坂石遊作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一周回って再び雛子のターン。
此花家に戻る兄・琢磨から逃げる為、雛子と伊月(と静音)は一時的に伊月の旧家に住むことに。
環境の変化によって、お互いにもたらされる気持ちの変化。「好き」という想いの理解と将来に向けた決意の両輪が見事に噛み合っており、面白かったです。
琢磨の登場で、ついにラスボスが来た!って感じの本作。
琢磨が伊月に対し、将来に渡って雛子の拠り所となり得るか、の決意を問うてくる展開で、ある意味味方で、ある意味敵である彼の登場は、本作の大きなターニングポイントになりそうです。
他には、百合からもらったプレゼントを見て、
頭を沸騰させる雛子も非常に可愛らしかったです。
しかし、百合は敵 -
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購入済み
珍しい設定です
本人は弱い、でもその代わり人脈が広くてしかもすごい人物たくさん。本人は飄々としながらその人脈を武器に一癖も二癖もある様々な人たちに助けてもらい?上手く使い?まとめながら数々の依頼をこなしていったりする。
周りがはじめは自分で戦わず人を頼ってばかりいる事に呆れているけど、徐々にその凄さに気づいていくところが好き。
あと主人公の力を分からずに蔑んでいた人たちがざまぁされていくところも好き。
これからどんなすごい人脈たちが出てくるのか楽しみ。
そして主人公がまとめないと街一個破壊する勇者パーティーも一体どんな人達なのか・・・出てくるのかな
。
800人近くの人と仲良くなるそのコミュニケーション能力、 -
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ネタバレ 購入済み
素晴らしい
復習に囚われたヒロインの子を救うまでの過程から結末までよく考えられている。
最近のファンタジーな物語は、とにかく力で強引に解決する作品が多い。
そういった作品は、登場人物の個性が面白かったり、行動が面白かったり、それはそれで悪くはない。
しかし、この物語は、力任せだけでは解決できない問題があることを感じることができた。
こういった物語は個人的に貴重だと思う。是非、最後まで物語を完結させてほしい。
しかし、2巻以降の値段が若干高いな・・・
これが購買者を少なくする要因にならないでほしい・・・
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