【感想・ネタバレ】影の英雄の日常譚 ２ 勇者の裏で暗躍していた最強のエージェント。組織が解体されたので、正体隠して人並みの日常を謳歌する。のレビュー

坂石遊作 / TYONE

勇魔大戦後、いまだ荒れすさむ世界で暗殺稼業から足を洗い
平穏に暮らす最強の元・代理人（エージェント）トゥエイト。
仲間と日常を守るため、再び影として悪と戦うトゥエイトの前に
元仲間の暗殺組織がミゼを狙って襲い掛かる。仲間を守るため、
最強最悪の敵と世界を相手に命を懸けた逃亡劇が始まる！

[Nyanko · ★★★★★]

後半からの怒涛の展開がイイ

ストーリー中盤までは主に日常メインで話が進み、若干退屈を感じましたが、後半からの展開がとにかく重厚で濃密。主人公は魔王すら倒した人物だが、決して最強ではなく、自分にはどうしようもない事もあると十分に理解しています。それでも尚最後まで諦めずに理不尽な現実を覆すため、あらゆる能力を駆使して立ち向かう姿はとても読み応えがありました。コミカライズの方もそろそろこの巻の話に入る頃なのでどう云った描写になるのか楽しみです。

＃ドキドキハラハラ ＃深い ＃ダーク