瀧下信英のレビュー一覧
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絵は上手いのだが、漫画的には書き込みが多過ぎて、画面がゴチャつき、何をしてるのか分かりにくいシーンが多い印象。
特に後半のかなりを占めるアクションシーンで。
日常シーンや手術シーンでも言えそうだが、見せたい対象以外はある程度書き込み量を緩めて、緩急を付けたほうがいいのでは。
人間種族は軍事的には弱いが、医療魔術のおかげで亜人達に対して強圧的な態度を取っていられる設定だったハズだが、今回の目的を達成するに当たってバチバチに派手に武力手段を用いてるは何でだ?
人間が用いる魔術って医療魔術ってだけでもないのか?
如何せん魔術を使ってるときの状況が分かりにくくて。
人間と亜人との関係性だけでも -
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虫垂炎の手術は無事終了し、予後も順調。
主人公は世界樹の色々な種族が集まる前で、バイキンの存在と病気になるべくならないための滅菌方法を公開講座で皆に伝える。
治療魔法の独占は人類が優位に立つためには必要不可欠と考える間者は危機感をつのらせるが…。
いや、再生魔法とか浄化魔法とかリスクがどれだけあるのか知らんが、あったらあったでかなり便利だと思うが。
人間勢力の首魁であるエクレス大司教のイメージが変わる、梅毒と貧民街に関わるエピソードが後半。
向いてる方向は実は同じなんだよと言わんばかりに、最後に主人公とエクレスを対比させ、タイトルがドドンと出てくるが、ここで終わってもおかしくない様な締 -
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ネタバレ病院の開設に向けて動いていく。
主人公も手持ちの道具だけではジリ貧と危機感を抱いているよう。
殺菌用のエタノール、全身麻酔薬の目処が立ちそうなフラグが。
人間国側は何やら物騒な企みしてるようで。
まずは幹部の1人を強行偵察に向かわせる。
生死は問わずって言ってるしなぁ。
悪どいのがぬぐえん。
メスの材料の精霊銀を取りに竜族の背に乗って、廃坑となって捨てられた鉱山都市へ向かう。
まだ利用できる鉱山みたいなのに、なんで捨てられたかはまだよく分からないけれど。
行ってる間に、冒頭でチラリと話が出てた症状の人(ドワーフ)が、悪化して倒れる。
虫垂炎、いわゆる盲腸である。
鉱山都市に行ってる最 -
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竜の女王への経過観察はちゃんとする。
一応、快方には向かってるみたい。
黒狼の襲撃。
とりあえずトリアージ。
獣人のコロネが使いにくそうながら、聴診器を上の耳で使っていたのが、ちゃんと耳が飾りじゃないことを示せてよい。
回復術師のいる人間の国では、六星と呼ばれる四天王みたいな幹部を招集して、正司祭が囚われたことに対する対応会議を始めるみたいだが…。
本気で戦うってなったら、凄腕だったとしても司祭級でも対個人レベルの再生魔法とかみたいだし。
一軍への攻撃が殆ど無効になる位の範囲治癒魔法でも使えないと、外交カードとしては有効でも、戦闘ではどうだろ? -
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ドクターKが推薦していたので購読。
異世界転移してほぼ動じない主人公の豪胆さに呆れる。
ほっとかれた形になった無医村の島はどうなったのか。
こぼれたスポドリ与えただけで、やたら懐いて、やたら有能なスライム(翻訳、主人公の意を汲む、大量の水分噴出、安全な患者の移送、患部の指摘、暴れる患者※キマイラの束縛、水枕に変化、など)。
医療魔法はこの異世界では人間種族のごく一部のものの専売特許のようだが、傷の再生や病原菌の除去はできるようだが、他に何ができるのだろう。
早速できないことがあって依頼から逃げ出してるし。
今回、キマイラにやったような異物の除去とかはどうするんだろう。
除去した後の再生治療