木江恭のレビュー一覧

  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    6つの恐怖。どのお話も短くて読みやすく、怖かった(面白かった)です!ホラー初心者ですが、時々意味不明なところも良い!

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    2025年11月08日
  • 鬼の話を聞かせてください

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    めちゃくちゃ好きな話だった。面白い! 
    「鬼」という分かりやすいモチーフを使うところに厨二心がくすぐられる。アニメになりそうだな、と思った。

    人間の汚いところを書いてやる、という意気込みを感じた。小説のキャラクターなんてどこかしらに嘘くささがあるものだと思うけれど、この小説の登場人物たちは、限りなくナマモノの生き汚なさを持っていたように思う。好きです。

    この一冊で全部が全部スッキリ終わらないです。でもそれって、続編が出る可能性がある、ってことなんじゃないのか?とワクワクしています。文庫にもなったってことは、売れているんですよね? ぜひぜひぜひ! 続編! 読みたい!

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    2025年09月06日
  • 暗夜に君と星をたどる

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    ミステリーはあんまり読んできませんでしたが、
    軽めのミステリーな感じで読みやすかったです。

    主人公の母が残したおとぎ話もとい
    自分の人生譚。

    これをクラスメイトの子と読み解いていくことで
    母の死の真相に迫っていく様は読んでいて面白かったです。

    おとぎ話に例えて書かれた物語たちも良くできてるなぁと思いました。
    目線が変わるだけで解釈が全く変わってきたり。
    小説ならでは仕掛けや日本語ならではの仕掛けもあったりで、よく思い付いたもんだと感心しました。

    一度じゃ物足りなくて2周目を読み返しましたが
    同じく楽しめました。

    ただ、作中の重要な急展開シーンがあっさりしててちょっとパンチに欠けたかな

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    2026年07月06日
  • 暗夜に君と星をたどる

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    事故で亡くなった母が書いたおとぎ話の謎を
    解いていくシスターフッドもの

    実際におとぎ話も載ってて、
    短いながらもどれも良かった
    5つもあるので、お得な気分になる

    最も多感な時期の女子2人に
    この謎は少々キツイかもしれない
    と当初は思ったが、何も言うまい
    所々、少し違和感もあったり、
    道中の展開にも驚いたが、
    最終章ですーっと染み込んだ

    プロではなく、あくまで素人の母が
    趣味で書いてたものっていうのがミソで
    このおとぎ話が、商業出版として
    世に出てたら萎えてた
    そうではないのが良かった

    シスターフッド+ミステリー+おとぎ話+最終話
    バランスが素晴らしかった
    日下明さんの装画とタイトルも良

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    2026年06月08日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    斜線堂有紀目的で借りたらホラー小説のアンソロジーだった。しかも櫛木理宇のも入ってたわ。いやー怖かった。普段ホラーほとんど読まないし。しかも最近寝る前に読んでたからな。最後の皮肉屋文庫のはいまいちだったけど、それ以外は面白かった。怖かった。

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    2026年04月30日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    今アツい小説家作家六人による、ホラー短編アンソロジー集。
    「あぁ、読まなきゃ良かった」と帯には謳い文句がありますが、どの話も怖いし、少し変わっていて面白かったのでむしろ「読んで良かった」です!
    個人的には、斜線堂有紀さんの「カタリナの美しき車輪」がぶっちぎりで怖かった!
    主人公は、SNS上であえて炎上するような投稿ばかりをするAIアカウントを作成し、実在する人物が炎上する機会を減らそうとします。
    が、その試みが招いた恐怖とは…
    作品により色んなタイプの怖さがあり、一冊でバリエーション豊富なホラーを楽しめます。

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    2026年04月25日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    6人の著者による恐怖短編集。お目当ての斜線堂有紀作品は「輪廻の果てまで愛してる 現代の短篇小説 ベストコレクション2025」で既読でした。読み心地はあまりよくない系です。中学校以上。
    「カタリナの美しき車輪」斜線堂有紀
    「かんのさん」尾八原ジュージ
    越した先の隣家には"かんのさん"という何かがいて、近隣の人たちはそれを見たいがために捧げ物をするのだ。
    「夢見鳥」木江恭
    私の所属する営業五課に来た深山蝶(ひらり)は仕事のできる子で、私を慕ってくれる。でも彼女のいく部署では偶然とは思えない頻度で不幸があるらしく…。
    「やどりこ」櫛木理宇
    目が痛くて受診している私。何かよからぬ疑

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    2026年03月22日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    いろんなタイプのホラーでありつつも、どれも少しずつ日常から非日常へ移り変わり、気づいた時の恐ろしさが強烈に感じられてよかった。

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    2026年03月13日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    かんのさんこわすぎ。
    知り合いの菅野さんを「すがのさん」と言い間違いたくなるほどこわかった。
    夢見鳥は脳内で美しい姿を想像できた。
    それだけに恐怖が引き立った気がしました。
    全体的にスイスイ読める本でした。
    かんのさんこわすぎ。

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    2026年03月01日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ホラーアンソロジー。どれも短めの話なので、サクサク読めた。
    斜線堂有紀さんの「カタリナの美しき車輪」は、今の時代性や話の展開やタイトル、どれもが自分好みでとても良かった。
    尾八原ジュージさんの「かんのさん」も、得体の知れないもの、得体の知れないルールに日常が染まっていく感じが読んでいてゾッとした。
    皮肉屋文庫さんの「さなぎおに」は情報が断片で、原因となる怪異の正体や何が起こったのかなど、読者の推測に委ねられる割合が大きいと感じた。私は一読ではよく分からず消化不良に感じたが、その実話怪談っぽい読み味が好みの方には刺さる話だと思う。
    全体的に満足度の高い本だった。

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    2026年02月27日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    全ての話が不気味過ぎて、想像するのも憚られるほどのホラー作品だった。よくテレビでやっている某ホラー番組に出てきそうなお話が詰まっている。
    特にお気に入りのお話は、「かんのさん」で、家族が新居に引っ越すという日常作品なのだが、私は生まれ育った地域から未だに離れて生活をしたことが無いため、新しい地域への引越しのイメージがこの作品によって型取られることで、自分に起きたらどうしようと不安になって、感情移入を他の作品と比べてすることができた。
    しかし、不気味すぎるが故に想像したくないこともあってか、誰のセリフか分からない箇所があったので、再読する際は1文1文丁寧に想像しようと思う。。

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    2026年02月21日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    図書室。おすすめしてもらって。
    いずれも不気味で、現代の嫌なところをたくさん描いていて、良かった。
    特に斜線堂有紀「カタリナの美しき車輪」(自分と一部共通点があって恐ろしかった)、尾八原ジュージ「かんのさん」(何者〜!?)、芦花公園「噛み砕くもの」(漢字の意味を調べて戦慄)が良かったな。

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    2025年10月15日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    ホラー度はまあまあ。さなぎおにとかかんのさんみたいな方向性が好きかな。
    時事ネタと洒落怖のドッキングみたいな内容だったカタリナの美しき車輪も結構好き。いつか読み直すのが楽しみだよね、時事ネタ。

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    2025年08月25日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    あぁ、読まなきゃ良かった
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    ホラー小説が6作品。
    私は斜線堂有紀さんが読みたくて買いました。

    そして個人的にはホラーはあまり得意ではないので
    他の人の分どうしようと思いましたが、
    私的にはそこまで怖くなく作品を楽しめました。
    怖いっていうより、気味が悪い感じというか。

    「かんのさん」が一番印象に残ってます。
    アニメで映像が浮かぶというか。

    めっちゃ怖いのは嫌だけど、
    でも怖いもの見たさで気になる、
    夏だしホラーも読んでみたいかも、
    という方におすすめで

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    2025年08月17日
  • 鬼の話を聞かせてください

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    暴かなくていい事件の謎を、好き勝手に解いた後は知らん顔で。
    相手には不愉快な可能性を提示して不安を煽る。
    この“桧山”という男、人の心の暗部を弄んでいるとしか思えない。
    だけど小説の中だけはどんだけ性悪でも許せるんだよねえ。
    キャラとして結構好きではあるので「もっとエグいくらい攻めてくれても良かったのに」と正直思ってる。
    まあでも『色鬼』の後味の悪さはかなり好き。
    キャラは立ってるし、ストーリーに意外性もあってなかなか面白かった。
    続編が出るなら是非とも読みたい。

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    2025年08月15日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    「時代を牽引する作家陣」のキャッチコピーは伊達じゃない。特に「カタリナの美しき車輪」はよかった。最近のニュータイプホラーはどうしても文体が洒落怖風、ほん怖風、モキュメンタリー崩れになりがちなのに、耽美な雰囲気を崩さないままやり切ってるところがとてもいい。
    ホラーブームの再来を予感させる一冊。怖いというより嫌な感じで怖いの苦手な方にもおすすめです。

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    2025年07月29日
  • 深淵の怪物

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    人の表の顔と裏の顔。
    自分が知ってる人とは違う裏の一面…。
    4つの短編集ですが、どれも闇深い物語でした。
    自分が見ている部分がその人の全てじゃないのかもしれないと思える作品でした。

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    2023年01月05日
  • 深淵の怪物

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    「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」「人でなしの弟」「さかなの子」「メーデーメーデー」の4篇からなる短編集。これが作者のデビュー短編集というから驚き。恐るべき新人です。

    「ベアトリーチェ・・・」は、娘の裸体画像を残して変死した美術教師の倒錯的な欲求と、事件を追う女性刑事の心に巣くう過去のトラウマが重層的に描かれぞくぞくする。ファム・ファタール、六条院、そして肖像と倒錯を際立たせる小道具が効いていてクセになりそう。

    「人でなしの弟」は何者かに兄を殺された弟が知ることになる兄の真実の姿。両親の代わりに自分に愛情を注ぎ育ててくれた兄は人でなしだったのか・・・。これはすごい。ゾクゾクした。”濾過され

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    2020年08月26日
  • 深淵の怪物

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    人のいい中学美術教師の隠された欲望
    何者かに殺された兄の裏の顔
    身内の罪を隠すために教え子を裏切る教師

    いい人の表面に隠された
    どろどろとした欲望 凶暴性 偽善などが
    思わぬところで暴露されてしまう
    心に秘められた 欲望の怪物は
    ぞっとするほどの暗さがありますね

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    2020年08月06日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    タイトルから郵便に関する内容なのかなと思っていたけれどそうではありませんでした。
    皆さんの感想を読んでいるとあまり人気がないようですが、わたしは最後のお話の『さなぎおに』が好きでした。偏った願望のために人を犠牲にしながら自然の摂理に反することを組織ぐるみで行なっていることぞわぞわしました。

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    2026年04月19日