滝沢友紀のレビュー一覧
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このほのぼのとした絵に和む。
そして改めて読むとやっぱりゴミを少なくするべく個人個人の努力がもっと必要だなと再認識させてくれる。
名刺がないからジュースを奢って名前を覚えてもらうというおじさんのエピソードにも感動。名刺を持ってる人もこの低姿勢を意識すべきよなぁ…。
粗大ゴミをいつも出し忘れるという人向けにこっそり事前通知サービスとかはしてくれないのかな…!
高級住宅街のゴミは少ないという話は前巻でも出てたけど、それでも生ゴミはやっぱり出るのねぇ、しかもまだまだ美味しく食べられる高級品も…。
「本音言うとただただ和歌山に帰りたいです」って言ってるマラキンポンさんはその後どうなったんだろう!? -
Posted by ブクログ
「資源」はゴミではない。
お金持ちのゴミの特徴。
浄水ボトルの節約のお話。
台湾で生ゴミを豚の「飼料用」「堆肥料」に分別して再生するシステムを取り入れていること。
リサイクルをうたうことでペットボトルの大量消費の罪悪感が減っている気になっている気がする。リサイクルされるからどれだけ消費しても大丈夫なんじゃないかと思わせているのではないか?
食べ物を残すのは良くない。
ゴミ回収中に後ろからバットで殴られた清掃員のお話。
今の使い捨ての生活スタイルではなく少しでもゴミを減らしてしていく努力をしていくこと。
ゴミ清掃員は住民の皆さんに日常を届ける仕事。
ペルー出身の女性ドライバーさんのお話。 -
Posted by ブクログ
焼却炉の中に不燃ゴミがたまると手作業でかき出して再点火すると200から350万かかるというのは初めてしった。きちんと分別することも節税につながるのだな。
薄いゴミ袋は回収の時に破れるので製造メーカーにお願いしたいとあるが、確かにそうかもしれないと思った。暑さを統一することもごみ収集の際に助けになるのかもしれない。
行儀、人柄は末端(ゴミ)にあらわれる。
すごくいい漫画だと感じた。
ごみ収集の仕事を通して、毎日辛いことを乗り越える強さを教えてもらった。日常を送ることの大変さ、難しさ、ありがたさを実感した。
ゴミの分別は地域それぞれなので何とも言えないが、参考になるところもあった。
体力仕 -
Posted by ブクログ
「焼却炉の中に燃えない不燃ゴミが溜まると火を止めて手作業でかき出す清掃工場もあり、作業を終えて再度火をつけるのに200~350万円かかる」
そして、それは税金でまかなわれるという…。
この本には、知っておいた方が良い知識がたくさん。
ビデオテープが燃えるゴミだとは知らず、びっくりしました。
実家ではカイロも不燃ゴミではなく、燃えるゴミとして出してしまっていました…。
女性誌などで環境に優しいサステナブルでオシャレな商品の紹介が増えてきましたが、
それよりも正しいゴミの出し方や、今ある物を大事にした方が環境に優しいのではないかと思います。
奥深い本です。 -
Posted by ブクログ
ああ、さっぱりした。
「他人を幸せにする人たち」を読めただけでも読めてよかったな、と思っていたのに、「生きる」の出産編と決意編に、ガツンと揺さぶられた。喉がいたくなり涙腺の存在を強く感じた。涙もろい人なら号泣だと思う。
本当に人生で大切なものを見つけた、売れないお笑い芸人とゴミ清掃員の仕事の二足の草鞋をはいている著者の滝沢秀一さん。彼の決意に共感と力をもらえた。
「おもしろくてためになるゴミ出しの話をお届けします」と背表紙にあるけれど、そんなレベルにおさまらない、町だけでなく読み手の心まで清掃してくれた一冊。
きれいにしてくれてありがとう。本の中の辞表の彼とペルーの彼女にも、そして漫画を描いた -
購入済み
老若男女もれなく読んでほしい
ゴミ清掃員と芸人のかけ持ちをしている方の考えを奥様がエッセイ漫画にしているのだが、気取らない感じでメッセージを伝えるスタイルとほっこりした絵の印象が非常にマッチしている。ちょっとしたゴミにまつわるあるある話、壮大な環境問題、人生論などゴミ清掃員をしている中での気づきや考えが幅広く紹介されている。読者に対しても同じ高さの目線で語りかける感じで嫌味がなく、読んだ後にちょっとした学びと考えるための材料を貰えた感じがした。適度なギャグ要素もあり老若男女のどの層にもおすすめできる稀有なエッセイ漫画。
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購入済み
ゴミの出し方を考えたくなる本
決まった日にゴミを出せば、清掃員が回収してくれる、当たり前ですね。
でもそんな当たり前を支えてくれるのが清掃員のみなさんです。ゴミを回収する場面はめったに見ませんが、集めているのは紛れもなく人間です。
それにしても、ペットボトルのラベルは作業員が手作業で剥がし、蓋も作業員が手作業で取っているのは知らなかった。めちゃめちゃ手間ひまかけさせてるんだな。たまに「蓋を外すのをわすれちゃったけど、まあいいか」と出してたことを反省します。
清掃員さんが「MAXめんどくせぇ!」と辞めてしまわないよう、一人一人がゴミ出しの規則を守ることが大事。
考えさせられました。