実家から遠く離れたところに住み始めて、あまりきにしていなかったけど、久しぶりに家族旅行をして母の歩くペースがとても遅かったり、父の耳がまた遠くなったのかな、と老いについてちゃんと考えようと思い始めた矢先に出会った本。
著者が同い年というのも本の中身が自分のことして受け入れやすい理由だったと思う。
仕事を辞めずに、外の力を借りることが悪いことではないし、むしろ家族だけでなんとかしていこう(いくべきだ)という思いが、誰もハッピーにしない可能性がある、ということを知れただけでも介護に対して前向きなイメージが持てたのが良かったなぁ。