クソ女の美学

クソ女の美学

1,430円 (税込)

7pt

4.6

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

韓国で反響を呼んだ衝撃作、待望の日本語版!
『82年生まれ、キム・ジヨン』で話題となったフェミニズムを、漫画とエッセイで読み解く。


何をやっても非難されるくらいなら、いっそやりたいようにやって悪口言われた方がマシだと。
自分のために選択できる女がクソ女であるのなら、むしろクソ女になってやろうじゃないかと。
今、自分のために欲張ることを選んだすべての女性たちにエールを贈ります。
クソ女どもよ! ファイト!
――エピローグより


女の子のおもちゃがピンク色だけじゃない世界。
まるで犯罪行為みたいに、生理用品をコソコソ取り出さなくてもいい世界。
地下鉄で若い女の子にだけいちゃもんをつけるジジイに遭遇しない世界。…etc

私たちはただ、公平であることを願っているだけなのに。

一人の女性が“クソ女”と呼ばれる覚悟で綴った、女性たちが求める“ごく当たり前”の願いを詰め込んだ一冊。


【著者プロフィール】
著者 ミン・ソヨン
漫画家・作家。
ウェブ漫画のプロデューサーとして働きながら、自身もウェブ小説を書き始める。
好きな言葉は“文明人になりましょう”。
Instagram:@kimminseoyoung


訳者 岡崎暢子 (おかざき のぶこ)
韓日翻訳家・編集者。
韓国人留学生向けフリーペーパーや韓国語学習誌、韓流ムック、翻訳書籍などの編集を手掛けながら翻訳に携わる。
訳書に、『あやうく一生懸命生きるところだった』(ダイヤモンド社)、『Paint it Rock マンガで読むロックの歴史』(DU BOOKS)など

...続きを読む

クソ女の美学 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月10日

    この本の中の様々なエピソードの、そのどれにも共感せずに「女」として生きていくことは難しいんじゃないかな。あまりにも普段からクソみたいな扱いされすぎてて。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月22日

    女性の生きる世界を、漫画でわかりやすく描いている。
    冒頭の「ある日突然男と女が入れ替わったら?」からキレッキレ。女にとって当たり前の世界を、男女を入れ替えて見せることで、普段いかに理不尽な仕打ちを受けているか、女の私も改めて気づかされた。
    身近な夫やパートナーにフェミニズムを伝え、男尊女卑社会を変え...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月03日

    めっちゃめちゃ共感したし、気の持ちようが変わった! そんなふうに考えたらいいんだとか、周りを気にしなくてもいいんだとか思えた!

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月20日

    せめて、自分は女性差別をしないでおこう、とは思っていたけど

    多くの男が本来ダメなんだ。不甲斐ない男どもがのうのうとやっていける理由は、社会が彼らのずるさを容認しているからだ

    という説明があり、あ、自分がやらないだけじゃ足りないんだ、と改めて考える

    韓国と日本とは違うだろう、日本はここまで酷くな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月06日

    ●なぜ読んだか
    →帯の“もし、男と女が入れ替わったら?“
    “おかしい?不公平?だけどこれが現実。”という
    コピーに惹かれた。
    ジェンダー問題やフェミニズムなどのトピックには関心があるのと漫画でコミカルに読み進められそうだったため選んだ。

    ●読んでみた感想
    →韓国と日本で当たり前に蔓延るジェンダー問...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月28日

    すごい本だった。あいにく彼と別れたばかりで男友達もいないけれど、もし、男友達がいたら読んでみせたい本だ。それで感想を言い合って、盛り上がることが出来るような人がいたら、素晴らしいことだと思う。
    韓国では、妊娠中絶は出来ないし、堕ろすと女だけが処罰の対象になることをはじめて知った。
    著者の堂々とした態...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年11月02日

    「1982年生まれ、キム・ジヨン」を読んだ時も思ったが、ここには同じような事で腹を立て、同じような経験をさせられている同志がいるな、と思った。言葉や態度で、ひどければ直接的な暴力を受けて育った女性たちが、気付かないフリをしてきた事を、漫画でサラッと読ませる。暴力と言えるほどではなくても、ジェンダーは...続きを読む

    0

クソ女の美学 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す