雨川水海のレビュー一覧
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軟膏から養蜂
本が時を繋いでいく描写が巧み。人と人とを繋いでいく展開や、技術や文字を継承していくのもまた趣があって良い。こういうまともな作品がアニメ化されたらいいんだけどな
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無料版購入済み
読み応えある
よくある転生モノとは全く異なる世界観で、本を中心としたストーリー。細かいところまで丁寧だし、人物もよく描けていて、もっと人気が出たら良いなと思う作品。
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ネタバレ 購入済み
大作!
読み応えがすごくあって最後まで引き込まれてました!!!!
最後の後書きも初めは何これ?と思っていましたが、最後の巻まで読むとそーゆうこと!すごい!と安直な言葉ですが思いました!! -
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アッシュ
アッシュくんは前世の記憶が残っているから、あんなにも達観しているわけではないでしょうね。
そういう人間性だからこそ、物事を客観的にみられるのでしょう。
落ち着いて適切な判断と行動ができるのは、それを使う環境にいたからかもしれませんね。
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購入済み
アッシュ
本の虫というか知識の虫なところは別作品のマインさんとおんなじですかね。
農村地帯で肌を露出するのはどうかと思うのですが、それでもへそ出しスタイルは可愛いので許します。 -
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アッシュ
アッシュくんは前世の年齢を合わせるとどれくらいなのでしょうか?
でも前世の記憶がほとんどないのは、それっぽい設定でちょっと好感を持てます。
いきなりチート展開ってほどでもないので、いいかもしれません。
何より、アッシュくんがヘソだしなところがいいですね。 -
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最終巻です
この作品はどういう着地をするのかと思っていましたが、ありきたりな「めでたしめでたし」とは違う、不思議な感動を覚えました。最後の方は少し強引な決着とも思えましたが、最終的な感動を損なう事はなく、むしろ作者、いや神かな?の世界観に心地よい読了を報じる事が出来ました。
やや奇妙な感想ですが、ワタクシもかの図書館に拝観したい気持ちです。
この拝観、変換ミスではないですよ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ文明復旧を目指す転生少年の物語、コミカライズシリーズの第二巻である。
転んでもただは起きぬどころか、周りの薬草を全部引っこ抜く勢いの主人公・アッシュが織りなす物語は、森での遭難という非常事態から新たな薬の開発へと進め、さらにそこから養蜂という失われた技術へ……と物語は進行している。
そしてその中核にあるのが「本」の存在であるのは、今巻の新キャラ・フィルターニャとの対話からも明らかだろう。
派手な展開の仕方はしていないが、「本」によって確かに受け継がれた物語の描写にはグッとくるものがあった。
コミカライズとしての特色を見ると、原典版(ネット小説)の一人称型よりも編纂版(書籍版)の三 -
Posted by ブクログ
武芸王杯大会をクライマックスに据えた5巻である。
この巻は、事実上のマイカ回と言っていいだろう。
彼女の状況が序盤の加筆部で整い、アッシュと向かい合った前半のスクナ子爵領での挫折、そして後半の武芸王杯大会での逆転劇。
彼女の両親の物語を踏まえつつ、帯にあるように「伝説の再演」が描かれた一巻であった。
その一方で、後半は王都編でもあって、フォルケ神官やアーサー氏との再会もあった。
フォルケ神官の同僚であるトリス、ルススの両氏の登場、そして彼らを後援するアリシア王女殿下との対面などもトピックになるだろう。
明らかにマイカ回なのに、それでも食い込んでくるアリシア王女殿下、強いです… -
Posted by ブクログ
滅びゆく村の復興に領地改革推進室が全力で立ち向かうシリーズ4巻である。
粘り強く生きる辺境にあっても、村によって状況も変われば対策も変わる。
獣害に遭いながらも適切な対応で村を立て直すアデレ村。
長らく不作になりながら無為無策のアジョル村。
この二つが物語の舞台となって、今回の物語は転がっていくことになる。
主演は推進室所属のレンゲと、アデレ村村長代理のスイレンの二人。
二人の横顔が描かれる加筆は多く、物語の骨子はこの二人の関係に据えられている印象だ。
加えて、アデレ村との連絡役を務めることになるグレンも主役に加えていいだろう。
彼については、ケジメを付けるかのような告 -
Posted by ブクログ
超ハイテクな古代文明が大昔に崩壊した後の、中世レベルまで落ち込んだ世界で寒村で生まれた本好き少年・アッシュが文明復古を夢見て駆け出す物語シリーズの一巻である。
転生者として前世の快適な暮らしを知っているだけに、現生の絶望的なひもじさをなおさら理解していた主人公。
彼はそんな世界に絶望しながら、あるきっかけから夢に一直線に駆け出すことになる。
この一巻では、そんな彼の寒村・ノスキュラ村での彼の奮闘ぶりが描かれている。
こまっしゃくれた主人公と、そんな主人公と関わることになる人物が次々に姿を見せる。
寒村へ飛ばされた神官フォルケ。
地方であこぎな(それもケチ臭い)行商を行う