家族が幸せになるためのヒントが書かれているが、個人が幸せになるためのヒントにつながっていると思った。
行動指針
①不運な出来事や困難に出くわしても、成長できる機会だと捉える。
5年前に乳がんが見つかって手術をしたまどかさん。そのとらえ方がすごい!通常は、落ち込んでしまうと思うのに、悪くなる前に自分
...続きを読むで発見できた、予定よりも早く手術ができたと本当にラッキーだったととらえている。また、放射線治療も経験したが、これも少し成長できたかなととらえているのだ。本当に、幸せになれるかどうかは、物事のとらえ方次第なのだと痛感する。
②言葉を発する前に、言ったら相手がどう思うかを想像する
③信じると決める。そうすると、楽になる。
④夫と二人の時に、老後についての話をする。
以下、印象的だったところの引用。
・「みんな違ってみんないい」ということを欧米諸国の人々はわかっている
・休日に思いっきり好きなことをするだけでも良い。私生活が暇な人よりも、忙しい人の方が幸せな確率が高いと言う結果が出ている。
・人の為になる事にチャレンジする
・不運な出来事や困難に出くわしても、成長できる機会だと捉える。
今では、何が起きても落ち込む事はほとんどなくなりました。それは、何か思わぬことに出くわしても、「これを乗り越えることで、また自分が成長できる」、「成長できる機会が与えられた」とポジティブに物事を捉えるようにしているからだと思います。
まどかさん。実は、5年前、乳がんが見つかり手術を経験しました。がんが見つかると、やはり落ち込んでしまう人は少なくありません。告知や手術、治療を通して、苦痛になってしまう人思います。でも、私の場合、悪くなる前に自分で発見できたし、手術室が急に開いて予定より早く手術ができたし、本当にラッキーだったなと言う印象ばかりが残っています。
手術当日、日程が急に変更になったことで、もともと海外出張の予定が入っていた夫は付き添えませんでした。私1人で入院し、手術を受けてきましたが、ニコニコしていたからか、あなたは付き添いの方ですねと看護師さんに間違われるほど、精神的に安定していました。
退院後は放射線治療も25日間やりましたが、問題なく乗り切ることができました。顔と言う病気について知識を得る機会にもなったし、はじめての経験をいろいろしたことで、少し成長できたかなと思っています。
入院中は、「お母さんは超ラッキーだから大丈夫!」と子供たちと夫が書いてくれた寄せ書きから元気をもらったことや、もともとの楽観的な性格も影響したでしょう。でも、何事も成長の機会だと前向きに捉えられるようになったことが、精神的にも肉体的にも良い影響を及ぼしてくれたのではないかと思っています。
・公園の散歩が最も簡単で効果絶大なリラックス法。ある研究によると、リラクゼーションよりも公園の散歩の方が幸福度が高まると言う結果が出ている。特に大きな樹木などに接することができればより効果的。
・月に1度子供たちがほったらかしておいて、夫婦2人だけで出かけミュージカルを見に行ったり食事に出かけたりしています。円の日ではなく円とデートする日です。こうした日は私にとっても夫にとっても、精神的なリフレッシュになっていると感じています。
・相手の気持ちになることが幸せになること
・あなたがいてくれてよかったは万能の言葉
・褒められた時は、謙遜せずに素直に受け取る
・まどかがたまに2人の事は200%の愛情を込めて育てたからと言うと誰も光もせずに雲知っているとさらりと言うのです。認められている因子を増やすためにも親子でのハグをお勧めします。子供が大きくなればなるほどやりづらくなってしまうので幼い家からやっておくことがポイントです。
・信じると決めると楽になる
相手を疑い始めると、どんどん深掘りするしかなくなり、心が休まることがありません。その思いは表情や態度、言葉などになんとなく現れるので、信頼していないと言うことが、どこかで相手に伝わってしまいます。すると、相手もこちらを信用してくれなくなってしまうでしょう。こうした負の連鎖を解決する方法は、1つしかありません。信じると決めてしまうことです。
そうすれば、何が起きても、信じると決めた以上、余計なことを考えなくて済みます。相手に対する態度は常に変わらないので、自分も楽ですし、それが1つの愛情であることが、相手にも伝わるでしょう。
・老後を共に歩むための協調因子の高め方
生涯幸せな家族であり続けるためには、夫婦2人でどんな老後を送っていくかもおりにふれて話を使っておくべき
海外を散歩している時など、手をつないで歩く中の良さそうな老夫婦を見ると、あんな風になりたいねとロゴをイメージしたりしています。日ごろから普通の会話の中で、歳をとったらどう生きていくべきか、どこに住みたいか、一緒に考えます。介護が必要になったり、寝たきりになってしまったときにはどうするかお互いの希望を明らかにしています。例えば脳死になったらどうするのか、脳死を子と捉えるのかなどの論点を話し合っています。もちろん、どちらかが先になくなったときのことも話しています。お葬式の写真は必ず笑顔のものにしてほしいとか、こんな花を飾って欲しいとか。そうやってイメージを共有することで、残りの人生を共に歩むための協調因子も高まっていくのだと思います。人間は必ずいつかは死にます。伴侶をなくし悲しみばかりで立ち直れなくなってしまうことがないように、前向きにその時のことを話し合っておくと良いと思います。日ごろからそんな話ができていれば、いざと言う時、少しは心の準備ができているのではないでしょうか。