川内潤のレビュー一覧

  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    自分の辛い気持ちを100%に近く代弁してくれてる内容で、慰められ、励まされた。考え方を変えねば互いが苦しい。

    親が衰えるのは当たり前なのに「もっと頑張ってほしい」と思うのはなぜなんだろう。
    それは自分の人生と親の人生を重ねてしまうから。
    誰だって死亡率100%の人生を生きている。

    老いた親が見せる弱さ。それは子供を傷つけ、怒らせる。歳を取れば親は情け無い姿を晒すようになる。しかし子供は親にいつまでも立派でいてほしい。近くにいればいるほど、子供は傷つき、怒りを溜めてしまう。それこそ「親孝行の呪い」。距離を取るしか解決策はない。

    子供は元気な時の親を知りすぎていることによって振り回される。介

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    2025年08月14日
  • 上司に「介護始めます」と言えますか? 信じて働ける会社がわかる

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    2025.04.19
    どれだけ日本の組織が構成員を大事にせず、本書に取り上げられる組織が例外なのかを考えると暗澹とした気持ちになるばかり。

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    2025年04月19日
  • 親の介護の「やってはいけない」

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    タイトルを見て少し戸惑ったのがはじめ。

    「これはやめましょう」的な投げかけに、やってしまっていた自分にドキリ。
    読み進めていくうちに、ああ、そうなってしまうんだなぁ、あるあるなんだなぁと救われたような気持ちになった。

    物理的な距離は近いけれども、だからこそ「距離」を取ることの大切さ。

    介護に関わる本を読んでいく途上、「介護士目指そうか」と考えてしまったのも「あるある」で。

    家族には家族の「介護」は出来ないものなんだと、自立支援は出来にくいものなんだと、考え方が変わった。
    良かれと思ってやっていたことが、自立の機会を奪っていたことに気付かされた。

    「親が困るまで「待つ」ことが大切」

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    2025年03月14日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    50代男性による一人暮らしの母親の介護記録。
    女性の目線とかなり違うというのが一番の印象。
    大切に思っていてもなぜもこう不器用な接し方しかできないのか。
    親や介護に対する正直な思いも、女性と(私と?)だいぶ違うと思った。
    いずれは仕事を辞めて一緒に住まなければならない、とか、近くに来てもらう、などはしなくても大丈夫。
    元気なうちにとにかくまず、地域包括支援センターに連絡しましょう。

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    2024年11月15日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    介護、、、
    考えるだけで憂鬱、でも、きっと遠くない将来、避けて通れなくなる日が来るんだろうな、、、、
    そんな私に、少しの安心と、だから、少しずつ介護のことを知っていこうと思う勇気をくれた本。

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    2024年10月14日
  • わたしたちの親不孝介護 「親孝行の呪い」から自由になろう

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    自分、不器用なんで(笑)
    資本主義の毒にもかかってますし、
    ビジネスマンの思考法にどっぷり浸かってますし、
    親孝行せねば、の呪いにもかかってます。

    ビジネスのマインドセット「課題解決」「PDCA」では
    親の介護は到底太刀打ちできませんよ、と
    教えてくれる本です。
    闘い?の根本から違う、と。

    名前を明かさぬM女史との対談が最も面白かったです。
    著者の前著をずけずけこきおろす
    鋼のメンタル女史でした。おっかないけど、
    2時間だけなら会ってみたい(笑)

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    2024年08月03日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    自分の経験と照らし合わせても、共感し、慰められる内容だった。親や親、子は子、という「個人」の意識が持ちづらい…「同居」というカタチがあるように、その意識がまず「介護」を難しくしているのだと思う。決して「側にいることが親孝行」とか「家族の問題」とか「施設なんて酷い」とか…よく言われるそういった意識が、結果的にどちらの人生も破壊してしまうことは、多々ある。介護離職をしたり、社会から隔絶した状態に追い込まれたり、果ては、お互いに「終わりにしよう」とまで思ってしまう…。


    まずはそういった「幻想」を捨てること。
    そして、個人対個人としての適切な「距離」を保つこと。その上で身勝手な「親孝行」という概念

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    2024年07月21日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    ・現在、地元から離れて暮らしており、母親から「親のそばに住まないなんて親不孝だ」と言われ続けている者です。
    ・自分の立場を客観視できる、すごく助かる本でした。
    ・体験談+解説で構成されているので、素人と専門家の両方の立場からの意見が読めておもしろい。
    ・自分が親とどう関わっていきたいのか、考えが整理できた気がする。
    ・母親をはじめとする家族もこの本を読んで、こういう考え方を理解してほしい...。

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    2024年07月07日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    ためらわずに公的支援に頼って、親も自分もストレスをためずに生活していくのが大事だし、結果的に良い関係が作れると思う。
    介護が必要なかんじになってきたら再読したい。

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    2024年07月06日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    介護、というとわれわれはどうしてもガッツリ親に関わって、を想像してしまう。その考えが導くのは親も子どももともだおれ、という現実。いま世の中にある「親孝行」という常識をすっと俯瞰して、相談し、頼れるところは頼るというマインドの変換が、結局は親も子どもも幸せに健やかに暮らせる、という本でした。親の価値観は元気なうちに知っておかなければなー。

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    2024年05月03日
  • わたしたちの親不孝介護 「親孝行の呪い」から自由になろう

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    親の介護が必要になる前に読んでおくといいと思う。適度に距離を置く事がお互いを救う。物理的な距離は介護を難しくするばかりではない。母と息子、母と娘の関係は確かに違うと思う。

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    2024年02月13日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    何かで紹介されていて、親の介護も他人事ではないので読んでみた。

    実際に介護に関わった人が自分の経験を基に、介護の例を紹介している。

    これは本にするぐらいだからうまくいっている例である。親の介護は誰しも初めての経験だから、始まる前に何らかの知識は得ておくに越したことはない。
    参考になったのは「地域包括支援センター」を調べておくこと、「介護保険証」を確認しておくこと、自分で介護しようとせず、プロの手を借りること。

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    2023年12月31日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    介護を考えた時、まず包括ということを知れて良かった。確実に迫ってくることなのに、自分なりのイメージばかり持っていて、もっと実際を知らないといけないと思った。

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    2023年11月02日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    タイトルほど「親不孝」では無い内容(笑)十分に親の事を大切に思い、アクション起こしているよ!と筆者に突っ込みました。しかしながら、いくつか大切な事が書かれている気がする。「介護とは日常の中で出来る事が減っていく撤退線」「親にイライラしてしまうのならな、会わずに距離を取ればよい」「公的な仕組みをしっかり活用する、それは悪いことじゃない」「親にとって、子が元気に働いていることが一番、それが日本の公的制度を回すことになる」。自分自身、親との距離感に悩んでいるので、とても参考になりました!子育てと同じで、先回りでトラブルが起きないように手を尽くすことは、結果として、状況を悪化する可能性があることを頭に

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    2023年10月25日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

    購入済み

    読みやすかった

    介護保険認定の意見書を書いて頂いた医師に勧められて購入。
    とても読みやすかった。

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    2023年06月28日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    2022年初版。私自身が、いろんな事情があり88歳の母と同居をしています。本の中でも出てきますが、親孝行の呪いに自信がはまっていることを痛感しました。読んだからと言って解決はしないのですが、ヒントにはなりました。あまり一人で沼に入り込まないでケアマネさんに相談をしてみようと思えたことが、一番の収穫かと思えます。

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    2023年06月15日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    ■介護に関して、著者の実体験を通じて、介護のノウハウを教えてくれる本
    ■一般的に「子供が親の世話をすることが良い介護」との認識だが、実際は共倒れして、お互いに良いことはない
    ■著者の実体験を通じて、ほど良い距離感や介護に必要なことろ構え・考え方、引いては、自分の人生観を考えさせられる本

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    2023年03月10日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    参考になる部分もあったが、これを実践できる方は少ないのではないだろうか?
    自分が親から離れて住んでいて、一人っ子、親を施設に入れるだけのお金がある、というのは恵まれている。
    実際は、自分は親と同居、手は貸さないが口は出してくる兄弟がいる、親が施設に入れる程の年金や預貯金がない、親を施設に入れる事に対するご近所の批判的な声、等問題だらけである。
    子供は自分の人生を大切にして生きていくべきで、親の介護に縛られるのはおかしい、という世の中に早くなって欲しいと思う。

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    2024年09月18日
  • わたしたちの親不孝介護 「親孝行の呪い」から自由になろう

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    介護は美談でもなければ治療でもなく、撤退戦なのだ。それがわかってグッと気持ちが楽になる。
    できないものはできない、ダメなものはダメ。
    なんでもやってあげるのがいいんじゃない。
    親孝行、という言葉に我を失うことなく、親不孝だけど、このぐらいはやれるでよ〜、という感じでこれからの撤退戦に臨んで行きたい。

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    2024年02月01日
  • 親不孝介護 距離を取るからうまくいく

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    どの介護本もみな、遠距離介護がテーマになっており、私のように同居の場合は参考にしがたいが少しはためになったと思う。

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    2023年03月01日