ポール・モーランドのレビュー一覧

  • 人口は未来を語る 「10の数字」で知る経済、少子化、環境問題
    将来の人口を推測するのは比較的簡単だが、ポイントはアフリカの出生率がどのペースで進むかで大きく変動する

    ファクトフルネスでも触れていたが社会はどんどん良くなって平均寿命は延びて乳児死亡は減って、識字率は上がっている
  • 人口で語る世界史
    18世紀、今から3世紀前、といえば昔のことではあるけれど、たった数百年で、人口は七倍になっている。
    女性が一生に生む子供の数は減っているが、乳幼児致死率の減、また、高齢者人口の増加による。

    バラ色の未来でもなく、暗黒の未来でもなく、今あることを正しく理解することの必要性を痛感させる。
    日本の高齢社...続きを読む
  • 人口で語る世界史
    各地域ごとの発展と人口の歴史。
    産業革命がそれにより起こったという説明にはならないし、それが唯一の原因ではないとしているが、基本産業革命以降に国、経済が発展する際には、人口の要因があり、死亡率の減少、若年人口の増加、経済発展、出生率の低下/人口増(寿命の増加による)、経済の安定、というサイクルをたど...続きを読む
  • 人口で語る世界史
    人口から見た世界史。ヨーロッパが世界を制した理由が人口という切り口が斬新です。

    武力や技術をあるけどある程度の人口の規模がなければ世界を制圧できない。

    UKが拡大したのは移民の多さと繁殖力「人口置き換え」点を超えたから。

    マルサスの人口論を超えた所と産業革命で拡大した。日本もそうだけど、移民が...続きを読む
  • 人口で語る世界史
    純粋な人口増加だけではなく、生活の質を向上させる為の環境負荷の拡大も今後人口を語る上でのメインテーマになって来る。

    中国は生活の質の向上の段階に入っているし、アフリカ諸国の多くは人口増加が加速する段階、インドはその中間、といった所か。

    著者はロンドン大学の学者なので、イギリス、ヨーロッパそして欧...続きを読む