坪田侑也のレビュー一覧
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高校2年生の男子バレーボール部員が主人公。
彼らのやりとりや彼の繊細な心の動きがとってもリアルで、ぐっときました
中高バレーボール部で現役大学生という著者だからこそ、こんなにリアルに描けるのだろうな。
クールな主人公の気持ち、感情の変化がとてもよかったです。
高校大学とアメフト部だった長男、小学校から高校まで野球をしていた次男、
彼らも熱いタイプではなく、特にクールな長男には何度も「やる気あるの?」とイライラしてしまったほど。
けれど彼らにもそれぞれ思いがあり、こんなふうにチーム内での立場やチームメイトとの関係、いろいろな葛藤があったのだなと改めて気づき、胸が痛みました。
高校生の部活、そ -
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ネタバレ醒めてる、というか、アツくはなれない高校生(まぁふつうそんなもんでしょう)、でも、日々なにかしら気になることはあって。
なかなかにもどかしい展開ながらも、一気読み。
自分にとっての会心の一瞬、それが心をアツくし、そこにまつわる思いが、自分にとって「切っても切り離せないもの」になる。
部活でも、その他のことでも(大人だったら、仕事でも、趣味でも、、、恋人とかでも?)、私なんでこれを続けてるのかなー、これじゃなきゃダメなわけじゃない、最近なんだか面白くないし、辞めて別のことするのでもいいはずなんだけど?、とか、思うことは、ある、と思う。
自分にとって、これは、切っても切り離せない、と腹を括っ -
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ネタバレそれ目的で買い、彼の短編と解説部しか読んでいないため、白井智之の「誰も読めない」だけのレビューです
作品自体は先行して
「もの語る一手」講談社刊 アンソロジー
に掲載済みだが、購入を迷っていたところだったので安価なこちらは有難い
ストーリーは
プロ棋士が対局中に拉致され、ある男に冤罪を証明して欲しいと頼まれる
彼の正体は、弟子を取らないポリシーがかつて一度だけ揺らいだ、将棋イベントで出会ったことのある家庭環境の思わしくない少年だった
現在と過去の対局シーンや駒の動きが本気めで描写されているし、ミステリー要素にもゆるく絡んでくるので将棋が全くわからないという方には読みにくいかも
有名な戦 -
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「八秒」、
バレーボールではサーブの際に主審がホイッスルを吹いてから八秒以内にサーブを打たないと相手の得点になり、サーブ権も移動します。
明鹿高校男子バレー部 宮下 景は、春高予選直前に怪我をしてしまう。
この怪我によって、バレーボールとの向き合い方が分からなくなってしまった景。
これまでは、何も考えなくても自然と体は動いていたのに。
景の怪我のキッカケとなったのは隣のクラスの真島 綾。
景の怪我の責任を感じ綾は「罪滅ぼしをさせて」と申し出る。
このことで景と綾は連絡を取り合うようになる。
そんな綾にも向き合い方が分からなくなっているものがあった。
怪我によってレギュラーからも外れ、 -
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なるほど〜
こういう感じか〜
と、私も思いましたよ、Manideさん
ストーリーの中心は高校男子バレー部
主人公は、ちょっとクールな高二男子
熱いバレーボールの話でもないし
楽しい高校生ライフの話でもないし
眩しすぎない、爽やかすぎない
最近の高校生の現実に近い感覚なのかな
主人公の男子はバレー部レギュラー
春高予選前に女子との思わぬ接触事故?で足を怪我してしまう
一ヶ月程のリハビリを経て練習に戻った彼に見えてくる物
好きだから続ける
夢中になる事を得る
バレー部でなくても納得できるストーリー
八秒の意味は初めて知りました
私もまだまだだな
今回男子バレー代表入りの宮浦選手は、熊本出身
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突然、今からウン十年前の部活時間の空気が蘇りました。先輩たちとの言葉のやり取り、同学年の誰がレギュラーに選ばれるかのの心の揺れ、他校の選手とのわずかな交流、合宿所の食事、帰宅部のヤツらとの会話…そして、なによりも「なんでこの部活やってるんだろう、オレ…?」という自問自答。ちょっと自意識過剰気味でモヤモヤモンモンしていた、あの時代の缶詰を開けられたような感じです。この本は21歳の医学部生が第二作として書いた本ということで著者のインタビューから手にした本ですが、まさに直近の自分ごとをフレッシュパックした作品なのでしょう。そのインタビューでも「王道青春小説」と評していましたが、青春のど真ん中は半世紀
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/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
なるほど〜
こういう感じか〜 という展開でした。
バレーボールが描かれている時間はわずかで、主人公、景のもやもやとの葛藤がメインで表現されています。
エースとか、セッターではなく、なんとなく冴えない宮下を中心として、お話は進んでいくのが、なんともいえないです。
高校生のリアル感を感じました。部活との向き合い方とか、女性との距離感とか。懐かしいな…
私が高校生の頃は、ゲームばかりやっていましたが、バレーボールもそれなりに時間をかけてやっていました。
ただただ、どちらも成長していくのが面白かったんだと思います。ゲームは上手 -
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ネタバレ八秒
サーブのことかと思っていたら後で違うことがわかる
柳田将洋選手と著書の対談をきっかけに知った一冊だけど、熱くバレーボールに燃える高校生というのとは違う、だからこそスポーツ経験のない自分にもしっくりきた
本当に、しっくりきたが合っている
なんとなく過ごしている 好きなのか なんで続けているのか…
景と綾の関係もほど良くて、進まなくて良かった
高校生ってみんなが熱い訳じゃないけど、でもやっぱり熱いのが好き
ふたりにも好きが見つかって、というか確認できて良かった
最後の試合のときの「僕がいれば勝てる」は良かった
ふたりがもっと仲良しになって、お互いの好きなことを認め合うのを想像できる最後がよ