大木亜希子のレビュー一覧

  • マイ・ディア・キッチン

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    思った以上に良かった。読んだことない作家さんだったのだが、引き込まれてグイグイ読めた。

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    主人公 葉はモラハラ夫に耐えかね家を飛び出す。(今まで逆によく溜め込めたなというくらいの暴れっぷりで.正直これができるならもっと早くに暴れるチャンスあったのでは)たまたま居合わせた天堂さんにひろわれ、恋人の那津さんとともに再生していく物語。小説ならではの天堂さんのできる男っぷりと、那津さんの毒舌だけどビジュよく、メイクとダンスがうまい魅力。二人を男性としてでなく、安心できる家族として、でも葉なりに二人を助けたりして前に進む。しかし葉の実のお母さんもモラハラ夫の肩もつし、ラストのモラハラ夫と対峙す

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    2025年07月07日
  • マイ・ディア・キッチン

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    第一話のモラハラの夫に葉があれこれ言われるのが読んでてしんどかったが、家を出たあたりからとても面白くなった。こういう三人での関係性を築けるのはいいなあ!

    ハイヒールをはいて踊り始める那津が素晴らしい。自分なんて何もできないと思っていた葉が徐々に二人のアシスタントや料理に取り組む中に自信を持ってイキイキとしてきたのがいい。元気をもらった。

    葉が那津を評していった言葉「どんなことも受け入れて、何事にもどっしりと構えられる人」。私もそういう人になりたい。

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    2025年07月05日
  • マイ・ディア・キッチン

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    妻の体型を管理し自分の好きなことしかしない激しいモラハラ夫から逃げた白石葉。たまたま出会った人の経営するレストランで働く。

    「今度から、Tバック履いてくれる?じゃないとお尻の形がチェックできないから」という衝撃的な夫の台詞。そしてレストランでの素晴らしい出会い。すごく良かった。

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    2025年04月21日
  • マイ・ディア・キッチン

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    モラハラ夫と暮らす葉は、何もかも夫に決められた生活を送っていた。ある日我慢の限界に達し葉は家を飛び出す。偶然出会ったレストランのオーナー天堂さんとその恋人那津とレストランで住み込みで働くようになる葉。そこでの生活を通して葉は本当の自分を取り戻していく。

    とにかく葉のモラハラ夫が信じられないくらい無理!体型管理や買い物にも口出ししたりして、なら1週間だって無理だ。自分をしまい込んで言いなりになっていた葉が天堂さんたちと出会い、言いたいことが言えるようになって自分に自信も持つことができて本当に良かったな。

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    2025年04月18日
  • マイ・ディア・キッチン

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    モラハラ夫との別れを決断した葉さん。心配をよそに暖かい人たちと巡り合えて、一人立ちできそうな未来が開けそうでよかったです。

    美味しそうな料理レシピも魅力的でした。
    面倒に思っていた料理もちょっとやる気アップです。

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    2025年04月14日
  • 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした

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    大木さんの人生が詰まった文章だった。
    良い友達と家族と、ササポン。

    シナプス読みたくっちまうよこんなの。

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    2024年11月09日
  • アイドル、やめました。

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    あの人は今、という番組があったがアイドルの皆さんもみんな第二の人生を生きている。
    アイドル時代を黒歴史にしていない明るさ前向きな考えに感心した。

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    2024年01月25日
  • 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした

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    ノンフィクションノベル。こんなことが現実にあるのか!いや、ないだろうとか、あかんやろとか、そんなのではなく、あっていい!という希望が見えるお話。ササポンいいなぁー著者も素直な頑張ってる子だからいいなぁ、友達たくさんいるし。未来が見えなくなっても今ある幸せを大切に頑張っていこと思える話でした。

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    2023年12月30日
  • 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした

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    「あ、人生に詰んだ」ある日、駅で突然、亜希子の足が動かなくなった。仕事へ行こうとすると体が拒否する。彼女は元アイドル。芸能界で挫折後、新たな幸せを摑むため、一般企業に就職し、夜は恋活に励んでいた。収入も途絶えた亜希子は、五十六歳のバツイチ会社員「ササポン」が住む一軒家に居候することを決断する――同居生活一年とその後を綴ったノンフィクションノベル!

    書店の棚で偶然遭遇、読んでみた。基本的にさらっとした描写なので読みやすい。

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    2023年06月28日
  • 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした

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    ともかく話し相手が必要といったというお姉さんに私が鳴れるわけもないが。るむしぇあもいいかもね。と思わせてくれた。ささぽんの距離感がすごい。ほんとにすごい。量産化希望って素敵な言い方。

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    2022年12月27日
  • シナプス

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    週刊誌で不倫を暴きながら不倫する女が生き甲斐を探す(『シナプス』)、売れない役者同士のカップルがお互い浮気っぽいことを経験しつつも、見失った自分像みつける(『風俗嬢A』)、健気なハッピーエンド

    最終章で連作短編に持ち込むスピード感と、前向き感がそれまでの結婚子供正義感(嫌だった)とは違って良かった!

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    2025年12月16日
  • 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした

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    20代半ば〜30代、人生の4分の1が過ぎた時に訪れる現象。
    「クオーターライフ・クライシス」。
    思い描いていた人生とは違う生き方をしていることに焦燥感を覚える一方、早く大人としての安定を手に入れたいと感じ、恐怖や不安を覚える時期らしい。

    本作はまさしく、その時期にドンピシャに当たった作品なのでは、と思う。
    恋に仕事に人生に…。
    今まで全力投球してきた主人公が、ちょっとしたに小石に躓きバランスを崩してまったが、見ず知らずのおじさんとの出会いにより、少しずつ再生していく。

    マジメだからこそ、人生を不安に感じたり、周りの目や意見、考えが気になってしまう。
    でもこの時期を乗り越えたら、きっと人とし

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    2022年08月05日
  • つんドル!~人生に詰んだ元アイドルの事情~(1)

    無料版購入済み

    あとがきで実話だと知りとても驚きました。ササポンという人物が実在していると思うと、一体彼は何者なのか、どういう経緯でシェアハウスを始めたのかとても気になります。原作も読んでみたくなります。

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    2022年09月30日
  • シナプス

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    なんかドキドキした。
    気付いたら自分は本の中の登場人物になってた感覚。
    登場人物達が自分の分身のような。
    与えられた場所で咲けと言われたような、好きな場所で咲けと言われたような。
    自分を見つめ直し背中を押してくれる1冊だと思いました。

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    2022年03月18日
  • つんドル!~人生に詰んだ元アイドルの事情~(1)

    無料版購入済み

    有象無象アイドルの引退後

    アーケードグループ、といってもAKB本体ではなくSDN48の元メンバーの、引退後の話を描く。
    まさかのおじさんとのシェアハウスというのは続きが気になります。

    #癒やされる #深い

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    2021年07月15日
  • アイドル、やめました。

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    元アイドルたちのセカンドキャリアの話。
    読みやすい文章。
    共通するのは、興味の持ったこと、好きなこと、挫折の経験が全部今に繋がっていること。どんな経験も無駄にならないんだな、と思った。
    まぁでも、アイドルの世界って大変!

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    2021年05月05日
  • アイドル、やめました。

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    「アイドル」にもセカンドキャリアがあるんだな、と気づかされました。
    そしてそれぞれ苦しみながらも色々な場所に行きながらも道を見つけてる。
    しかもめっちゃ考えてる。

    私もこの人たちのようにありたい。

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    2021年02月16日
  • アイドル、やめました。

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    一度得てしまった大きな成功体験や挫折経験と、向かい合いながら新たな道に包んでいく人の人間力は魅力的ですね。
    過去の経験が積み重なっていくからこそ、難しい職業もある。インターネットで名前の検索すれば色々出でくることの、弊害を考える必要がある。

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    2020年01月19日
  • アイドル、やめました。

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    AKBのセカンドキャリア、とありますが、取り上げた人たちはAKBグループの人たちではあるものの、本当にAKBだった人は1人もおらず、そういう意味では、看板に偽りありだと思います。
    が、アイドルのセカンドキャリアという意味では、その観点に立った本になっています。

    アイドル時代は、自分の強みを探すこと、そしてその強みを磨くことにとても苦労したけれども、セカンドキャリアにおいては、その点が役に立った、と多くの人が述べています。
    それはそうだろうな、と思いつつ、「アイドル」という言葉や存在は、ここ20~30年の間に、随分と陳腐な、というか、安っぽいもの、というか、とにかく、価値が大きく下がった

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    2019年12月15日
  • アイドル、やめました。

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    元AKB(SDN48)でもある筆者が、同じく元AKBのアイドル出身8人を取り上げたもの。

    激しい競争社会で生き抜いてきた彼女たちが、今第二の人生で過去の栄光を脱ぎ捨てて努力してる姿はとても価値のあるものに感じられた。

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    2019年09月05日