大木亜希子のレビュー一覧

  • マイ・ディア・キッチン

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    物語序盤から怒濤の展開、牛丼屋での
    やりとりまでで葉の夫・英治の気持ち
    悪いくらいのモラハラっぷりにまいった。
    その状況を助けてくれた天堂や
    不器用ながらも葉を肯定してくれる那津の
    どちらもただいい人だけではなく人間臭くて
    嫌な部分もあったり、その他で出てくる
    登場人物が何だかんだと個性的で面白かった。

    作中でジェイが那津と葉に言った「一度、
    他人と関わると決めたら、その人に対する
    責任が生じる。最後まで引き受けられ
    ないなら、余計な親切はやらないほうが
    ベターね。結局、それが一番残酷だから。」
    って言葉がすごく今の私に響きました。
    ちょっとした親切心と優しさで
    人と関わってその後ややこしく

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    2025年11月29日
  • マイ・ディア・キッチン

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    ほんタメのあかりんがおすすめしていたので読んだ本。
    初めての作家さんだけど、とても読みやすい文体で一晩で読んでしまった。

    料理人だった主人公がモラハラ夫によって、ササミしか作ることが許されず、体型管理の名目で好きなものも食べられない。
    家から抜け出して、牛丼を食べようとするシーンが良かった。
    とはいえ、レストランのオーナーやその恋人、それから出会う人たちによって、料理によって失われていた気持ちや自尊心を取り戻していくお話。
    出てくる人はみんながみんな良い人だけではないけど、それでもみんなが良いように影響しあって少しずつ前に向けるような心温まるお話だった。

    最後、夫とどう折り合いをつけるのか

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    2025年09月28日
  • マイ・ディア・キッチン

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    表紙のかわいらしさからお料理ほのぼの系のお話かと思ったら全然違った……
    このモラハラ夫が本当に気持ち悪くて、こんなことするやついるの!?って思うくらい最後の最後まで本当にひどいやつだった。

    モラハラ夫の洗脳(?)から抜け出して、自分のやりたいことをやる!と人生を再出発できた葉はすごいと思う。
    天堂さんと那津さんもとても素敵なキャラクターで、3人のバランスが良く、今後の3人の生活がどうなっていくのかも見てみたい。

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    2025年09月08日
  • マイ・ディア・キッチン

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    すごく派手なストーリーではないけれど、モラハラ夫から逃げ出せたひとりの女性が、北風と太陽みたいなふたりに助けられながら色々な意味で自立していく様を描いた作品

    少し現実離れした内容かなとは思うけど、レストランの常連客が魅力的で会ってみたくなったし、出てくるごはんが全部美味しそう!
    (焼きねぎのお味噌汁を作ってみたけど、香ばしくていつものお味噌汁よりずっと美味しかった)

    葉•••蒼井優さん
    天堂•••鈴木亮平さん
    那津•••森崎ウィンさん
    で脳内キャスティングしながら楽しみました。

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    2025年08月31日
  • マイ・ディア・キッチン

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    具合が悪くなりそうなくらい気持ちの悪いモラハラ夫の設定。ちょっと読後感も後味の悪い感じが残りました。

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    2025年08月29日
  • マイ・ディア・キッチン

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    モラハラ夫から逃げ出して来た日に出会ったレストランのオーナーの天堂さんに助けられてしばらく住み込みで働くことになった葉。美味しくて温かいものは人を元気にしてくれる。まかないで出てくる料理が美味しそう。

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    2025年06月20日
  • マイ・ディア・キッチン

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    とんでもないモラハラ夫だな…。怖いわぁ…。
    そこから自分で逃げ出した時点で強いと思う。凄い。
    食べることは生きることにほんと繋がってくるんだなぁ…。そう思うとこの夫は可哀想な人なのかもしれないな。

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    2025年05月21日
  • マイ・ディア・キッチン

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    タイトルと表紙からほのぼのした物語をイメージしていたら、全く違った作品だった。
    まず、主人公の葉のモラハラ夫が気持ち悪過ぎる。作中の人物とはいえ、「こんな人いる?」と思うほどのハラスメントぶり。それに従っていた葉もイマイチ理解できず。
    家を出てからの暮らしは、自分を取り戻すかのような毎日で応援できた。でも、ちょっと極端な(?)人物が多いせいか、物語に入り込めないまま終わってしまった。

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    2025年04月29日
  • マイ・ディア・キッチン

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    ネタバレ

    今時びっくりのモラハラ夫,妻を管理下に置き支配するその病的な執着が気持ち悪かった.家を出て新しい出会いと料理人としての再出発,占いやらメイクやダンスと盛りだくさんの才能に囲まれてのこれからの人生応援してます.
    料理も美味しそうだった.

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    2025年04月21日
  • 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした

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    もっと狂った内容かと思ったら、優しい再生の物語だった。

    人生を全力で生きる必要はない、と最近よく思う。
    適度に力を抜いて、暇つぶしくらいの感覚で。
    自分の人生だもの、好き勝手にやらせてよって。

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    2024年12月14日
  • アイドル、やめました。

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    AKB姉妹グループ等に属していた人の卒業その後の話。
    いつかこういうの書いてくれる人いないかなーと昔から思っていた。
    だってものすごく若い頃に1回何かを終わらせる人生のその先が気になっていたから。
    それで言うとこれはアイドルだけど、いわゆる表に出る人たちの「その仕事を辞めた後」って昔から興味があった気がする。

    この本は書いている本人も元AKBグループというところがちょっと特殊で、だからこそ純粋なルポではなく思い入れや共感が混じって書かれているところも興味深い。
    私自身は1度もアイドルに心酔することなく大人になっているのだけれどあの渦中にいる人はこんなことを考えていたのかーというところも面白く

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    2022年03月26日
  • シナプス

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    不倫する側、される側、陥れられる側…
    この本に登場する女性は、みんな報われない恋に溺れる人たちばかり。
    でも、相手に振り回されてばかりじゃない!
    自分を奮い立たせて、現状と訣別する決意をする彼女たちの姿は、私に勇気を与えてくれる。
    官能的な表現が多くて苦手な人もいるかもしれないけれど、だからこそリアルな女性像が見えてくるのかも。

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    2022年02月04日
  • アイドル、やめました。

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    アイドルって並大抵の努力じゃなれないんだなって実感
    本当に尊敬してて、みんなその時の経験があったから次のキャリアに進めたんだなって

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    2021年10月05日
  • アイドル、やめました。

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    私はAKBやSKEは知っていたし好きだった時期もあるけれど、それでもテレビに出るくらい有名な人しかほぼ知らない。なのでここに出てくる人たちは著者含め全員初めて知る人たちだった。ただ、アイドルをした人たちってその後なにしてるの?という疑問が最近あったので目に入ったこの本を読んでみた。

    アイドルは過酷な世界だと思ってはいたけれど、AKBがこんなにオーディション合格者に残酷なシステムなんて・・・と驚きの気持ち。それを乗り越えてきた人たちはきっと強い。

    アイドルは目的なのか手段なのか。は確かになという気持ち。
    アイドル目指す人は読んでみてもいいんじゃないかなと思う。

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    2021年09月07日
  • アイドル、やめました。

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    アイドルをやめたその後、何かを見つけられた、もしくはもともと何かしら自分が好きなことを持っていたラッキーな部類の人たちの話。
    職種は違えど、大きく分ければ同じような人たちの話だった。いまだその後を見つけられていない人や、逆に辞めて大成功した人の例も取り上げられれば、より深い内容になったのでは。
    最終的には、頭が良ければ、多少の寄り道や失敗も糧にできる、ということ。

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    2021年04月11日
  • アイドル、やめました。

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    職業小説的なものが好きだから、とても面白く読むことができた。
    アイドルになるきっかけも、辞める経緯も人それぞれ。
    でも一所懸命生きている人だけが見つけられる本物の人生があるんだと思う。
    よし、私も頑張ろう。

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    2020年03月26日
  • アイドル、やめました。

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    この本との出会いは『林先生が驚く初耳学』
    林先生がおススメ本として紹介されたのがきっかけだった。
    それまでこの本が発刊されていることすら知らなかった。

    元SDN48メンバーの著者が、48メンバーだった彼女たちのセカンドキャリアを綴る。
    なかなか面白そうだと思い、読んでみた。

    AKB、NMB、HKT、乃木坂、欅坂等々。
    私にはどれだけの姉妹グループが存在し、メンバーが総勢何人いるのかすらわからない。

    AKB神セブンと言われたメンバーや、AKB総選挙が始まったばかりのの上位メンバーは覚えているし…
    口ずさめるヒット曲もあるにはあるが…
    今は全くと言っていいほどわからない。
    48グループのメン

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    2019年08月04日
  • アイドル、やめました。

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    「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」を毎年固唾をのんで見守る僕にピッタリの本かと思い購入。 アイドル経験からの「成仏」、というテーマ設定で勝ち。しかし登場人物が皆さんご立派で、弱さやダメ感、どん詰まり感を期待してたら肩透かし。AKBグループってたいへんなんだなあ。ダイナミックな組織の中で自分の立ち位置を探してもがくって、会社員ではほぼ経験できないかと。終章の「元AKBカフェっ娘」が唯一、普通で安心。 シンガポールで何度かAKBとSDNのライブ観ましたが、本書登場の皆さんは来てたのかなあ?

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    2019年06月20日