岡崎暢子のレビュー一覧
-
教養本というか哲学書だった。
ラテン語とキリスト教は切り離せないからきっとそうなる。
ミッション系の母校でキリスト教の授業があり、当時は「イエス様、たとえ話またキターー!」とかおちょくっていたのだが、世界の教養を学んでいたと思うと有り難い時間だった。
言語にはその国の歴史や国民性が滲み出ている。そ...続きを読むPosted by ブクログ -
スペイン語やフランス語をかじっているのですが、ラテン語系と漠然と一括りにしていて、活用の「格」が複雑…と思ってた、それらがラテン語から来ているらしい!と教えてもらいました。
そもそも惣領冬実先生の「チェーザレ」を読んでいる最中で、話の中に若いチェーザレがラテン語を理解し、きれいな発音で相手に返す、...続きを読むPosted by ブクログ -
ラテン語の名句が各章で取り上げられるのだが、その名句に含まれる一つ一つの単語が丁寧に解説されている。英語、スペイン語を学んでいる自分には、ラテン語が語源となっている英語、スペイン語の単語をいくつも知ることができて、言語の奥深さを感じることができた。
著者はキリスト教だけでなく仏教、儒教をはじめとし...続きを読むPosted by ブクログ -
優しい文章とイラスト。
書き留める言葉が多々あり。
否定せず、そのまんまを抱きしめられる私になりたい。Posted by ブクログ -
ほんとに雑談みたいなラフな話の内容から心掛けたらこの先の人生楽に生きれそうだなという格言みたいな言葉まで多様な振り幅の内容だったなと思います。
韓国の厳しい学歴社会や社会の変化の中で生きてきた作者さんだからこそ行き着いた楽に人生を生きるコツを可愛いイラストとラフな文章で伝えてくれる一冊です!Posted by ブクログ -
自己肯定感について学ぶことができました。
でも、自分が思ったよりひどい状態ではなかったのか、自分に当てはまる項目があまりなくて、そこが少し残念でした。
「自尊感情が高い人のように振る舞う」という節は参考になったので、やってみようと思います。Posted by ブクログ -
ところどころ説教っぽいところもあったが、全体的には興味深い語源や面白いエピソードが散りばめられていて楽しめた。ラテン語にはスペイン語やフランス語と共通している/似ている部分が多くあることがわかって同じラテン系言語だということを改めて感じたと同時に英語に借用されている言葉も多くあってラテン語のヨーロッ...続きを読むPosted by ブクログ
-
借りたもの。
“語学として”のラテン語教本ではなく、ラテン語格言・名言などを通して、様々な価値観、生き方の教訓を学んでゆく本。「教養」とは、ラテン語格言に込められた欧州的価値観……否、そうした地域を限定するものを超えるものを紐解いていく感じの本だった。
そこから見えてくるのは、欧州の「古代ギリシャ...続きを読むPosted by ブクログ -
自尊感情は自らの努力で回復するもの。
猜疑心
教養小説にはラブストーリーが付きもの。
成長とは、自尊感情を獲得する過程であり、自尊感情が備わると最初に求めるのが愛なため。
投影、、他人のせいにして自分を守るPosted by ブクログ -
ラテン語を通じた人生論。韓国で人気の講義、ベストセラー。名句から考察する人生。
難解なラテン語を、学ぶことを通じて人生を考察する。教養が人生を味わい深くしてくれることを教えてくれる一冊。Posted by ブクログ -
過去と未来ではなく"今"を精一杯生きる!
自分の愛し方を教えてくれる教科書のような本。
また読み返したい。Posted by ブクログ -
この本を読んで前向きになるために自分の行動や考え方を見直すことができた。最後の文章がとても印象に残った。
「どんな瞬間にも忘れないでください。あなたはジャングルの王であり、世界の中心だということを。あなたはこの世でただ一人だけの、愛されるべき大事な存在だということを。」Posted by ブクログ -
自尊感情とは?なぜ大切なのか?どのように高めるのか?などが書いてある本。
読みやすいけど、読んでて少し眠くなる。笑
自尊感情が低い私にとっては元気になれる本だった。
自分の中身や感情に対してもっと興味を持とう、もっと自分を大切にしようと思った。
他人と過去は変えられないし、自分を大切にできるのは...続きを読むPosted by ブクログ -
この著者の1冊目が結構売れてるのを知らず、こちらから読んでしまった。1冊目を読んでなくても(そして読まなくても)おそらく問題はないでしょう。
内容はタイトル通り。日常の些細なことに、あーでもないこーでもないとグダグダ…でもまあ、世の中にはいろいろな人がいるし、見方を変えれば悪いことばかりじゃないとい...続きを読むPosted by ブクログ -
題名に引き込まれて読んだのですが、読み終わったあと、肩の力が抜けて、自分の人生も悪くはないと思えました。等身大の自分を受け入れるための言い訳でも、自己肯定する方が良いし幸せなんだと思いました。Posted by ブクログ
-
「他人からの批判はその人の不安の投影。受け流しましょう。」
なんかストーンと心に入りました。
「今は安全な場所にいる。もう時間がたっている。相手は老人になっている。あなたは大人。」
なるほど。過去の傷を手放すためには何度も繰り返しこう言っていくことですね。Posted by ブクログ -
タイトルで興味を惹かれて読み始めましたが、期待以上面白かった。
はじめからただ言い訳しているのではなく、色々あった結果に言い訳して生きているというものなので、ただ単に怠惰に生きているのとは違うと思います。
器に合わせて生きるのは大事だと思います。
韓国エッセイは2冊目ですが、なかなか面白い。著者...続きを読むPosted by ブクログ -
書店でパラパラっとめくったら、
「恋人への執着が自尊感情を下げる」
「自分を信じられないと、恋人を疑い始める」
「自分を愛せない人は、愛する人と喧嘩ばかり」
「自分を愛せない人は、悪い関係を引きずる」
なんて言葉が目に飛び込んできて、
当時の自分にドンピシャで手に取りました。
今も苦しいけど、
当...続きを読むPosted by ブクログ