして圧倒的ビジュアルと愛らしさを擁したモコとともにアニソンフェスに参加する。
「拝啓、お母さま。杏奈です。」から始まるチャプター。限界を迎えていることが約束されている始まりで笑う。コーコーセーラジオコンビと別番組のパーソナリティーとの絡みは安定して面白い。綿菓子モコは声優業界に強い不信感を持っていて、やすみ、夕陽を好きな立場から見ると嫌な奴って感じだったけど、舌戦に弱いという弱点もあり憎め -
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ネタバレ大学入試とコーコーセーラジオの卒業式イベントと夕陽と結衣の共演の話。
卒業式イベントではグダグダ&ベタベタな演出ながら泣いてしまう由美子。なんだかんだ歌ってやっぱりすごいなと思った。そして声優活動の話では今回は夕陽が壁を乗り越える回。由美子が大好きな夕暮夕陽の姿を再確認し、歌種やすみに助けは求めず自分の力で結衣に立ち向かっていく。由美子に夕陽の好きなところを言わせるシーンはエモいし面白い。背中を叩かれた由美子は本当に意味不明そうで笑った。
そして最後には大学はおろか学部も同じであることが判明。学部も同じなのは意外だったけど、これは運命共同体だなあと思った。
そして最後の事務所のシーン。遂にきた -
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ネタバレ千佳とミントの親子関係を賭けたティアラ朗読劇回。
親といつもの喧嘩をした千佳が佐藤家に泊まりに来ると、そこに双葉ミントが泣きながら訪れる。ミントは親であり大女優である双葉スミレから中学受験のために声優を辞めるよう言われており、千佳や由美子のアドバイスもあり、自分の気持ちをスミレに伝えてみるが…
「佐藤、泊めて。」から始まる話が唐突で面白い。2回目に関しては天丼感も出てなお面白い。弁護士である千佳ママとスミレの舌戦は言って欲しかったことを言ってくれた感があってちょっと爽快感もありつつ、どうやって声優が俳優に劣らないことを証明するのかという物語の引きにもなっている。それにしても千佳ママの反論が舌打 -
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ネタバレ高校の文化祭を主題にした回。
受験勉強もあり、オーディションを休止して学業に専念するよう加賀崎から言われた由美子は文化祭で出店、演劇をすることになる。思い通りにいかず苦しい声優の道と比較して高校生活は楽しくて…
オーディションには落ち続け、ライバルには前に進まれ、後輩には追い付かれて。苦しい声優の道と楽しい学校生活の対比が印象的な回。それはひっくり返ることはなく、大野や森ほどになっても声優の道は苦しいと言われる。「声優に安全圏なんてものはない」、「業界の先輩がどんどん少なくなり、自分が正しいか指摘してくれる人が減る」。この作品を読んでいると声優って本当にそうだなあと思うけど、これはどんなことに -
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ネタバレ夕暮夕陽のワンマンライブ回。
以前は快く思っていなかったアイドル声優活動。それに近いアーティストとしての活動をすることになり、その際に過去にその感情を抱いていたということが心に引っかかる。過去の過ちもすべて抱えて進むと決めた千佳だったが、結局自分のためにアイドル活動をしていくことに不安を抱く。しかしそれもCDのお渡し会で払拭される。お時間でーすと剥がしの人が言っているのが少し悲しい感じもしたけど、この短い時間でも直接気持ちを伝えたいというファンの気持ちが熱い。今回は夕陽のソロライブでやすみとの共演もないが、1週間食事をお世話することになったり、招待枠の一番上が歌種やすみになっていたりとエモいエ -
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ネタバレ再びアニメでの共演が決まる夕陽とやすみ。しかしその現場はこれまでと違って進行に不穏な空気が感じられる。また主演となった後輩 高橋結衣は夕陽より上手い演技をしており、夕陽とやすみは危機感を覚える。そんな中、作画崩壊したアニメが放送されてしまい、同級生からの正直な反応に結衣は心折れそうになり、、、
今回も声優業界やアニメ業界の厳しさが良くわかる内容だった。3年目にして後ろから追い上げてくる後輩に追い抜かれそう、なんなら追い抜かれてしまったと感じる夕陽。サラリーマンなら後輩に追い抜かれたところで安定した給料は貰えるのに対して、声優の世界では仕事をどんどん奪われていく。これが実力の世界なんだなあと思っ -
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ネタバレ今をときめく乙女が働き過ぎで体調不良になり、一時休業になってしまう。休業することに強い拒否反応を示す乙女。そこには乙女の同期の声優の過去が関係していて、、、
今回は声優という職業の厳しさにフューチャーした回。どれだけ勢いのある声優でも体調を崩して長期間休業してしまうと復帰できるかわからないという世界。アニメ制作には色んな人が関わっているけど、声優の人たちに代わりの人はいない。またラジオやイベント以外で安定した仕事があるわけでもなく、今できる仕事も断るのも怖い。これが上位何%かの人気声優の話で、一方で仕事がほとんどない人たちもいるという、すごく歪な業界だなあと思った。その状態に陥ってしまった乙女 -
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ネタバレ偶然にも同じクラスにいた、実はギャルな高校生アイドル声優と、実は根暗な高校生アイドル声優が二人でラジオ番組を始めることとなる。しかしファーストコンタクトから険悪な二人。ラジオ番組、アニメ共演、ライブ、不祥事の発生などのイベントを経て二人はどうなっていくのか。
読む前は全然想像してなかった熱い物語だった。所々ラジオパートが挟み込まれていて、掛け合いも多めで読みやすさもありながら、声優ユニットの人気格差や素のキャラとの違いといった結構シビアな話もある。そんななかでも、きっかけは何であれチャンスには違いないというやすみの姿勢であったり、できる限り嘘を減らしたいという夕陽の気持ちであったり、声優への取