岡崎暢子のレビュー一覧
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購入済み
作者と同世代なら分かる
国は違えど、世代は同じかなと思いました。
世代によって、意味がわからないとか反発を覚える人もいそう。
しかし超氷河期とか努力しまくって報われなかった世代ならわかり味が深いと思う。
とても共感して読めました。 -
購入済み
翻訳がすばらしい
この本を手に取るような人にとって、かなり自然で的確な日本語訳がされていると感じた(原書は読んでいない、わたしは母が韓国語ネイティブ)。ちょっと大袈裟にいうとそのことに感激して、本書を終始楽しく読めた。とても好きな本。考えてみれば当たり前だけど、国の違いは関係なく、同じようなことを感じている人はいるんだなあとうれしくなった。
著者はおそらく多くの読者が少なからず日日目の当たりにすることの数々を並べてくれて、さらに本書の主題(一生懸命生きないことを決めたあれこれ)を一貫してまったくの嫌味なく軽快に紹介してくれた点で星5つ、それをここまでの日本語訳で読めた点で星5つ!挿絵のイラストも “自虐” でな -
Posted by ブクログ
まずタイトルが秀逸。
諦めと妥協というより「自分は特別ではない、それが何か?」
と開き直り自己を受け入れる自己再生の物語。
以下は個人的に刺さったワード、フレーズ。
人生は思い通りにいかないほうが正常だ
ダメな自分を認めてから、逆かな自尊感が向上した
手っ取り早く自分を不幸にする方法=人と比べる
僕らが激しい嫉妬を覚えるのは、自分と同等、または格下に見ている相手だ
挫折マーケティングに騙されるな
何かを失うと、何かを得られる
人生は順応すれば背負われ、反抗すれば引きずられていく
結果のために耐えるだけの生き方じゃダメだ
過程そのものが楽しみなのだ -
Posted by ブクログ
今 僕のいる場所が 探してたのと違っても
間違いじゃない きっと答えは一つじゃない
人生で一番好きな、ミスチルの『Any』のサビの歌詞。
一浪して第一志望の大学に入れず第二志望の大学に入学したタイミングで聴いて以来、ずっと心に残っている。
三浪して韓国の名門美大に合格したという著者のエピソードを読んで、このことを思い出した。
“諦めずに初志貫徹で頑張ることの大切さ”を説くエピソードではない。“正解は一つではない”“視界を狭めてはいけない”というエピソードだ。『Any』のサビの歌詞と同じ。
全編を通してそのスタンスで、頑張りすぎないこと・周りの評価や世間一般的な成功に囚われないことを説いて