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脆弱で孤独な二人に必要だったのは、誰かと一緒に居られる場所だった――(臨床心理士・東畑開人さん)。恋愛や将来の不安を赤裸々に綴った悩める女子物語。……「あ、人生に詰んだ」ある日、駅で突然、亜希子の足が動かなくなった。仕事へ行こうとすると体が拒否する。彼女は元アイドル。芸能界で挫折後、新たな幸せを掴むため、一般企業に就職し、夜は恋活に励んでいた。収入も途絶えた亜希子は、五十六歳のバツイチ会社員「ササポン」が住む一軒家に居候することを決断する――同居生活一年とその後を綴ったノンフィクションノベル!
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Posted by ブクログ
20代半ば〜30代、人生の4分の1が過ぎた時に訪れる現象。
「クオーターライフ・クライシス」。
思い描いていた人生とは違う生き方をしていることに焦燥感を覚える一方、早く大人としての安定を手に入れたいと感じ、恐怖や不安を覚える時期らしい。
本作はまさしく、その時期にドンピシャに当たった作品なのでは、と思う。
恋に仕事に人生に…。
今まで全力投球してきた主人公が、ちょっとしたに小石に躓きバランスを崩してまったが、見ず知らずのおじさんとの出会いにより、少しずつ再生していく。
マジメだからこそ、人生を不安に感じたり、周りの目や意見、考えが気になってしまう。
でもこの時期を乗り越えたら、きっと人として成長できるのだと思う。
子どものとき「怖い」と感じていたオバケや暗闇が、先の見えない人生や、周囲の意見に変化しただけ。
怖いと思っていたものたちは、いつの間にか克服していた。
だからきっと大丈夫。
今ツライと思っているこの現状も何年後には「ある意味青春だったなぁ」と懐かしむくらいになっているはず。
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