森山光太郎のレビュー一覧

  • 卑弥呼とよばれた少女

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    歴史的な名称がたくさん出てくるが、基本的にはオールフィクションとして読むべきと思う。舞台設定や話の展開はそれなりに面白いのだけれど、特に前半、ところどころ文や語の不足が感じられて、読みづらい(急に話の対象や時間が変わっているときがある)。

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    2022年05月14日
  • 弟切抄 ―鎌倉幕府草創記―

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    つまんなくはない。が、平氏と源氏の争いは、同じ苗字のプレイヤーが多すぎるのと、関係図が入り組みすぎてて、史実を追ってくと急にポカンとなってしまう。こちらの作品は、そんな鎌倉ものの中でも、かなりわかりやすく読みやすいほうでしょう。義経じゃない頼朝の弟、範頼を主人公としたことで、第三者的視点でストーリーを展開できたのがよかったのかも。しかし、なんとも感情移入がしづらいのは、平氏、鎌倉、室町の宿命なのか。「鎌倉殿の13人」が心配だ。

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    2022年01月09日
  • 王立士官学校の秘密の少女 イスカンダル王国物語

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    ネタバレ

    ファンタジー世界で都に上るのを上京とは言わないのでは……と、どうでもいい部分が気になった。

    それ以外は普通に面白かったです。ただ、前半の主人公がトラウマから抜け出すまでが長いよ……。

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    2021年10月20日
  • 卑弥呼とよばれた少女

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    ネタバレ

    裏切り者の真意、同行者の敵対と和解。残忍な王。ヒミコと日蝕の関係。手垢がついた感じでときめかない。これでまだ続くとは。

    歴史小説でなくファンタジーとしてよむべきなのだろう。
    主人公の格付けをするために、やたら大の男たちを無様に描いたり、あの娘スゴい!の回想ばかりでつまらない。難しい漢語を多用しているがそぐわない感じがする。改行が多く描写が浅い。地名か人名かわかりづらい。この時代に騎馬戦があったのか?
    三国志のゲームのような展開に見える。

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    2021年09月23日
  • 隷王戦記1 フルースィーヤの血盟

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    ネタバレ

     とても面白く読めたし、飽きることなく引き込まれた。登場人物の多さも、それほど気にならない。
     高く評価しながらも評価が3にとどまっているのは、ざっくり言ってしまえば、中盤の展開の平凡さに由来する。月並みであるというよりは、お膳立てされた設定にそって、見えているレールの上をずっと進んでいく感じ。盛り上がる展開はあるし、前述のように楽しく読めるが、どういう展開になるのか大まかな部分は示唆され続けているために、やや間延びしているように感じてしまう。もう少し波乱があっても良い気がした。
     また、「背教者」「守護者」の能力については、あえてかも知れないが、もう少し詳しい記述が欲しいところ。好き好きだろ

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    2021年05月11日
  • 王都の死神と光を秘めた少女 イスカンダル王国物語2

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    反乱騎士と謗られていた男装の少女が試験で勝利し少しずつ周囲の目も変わったか…というときに現れる王家を狙う刺客。それがかつての幼馴染?で才をもつものであるタツミ・アンジュと。 狙いもわからず、しかしアリシアは決意して覚醒する。それもタツミの狙い通り。アリシアは王家から信頼を得て、兄は憂いなく蜂起できる状態になってしまったと。 次巻で兄の方の話も出るのかな。兄妹争いになるのは辛い、でも続きも読みたい。兄は争わないルートに…ならんかなぁ。

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    2022年01月16日
  • 王立士官学校の秘密の少女 イスカンダル王国物語

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    かつて内乱で戦果を上げた少女が剣も握れなくなり、男装の少女として育成機関?「黒の門」へ。表紙は綺麗なイラストで目を引くが、内容はしっかり戦記ぽい。内容と表紙と帯の「落ちこぼれ生徒の正体はスーパーガール」がなんかどういう客層を狙ってるのかよくわからないが…。まだまだ序章、才能を持つ辺境騎士の兄と王家機関に入る妹、争うことにならなければいいが…。

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    2022年01月16日
  • 王立士官学校の秘密の少女 イスカンダル王国物語

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    読み応えはある。
    ただ、主人公の物語前半のトラウマで覚醒するまでがあまりにも長いのと、そのトラウマの理由が読者側からわからないのがイライラしてしまう感は否めない。
    盛り上がってきたところで1巻終了、というのももやもや。
    2巻まで出てから読んだ方がいいかもしれない。

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    2020年11月30日
  • 隷王戦記2 カイクバードの裁定

    購入済み

    詰め込み過ぎ

    もうホント「詰め込み過ぎ」の一言に尽きる。
    アルスラーン戦記のオマージュは分かる、でも本家の1/100も魅力ないですわ。
    ※本家も第二部は相当グダグダでしたが、それにも到達してない。

    壮大な物語にしたい気持ちが先走り過ぎた結果、人名だか国名だか分からないレベルで単語がポンポン駆け抜けてゆきます。
    当然掘り下げも全くない。
    3巻にまとめたいなら、もっと人も国も減らして、その分掘り下げた方が良いですね。

    あとこれ、ジャンルはラノベですね。

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    2023年03月25日