まめふくのレビュー一覧

  • 新宿の猫

    Posted by ブクログ

    自分は最後に出てくるスマホを眺めながら一杯飲んだ青年の立ち位置だから、この話の温かさをふわりとしか感じ取れないが、時代という背景を知っていればより心に響くんだろうなと惜しく感じた。

    0
    2022年08月06日
  • 新宿の猫

    Posted by ブクログ

    新しく改装などしたら絶対に復原できない、新宿のゴールデン街。

    そのひとつの飲み屋さんに通うようになった1人の若者。

    夢ちゃんと呼ばれる店員さんと、お店に貼られていた猫の家族図

    切ないけれど希望の光が見えるお話

    猫達だけが信じられる 猫達だけしか信じられない

    「金のあじさい 銀のあじさい」のエピソードがこころが痛む

    0
    2022年07月15日
  • ぼくがスカートをはく日

    Posted by ブクログ

    『ぼくと秘密のメリッサ』も演劇が使われていましたので、イメージがダブってしまいました。
    LGBTQテーマの物語。
    生まれつき女の子と思っていた男の子。想像の世界で自分の洋服をスカートだと思って過ごしていたが、その空想の力が追いつかないのを感じ始めていた。でもやっぱりスカートに憧れる。女の子の着ている明るい色の服や長い髪にも目がいってしまう。
    この話では、主人公グレイソンのありのままを支持する人と、自分の価値観・信念を主張してしまう人もいます。それはきっと、現実の世の中を楽観視せず、それでも勇気を持って自分らしく生きて欲しいというメッセージを送っています。
    読んだ皆が、何かしら考えたり印象に残っ

    0
    2021年12月26日
  • ぼくがスカートをはく日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読書会の課題本となったため、読む。
    いろいろまだるっこしかった。そんなん、言っちゃえーとか、平気だよーとか、負けるなーとか。
    でもやっぱり10代は戸惑うよね。

    0
    2021年12月21日
  • ぼくがスカートをはく日

    Posted by ブクログ

    途中、読むのつらかったなぁ
    特におばさんがダメ
    でもこういうひとは現代の日本にもまだまだたくさんいるのだろうし、当事者が周りにいなかったり知識が足りないこともあって、理解がないよなあ
    そもそもこれまで生きてきた価値観の刷り込みによって嫌悪感や拒否反応に繋がるわけだろうけど、宗教上の理由がある場合を除いてむしろ理解ができない…
    一歩を踏み出すことは怖いしリスクが伴うし不安だし、人は現状維持を望んでしまうものだけど、でも自分をなかったことにする、見ないふりをする、考えないように感じないようにしたって、主張は湧き上がってくるものなのだろうな
    ちかくにそっと寄り添ってくれる人がいるかいないか、環境がそ

    0
    2020年11月07日
  • ぼくがスカートをはく日

    Posted by ブクログ

    4歳のとき両親を交通事故で亡くしてから、シカゴで、伯父の家族と暮らす12歳のグレイソンは、鏡の中の自分が日に日に女の子らしさを失っていくことに落胆していた。学校でも孤立している彼は、近くに引っ越してきた転校生のアミリアと親しくなり、一緒に古着屋に行く。しかし、彼が欲しいのは女の子の服だった。アミリアとの仲も長続きしないと落ち込んだ彼は、たまたま演劇の出演者の募集チラシを見てオーディションに申し込むが、チャレンジした役はヒロインのペルセポネ役だった。素晴らしい演技をした彼に、先生はペルセポネ役を与えるが、伯母やその子どもジャックの大反対、学校内のいじめに遭う。

    自分は女の子だと思う少年(少女?

    0
    2020年05月06日
  • 想いであずかり処 にじや質店

    Posted by ブクログ

    片島麦子さんは初めましての作家さん。

    最近、こういう感じの作品が増えたなぁ。
    だからこそ、筆致だったり、キャラクターだったり、何かしら突出したものがないと、どんどん埋もれちゃうんですよね。

    わたしにとってこのお話は、あんまりピンとくるものではありませんでした。

    0
    2019年04月25日
  • ぼくがスカートをはく日

    Posted by ブクログ

    主人公がスカート(に象徴される女性)に憧れる気持ち、自分の性に違和感を感じている様子がよく伝わってきた。
    理解ある先生に出会い、演劇を通して自分を表現できるようになってよかったと思った。

    0
    2018年11月15日
  • ぼくがスカートをはく日

    Posted by ブクログ

    以前読んだ『パンツ・プロジェクト』とは逆で、心が女の子の男の子が主人公。幼少時代の両親がとても素敵な人。『パンツ・プロジェクト』よりは見劣りするかな。

    0
    2018年09月03日