岩竹美加子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
教育こそ、昔からの流れで変えられないものはない。
それが既得権益という部分もあるだろうが、やっぱり何年かすると卒業してしまうために、顧客の声が反映されづらいという点が大きいのではないだろうか。
「そもそも今でもこんなことやっているの、おかしくない?」
そんな意見があっても、敢えてここをアップデートしようという力が働きにくいのだ。
フィンランドは、人口や経済規模こそ小さいが、一人当たりGDPを見ると豊かで自由な民主主義国として知られている。
これだけでも日本とは大きく異なる。
日本は世界の中で相対的に比較すると、豊かで自由ではあるだろう。
しかしフィンランドとは何かが違っていると思われる。
なぜ日本はこんなに閉塞感があるのか。
教育制度が大きく影響していると思うのは、私だけだろうか。
フィンランドの授業時間は日本の半分らしい。
日本では詰込み型の受験勉強を強いられるが、フィンランドでは「学びたい時に学ぶ」が基本。
入学や卒業というセレモニーは簡易で、社会人になっても大学に入り直すなども普通のことである。
確かに今まで気にしてなかったが、日本であんなに勉強しても、大して頭がよくないというのはどういうことなのだろうか。
根本的に頭が悪い民族なのか?
勉強方法のシステムが悪いのか?
これは当然に後者だろう。
やはり目的と手段をはき違えているとしか思えない。
「なぜ勉強するのか?何のために勉強するのか?」
決して「受験戦争を勝ち抜くため」ではないはずだ。
何かが間違っている。
(根本的に日本はそういうところがある)
この辺を正しく軌道修正しないと、次の世代が育たない。
どんどん日本が弱い国になってしまう。
国力を高めるならば、教育からだ。
真剣に考えるべきことと思う。
(2019/11/18) -
Posted by ブクログ
幸福度だけでなく教育も世界一。15歳の学習到達度で読解力や科学的リテラシーなどで1位だが、学力テストなし、受験なし、偏差値なし、当然塾もない。小学校から大学まで無償の上、小中では教材も無償支給、高校まで給食も無償。少ない授業時間で教員の長時間労働もない。人生観を育む独特の授業、'いかに学ぶかを学ぶ'ことに力点が置かれた教育。日本とフィンランドと両方の国で子育てをした著者の経験から、両国の教育の違いが語られている。学校の視点から教育を管理する日本、子供の視点から教育を考えるフィンランド。印象的な言葉として、日本語での登校と下校。学校を頂点に見据えた発想が垣間見える。フィンランドの教育も一朝一夕で、今日のスタイルに到達した訳ではない。歴史的経緯を理解する中で、日本でも参考にすべき発想転換のヒントが浮かび上がる。賛否両論の議論を通して、日本の教育が再構築されていくことを期待したい。
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購入済み
最初の章でフィンランドの教育は良い、日本の教育はダメというのを決めつけてから書いているように思い、あんまり読む気になれませんでした。
それぞれの良いところだってあるはずです。
ただフィンランドの良さを知りたかったから読み始めたのに、悪いところばかりを比較して並べるのは、偏っているような気がします。
もちろん日本の課題はたくさんありますが、ここで述べられている背景は日本がダメといいたいがために持ってきたようなもので、語られるには少し薄いと感じます。