岩竹美加子のレビュー一覧

  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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    自分も学びたくなってしまった!
    受け身ではなく自分自身が問いに答えていき、自分自身を構築する 素晴らしい教育・教養。
    改めて日本の教育への違和感と貧弱さを感じてしまう。

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    2025年10月13日
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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    フィンランドの教育スタイルと対比して日本の教育めっちゃ批判するやんって突っ込みつつ、、フィンランドの『人生観の知識』について一部学べた。

    たしかに、日本では高等学校で人権を学ぶ機会なんてないし、自発的に周囲へアクションする姿勢がいかに重要かなんてことも学ばないなぁと実感。

    「決まりだから」で済ませる日本と「本質」で行動するフィンランド。僕は後者スタイルで人生を生きたいなぁ。

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    2025年06月15日
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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    のほほんとしたタイトルだが、学びや気付きが多かった。フィンランドの教育は教育無償化や全人格的な教育モデルで国際的な評価が高い事はなんとなく知っていたが、国全体で子どもの教育を支えている。フィンランドの世界一の幸福度は、同国の教育モデルと深く結びついていた。

    ・国民全員に平等な教育無償化
    ・教師は医師や弁護士と同等の高度専門職
    ・校則はなく服装は自由
    ・学力テストや偏差値がない
    ・塾も受験がない
    ・高校卒業後にすぐ大学進学しない
    ・大学は自立した学習者のための教育機関
    ・就職という概念がない

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    2025年05月06日
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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    これは日本の道徳教育が、素晴らしい理念と理想を掲げて健全な若者を育もう、という見せかけのものであること、さらには耳障りの良い学習指導要領が、よく読めば子どもたちを囲い込むものだというのが見えてきて、新たな視点を得られた本でした。
    最後の方にあった「フィンランドの「『人生観の知識』が広く深い知、新しい知、自分自身の知への飛翔を誘うのに対し、日本の道徳は硬い壁と天井の空間に子どもを囲うようだ。それが子どもたちから奪うものは大きい。」のくだりが印象的。
    内容は、フィンランドの高校の教科書を、センテンスごとに読み解いていくもので、高校生にわかりやすく、また自分自身で考えることをベースにしている。簡単な

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    2025年04月28日
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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    まだ読んでる途中だけれど!!!
    これはみんな読むべきです。
    「はじめに」を読んだ時点で、日本の教育に答えのない問いを考える授業ってあったかな?と考え込んでしまいました。
    道徳がそれ(この書で言わんとしている人生観の知識という科目)にあたると書いてありましたが、わたしには少し違うような気がしています。もっと大事なことのように思います。
    人生100年時代と言われる今、もっぱら生きていると、答えのない答えを考えることばかりです。
    それなのに日本の教育では、そういったことをひたすら考え、みんなで議論し、自分らしい答えを導き出してみるという教育がなされているのか疑問です。
    今からでも遅くない、この考え方

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    2025年04月10日
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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    ネタバレ

    「きまり」を教える日本、「本質」を教えるフィンランド。広く知識を得、善悪の両方を知り、哲学や宗教も知り、自分で考えて答えを出せる人になって欲しい。わが子には。

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    2025年04月02日
  • フィンランドの教育はなぜ世界一なのか(新潮新書)

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    昭和21年文部省は「新教育指針」というものを出した。戦争についてきちんと総括し新日本の教育の重点を教育関係者の使命として創り上げようと呼びかけている。これはなかなかの方針である。この流れが実現されていれば日本は今のような国にはなってないだろうと思う。教育の理念がフィンランドの大事にすることと重なる気さえする。これらは戦後の逆コースと言われるものの中で薄められ消し去られたのだろう。
    1971年に教師になった自分は憲法には誓約したが、この「新教育指針」を研修等で示された覚えはなく、教育は国家が国民に与えるものとして教えられた。そういう考え方が日本の支配層を貫いているのだからやり切れない。
    自国だけ

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    2025年01月26日
  • フィンランドはなぜ「世界一幸せな国」になったのか

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    フィンランドが幸福度ランキング1位の理由がわかった。国が国民を1人残らずケアしてくれる社会は羨ましく感じた。

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    2022年07月15日
  • フィンランドの教育はなぜ世界一なのか(新潮新書)

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    魅力いっぱいフィンランド
    いつか自分の目でフィンランドの世界を見てみたい

    日本の教育はこれからどう変わっていくだろう
    文化的背景も踏まえると取捨選択は必要だけど、フィンランドの教育から学べることはたくさんありそう

    兵役についても見識を深められた

    ✏フィンランドでは、教育の無償と平等が強調される

    ✏フィンランドには学習義務はあるが、学校に行く義務はなく、自宅などで学ぶことができる

    ✏フィンランドの校則は、「授業中人の邪魔をしない」「いじめない」「学校の備品は壊さない」など、基本的なことを述べている
    服や髪についての校則はない

    ✏日本では2016年から選挙権年齢が18歳に引き下げられた

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    2022年02月17日
  • フィンランドの教育はなぜ世界一なのか(新潮新書)

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    フィンランドがPISA で読解力や科学的リテラシーなどのにおいて1位を獲得したことを知って、興味を持った。特に、「人生観の知識」という、日本の道徳にあたる科目が詳細に紹介されており、レベルの高さに驚いた。単なる知識だけではなく、思考力が鍛えられる。日本の教育にも活かせるところはあると思う。また、保育所は、朝食、昼食、おやつが無料であることに驚いた。働く母親に優しい環境が整っている。ただ、フィンランドの付加価値税は最大24%であるようだ。高福祉高負担の国と一概に比べることはできないと感じた。それでも、日本とのいろいろな違いがわかり、日本の教育について考えるきっかけになった。

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    2020年12月31日
  • フィンランドの教育はなぜ世界一なのか(新潮新書)

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    フィンランドの教育について、どのような教育制度があるのか、何をどのように教えているのかを制度そのものだけでなく、それを産み出す歴史や社会変化に注目しながら、自身の息子の教育経験をもとに解説。興味深かったのは、数十年前は教育制度も社会も日本とあまり変わらないというところ。その変化も描いているからこそ日本もどのように変わる可能性があるのかが見えてくる。また単純な北欧礼賛型、日本虚仮威しの論調ではなく、教育制度のなかにある、啓蒙的思想(上から目線感)、徴兵制度、軍役中のタテ社会、ナショナリズム、その根底にある母性礼賛など、フィンランドの社会のリアルが見えるのも面白かった。

    しかし新書の類は、いつも

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    2020年03月31日
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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    ネタバレ

    高校生でこれが学べるとは幸せ。大人でも役立つ。「社会のと関係の中での個人主義」「日本は普段集団主義のくせに人を突き放す時だけ個人主義」「イジメは、いじめる人、いじめを助ける人、いじめられる人、黙認する人、の4者の問題」「自分自身の行動に責任を持ち、他人の背後に隠れない」「内集団のメンバーはそれぞれ異なるが、外集団のメンバーは皆同じと思ってしまう」「不明瞭であることに耐える」等。歴史的背景、理論、現在の社会的事実も材料に語られている。社会に生きる現代人として、「人生観の知識」を手元に置いておきたいです。

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    2025年07月19日
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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    丁寧にフィンランドの教科科目「人生観の知識」を紹介されていた。
    批判は否定ではない、という言葉が心に残った。
    日本との比較で、日本の教育には宗教が紛れ込んでいるとのことで驚いた。

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    2025年04月04日
  • フィンランドの教育はなぜ世界一なのか(新潮新書)

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    日本の学校教育は精神主義の側面が強く、そういった部分がPTAにも表れている。また、何か問題があっても具体的な解決方法が明確にされていないため、怒りの矛先が行政に向かいにくい、というのも面白かった。前半を読んだのが結構前なので読み直したい

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    2025年03月27日
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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    ネタバレ

    親が生活保護を受けていると進学が認められないなど、日本において大学進学は贅沢とされている。

    北欧型福祉国家とは、貧しい人を助けるのではなく、貧困に陥らないようにセーフティネットを構築すること。

    たいていの場合、「自分で調べる」とは「YouTubeの動画を見て騙される」こと。

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    2025年01月02日
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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     フィンランドの学校には「人生観の知識」という選択科目があり、小学校から高校まで選択することができるそうです。そして、フィンランドの教育庁は「人生観の知識」という科目を次のように説明しているそうです。
    「人生観の知識の出発点になるのは、すでに用意されたカリキュラムではなく、生徒が生きている世界とその現象である。自分の人生観をアクティブに形成、その根拠を内省し、それに影響を与えているファクターを分別する。
     同時に、政治的、科学的、哲学的、思想的、ポピュラーカルチャーや宗教など、様々な一般的な世界観を考える。
     人生観の知識は多分野で、人類学、哲学、心理学、生物学、地理学、歴史、文化、アート、

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    2024年12月29日
  • フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養

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    大学で教育について学んだことがあり、他国の教育はどんなことをしているのか気になり読みました。

    内容は、フィンランドの人生観の授業内容の紹介でした。
    一部の紹介ですが、内容が広いこと、日本のカリキュラムの考え方の違いにとても驚きました。

    日本では、大学に行くための授業となりますが、フィンランドでは、今後の人生の選択のための人生観について多くの時間を割かれています。

    私個人的には、フィンランドの教育方針の方が人としての成長は見込めると思います。
    しかし、教育システムがそもそも異なるため日本では広がることはないのか??

    帯に書いている10代の頃こういうことを教えて欲しかったは、少し難しい言葉

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    2024年11月08日
  • フィンランドはなぜ「世界一幸せな国」になったのか

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    ネタバレ

    「子供は国の宝だ」を体現した国。この本の中で一番心に残った言葉は「その子どもも、あるがままでかけがえない」。もう素敵な言葉すぎて自然と涙が出てました。日本がいかに教育に対してしっかりと向き合っていないのか、時代遅れなのかに気付けました。選挙って大事だな、とつくづく思い知らされました。こんな日本でいいのかと。今の日本の政治は、日本人の国民性に胡座をかいていると思う。日本人も日本人で平和ボケしている。日本が素晴らしかった時代はもうとっくの昔に過ぎ去っています。もちろん、日本のいいところは他にも山ほどありますが。少なくとも教育や子育てに関する制度は他の国から学ぶことが沢山あると感じました。私たちは、

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    2023年10月01日
  • フィンランドはなぜ「世界一幸せな国」になったのか

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    【オーディブル】
    おもしろかった!
    マイナンバーカードが成功してる国。
    よくよく聞くと、すごい情報を国に吸い取られてる
    そのビッグデータが役立ってるから国民は反対しないのかな?

    河野はなぜ今頃(2023.07)になってフィンランドを含めたマイナンバーカードが成功している国に視察に行くことにしたのか???
    なぜやる前に調べずに進めたのか?
    謎…

    老後2000万問題について
    国の運用ができてなくて、間抜けな国家扱い だそうです。
    間違いないw

    他国を見て、いい事、悪い事あるけど
    日本以外の国を学ぶのは楽しい!!

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    2023年07月22日
  • フィンランドはなぜ「世界一幸せな国」になったのか

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    フィンランドの国家政策、制度の話が、日本と対比しながら書かれていて、国民がどういう思いで生活しているのかが浮かび上がってくる本だった。

    みんなが働くことが当然で、働きすぎないことが当然で、ちゃんと休みを取ることも当然。男女で差別しないことも。
    この当然がいかに達成されてきたのかが語られているのも特徴的だと思った。1日にしてならず。先人の努力と政府の柔軟さと協力があってこそ。信頼できる、責任ある政府、うらやましい。

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    2023年07月06日