鍋倉僚介のレビュー一覧
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大学や卒業後に何かを学ぼうとするときには、読書が一番の方法になることは覚えておいてください。
大切なのは記憶する作業を分散させること。もし可能ならその間に睡眠を一晩挟むようにしましょう。
過去問を解くと運の要素を取り込んでしまうため、試験準備ができているか判断するためではなく、傾向をつかむために行う。
忘れることを計算に入れて、分かった後も続ける。
重要な言葉を見ると脳はひらめきやすいことを知っておく。それが正解とは限らない。
10年後にどんな仕事についていたいか。目標に近づくために、今できる具体的な行動を1つか2つ書きましょう。
自分の目標への進み具合を確認している人は、それをやっ -
購入済み
砂男
続きが気になって、上下巻一気読みでした。
北欧の地理がわからないので、通りの名前や地名もピンとこないけど、なにしろ、主人公の2人の警部が恐ろしくタフなので、どんどん読み進められました。
最後、気になる〜、次回作期待します! -
購入済み
前作「交霊」(ハヤカワミステリー)は、後半からヨーナの過去に纏わる謎のエピソードが描かれ、ユレックの登場で終わりました。
読みたくてたまらなかった続編。このシリーズ大好きだったので、むさぼるように読みました。北欧という神秘的なイメージ、ヨーナという人物に魅了されています。
どの作品も、どこかしら奇想天外。残酷で悲しくて、繊細。重くて深くてふしぎ。
ヨーナ以外の脇も魅力的。「砂男」、ヨーナシリーズで一番面白かったです。
ヨーナとその宿敵との距離が縮まったせいか、深みに加え、ストーリーが直球勝負で展開が早く、読みやすさも加わりました。後半が楽しみです。 -
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13年間行方不明だった男ミカエルが現れた。ずっと監禁されていた場所から逃げてきた。妹フェリシアも監禁されている。ヨーナ警部は、閉鎖病棟にいるシリアルキラーのユレックの仕業だと考えている。しかし彼は何も話さない。フェリシアの居場所を探るために、考え出された作戦は、同じ病棟に患者としてスパイを送るという危険なものだった。
うーむ。第3作「交霊」を読むのを忘れて第4作を読んでしまったけれど、何も問題なかった。「羊たちの沈黙」以来震えるようなサイコスリラーをあまり読めてなかってけれど、久しぶりにガツンと来た。
ユレックはまるでレクター博士なのだけれど、動機や方法は違うし、どうやって人を騙すのかにつ -
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連続してスウェーデン・ミステリに取り組む。
「このヨーナ・リンナ警部シリーズは、当初より8作完結のシリーズで設計され、現にスウェーデンでは、最後まで書き継がれている様子だが、邦訳はこの後『契約』『交霊』の三作でストップしている。版元が8作までやり切るなら読者としてもつきあう気になるのだが、途中で投げ出されているのではどうにもならないね。残念!」
とはヨーナ・リンナのシリーズ第一作『催眠』のレビューで自分が書いたもの。ファンはハヤカワ文庫の三作から6年間待たされ、今扶桑社ミステリで4作目を手に取ることができたものである。二作目、三作目を吹っ飛ばして、巷で評判の高いこの四作目に取りかかる -
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連続してスウェーデン・ミステリに取り組む。
「このヨーナ・リンナ警部シリーズは、当初より8作完結のシリーズで設計され、現にスウェーデンでは、最後まで書き継がれている様子だが、邦訳はこの後『契約』『交霊』の三作でストップしている。版元が8作までやり切るなら読者としてもつきあう気になるのだが、途中で投げ出されているのではどうにもならないね。残念!」
とはヨーナ・リンナのシリーズ第一作『催眠』のレビューで自分が書いたもの。ファンはハヤカワ文庫の三作から6年間待たされ、今扶桑社ミステリで4作目を手に取ることができたものである。二作目、三作目を吹っ飛ばして、巷で評判の高いこの四作目に取りかかる -
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ラーシュ・ケプレル『砂男(下)』扶桑社ミステリー文庫。
ハヤカワ文庫で邦訳が途切れて久しいヨーナ・リンナ警部シリーズがこの度、扶桑社ミステリー文庫からめでたく復活。『催眠』『契約』『交霊』に次ぐシリーズ第4作となる。現在、シリーズは第7作まで刊行されているようだ。
最悪最凶のシリアルキラー、ユレックを巡る怒濤の展開と大いなる謎を残す結末。非常に面白い。マイクル・コナリーやジャック・ケッチャム、スティーヴン・ハンターなどの後の有名作家の傑作を次々と刊行していた扶桑社ミステリー文庫の全盛期を彷彿とさせるくらいの大傑作。扶桑社ミステリー文庫で、どうか続きも刊行して欲しいものだ。
ユレックが収容 -
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ラーシュ・ケプレル『砂男(上)』扶桑社ミステリー文庫。
ハヤカワ文庫で邦訳が途切れて久しいヨーナ・リンナ警部シリーズがこの度、扶桑社ミステリー文庫からめでたく復活。
とんでもなく不気味な事件が描かれるが、上巻は事件のほんの出だしに過ぎず、下巻の展開が非常に気になる。
ある雪の夜にストックホルム郊外の線路沿いで、13年前に行方不明になったベストセラー作家レイダルの息子ミカエルが保護される。ミカエルは妹のフェリシアも『砂男』に誘拐されて『カプセル』に監禁されていたと証言。主人公のヨーナ警部は独り13年前から二人の生存を信じて地道な捜査を続けていたが、ミカエルの発見に前代未聞の捜査が始まる…… -
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ネタバレ<目次>
第1章 授業を理解する
第2章 ノートを効率的にとる
第3章 実習から学ぶ
第4章 ノートを工夫する
第5章 教科書をフル活用する
第6章 知識を血肉にする
第7章 テストに備える
第8章 テストを受ける
第9章 結果を検証する
第10章 計画を立てる
第11章 先延ばしに勝つ
第12章 集中力をキープする
第13章 自信を底上げする
第14章 不安と仲よくなる
<内容>
読後の最初の感想。アメリカの学生も日本と同じなんだ…。もっと勉強をあくせくしていると思った。一夜漬けばかりだし、サボりがちだし、楽をしたがるし…。この14章の中に83の手段が載 -
購入済み
ハラハラしました
展開のリズムのよさに、どんどん引き込まれました。
サーガの行動にもドキドキしましたが、主人公のヨーナの思い切った行動の場面にも、ハラハラしました。
ユレックの気持ちも分からなくはないけど、と、少し胸が熱くなりました。 -
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ネタバレミカエルとフェリシアの父,レイダルの精神的疲労は限界に達していた。サーガは自分以外に何も頼れない状況で,自分自身のトラウマと闘いながら,ユレックから情報を得ようとする。ヨーナは閉鎖病棟の新人医師アンデシュと,アンデシュの前任者をあたりながら,サーガが情報を得るのを待つ。
サーガがユレックから情報を得て,ついにユレックの正体がわかり・・・というあたりはまだよいのですが,その後の展開が。ユレック&弟の思うつぼすぎ。ユレックが脱走するやいなやディーサに仕掛けに行き,さらにミカエルを拉致しに行き・・・っていくら何でも手際よすぎないかって気もするけど,すべて計画通りって思うことにします。
そしてラスト -
Posted by ブクログ
ネタバレかつて連続誘拐殺人事件の被害者として,亡くなったと思われていた青年ミカエルが発見された。ミカエルの話では,一緒に誘拐された妹フェリシアもまた,生きたまま囚われているらしい。一方,逮捕された犯人が収容された閉鎖病棟では,不穏な空気が漂っていた。
シリーズ1作目の「催眠」しか読んでないんですが,4作目だそうです。「催眠」ではヨーナ警部よりも催眠をかける医師エリックが主人公かしらという感じでしたが,「砂男」ではヨーナが前面に出てきて,ヨーナの過去が明らかになります。思ったよりハードな過去だった。。犯人であるところのユレックがとにかく怖すぎる。「あいつと一言でも話すと,操られて自殺するか誰か殺すかす