アーサー C クラークのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
楽しみな2冊目。もっとも密度が濃い作品集だと個人的には思う反面、小粒が多い気がするのが残念。好みの問題だろうな。
「前哨」は今読んでも十分に余韻がある傑作だし、「月面の休暇」は素晴らしく夢と愛にあふれる物語だ。本邦初公開らしい。いやぁ、この作品よかった!この本の中で最大の収穫かつ大発見だ。
さらに、逆境に負けない「おお地球よ…」、未来からの訪問者「時間がいっぱい」、イマイチだがタイトル名の「90億の神の御名」、ユーモア作品の「木星第五衛星」、どんでん返しがきれいに決まるバビロンの「夜明けの出会い」、鯨の放牧を扱う「海底牧場」、英国万歳ってな感じの「密航者」、空間スケールが大きく、雄大でロマンチックなキリスト誕生秘話「星」へと続く。
後半は、6連作の「月に賭ける」、白鹿亭綺譚でおなじみ「究極の旋律」、これまた連作の「天の向こう側」、時空恋愛小説「遥かなる地球の歌」、落語的な「幽霊宇宙服」へと続く。
作品は以下の通り。
前哨
月面の休暇
おお地球よ…
時間がいっぱい
90億の神の御名
木星第五衛星
夜明けの出会い
海底牧場
密航者
星
月に賭ける
究極の旋律
天の向こう側
遥かなる地球の歌
幽霊宇宙服
ベツレヘムの星(エッセイ)