染谷和巳のレビュー一覧
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ネタバレ一般的な会社では、誰でもがまず主任クラスになれる。このとき、ひとつの決心をすることがかなり大切だ。今まで仲間だった身近な人たちが、その日を境に、もう仲間ではなくなるということだ。もっといえば、昨日までの同僚に「今日からあなたは私の部下です」と宣言する覚悟を持つことだ。
優秀なじょうしというのは、昇格した翌日から部下との間にいくらかの距離を取れる人である。
「長」の肩書をもらったら「この人が上司だ」と思われるような態度、行動をとらないと、仲良し迎合の関係が続いてしまう。
報告することが部下の義務なら、報告させることは上司の義務である。
成果を挙げてこない部下に笑顔で接する、不思議な上司。そんな態 -
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この本は、私に新しい価値観を与えてくれた本です
今の私の課題は『人に対する影響力』です。
人に関する書籍として、社長の鬼の目を勉強させて頂きました
自分では体験できないような経験知があますことなく書かれていて、新しい世界を見たような感覚になりました
視点のレベルが違う。私がいかに未熟であるかを教えてくれる本です
自分Point
?『鬼』こそ、優れた統率者
鬼とは、信念を持って言うべきことを言い、なすべきことをなす人である。
信念とは“会社のため”“社員のため”“部門のため”をベースとする意思である。
?厳しく叱る
相手の良くしてやろう、直してやろうと真剣に考える人は、一時的 -
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■上司
A.鬼の指導者とは、できそうもないことに部下を挑戦させ、部下がそれを為し遂げれば、心の底からほめるような指導者である。そのような指導者が、強い人を育てることができる。
B.組織の長に統率力がないと、組織は機能しない。統率力のある人は、部下に命令や強制と感じさせずに、命令や強制を行うことができる。そのカギは、部下の理解、納得、信頼、尊敬を得ること。これがあれば、人は喜んで動く。
C.結束や団結を軽視して自由や個性を尊重していると、組織は機能しなくなる。組織に所属する以上は、組織人としての思考や行動を優先させねばならない。そして、1 つの意思のもとに結束しなければならない。 -
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この本の出会いは薦められて買った本で
自分の尊敬する戦友某不動産のナンバー1営業マン※世間一般で言う1000万円プレイヤーです→の方にすすめられました!すごく尊敬しています。
勢いで「鬼」シリーズ第1弾を買って、そのまた勢いで第2弾まで買ってしまいまして、そのレビューになります。
最初の☆評価は「3」だったのですが、この本を読んで著者「染谷さん」がどんな方かっちょっとわかったので「4」つけちゃいました。
なぜ、「4」をつけたかというと…
はっきり言って同じような内容を書いているのですが
流としては某会社さんの体験談+自分のコメント@これはイイとかこれはこうするべきだ的な事を綴っているの -
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ネタバレ*「上司になったら、和気藹々の仲間意識を捨てる」ここを理解せずに曖昧にしている人は結果を出すリーダーにはなれない!
*「あいつ!昨日までは仲間だったのに上司ズラしやがって」と陰口を叩かれる人ほど有能であり、上司としての自覚がある人だ。
*部下に対して命令できる人物か、できない人物か。会社は上司の管理能力をしっかり見ている。「長」の肩書をもらったら「この人が上司だ」だと思われるような態度、行動をとらないと、仲良し迎合の関係が続いてしまう。
*成果を挙げてこない部下に笑顔で接する、不思議な上司。そんな態度では、いつまでたっても仕事ができる部下は育たない。部下が「自分には不可能だ」と思うことをやらせ -
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★本書のメッセージ
ビジネスは闘争。戦う組織を鍛えあげるには、上司が鬼となるしかない
★読んだきっかけ
厳しい仕事とは何か、厳しい組織とは何か考えたくて
★本の概要
鬼上司でなければ、人は動かせない...。社員の教育ができており、会社と社員が一体となって、一つの方向性に向かって動ける組織を作らなければ、人は動けない。
★本の面白かった点、学びになった点
筆者の主張自体は、理解できる。ビジネスで、戦う組織を作らなければ、優しい仏だけで済むはずがない。
ときには、部下にとって嫌なことや、厳しいことを言う必要が出てくるだろう。
甘やかして、一切の指摘をせずに、人が育つ、というのもあり得ない。
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Posted by ブクログ
ネタバレ*意識とは知識・教養・感受性、そして価値観と思想だ。
一般に使われている意識という言葉の意味は、つぎのようなものである。
①知識・教養・感受性の程度。これがごく普通の意識の意味である。見聞きしたことをどう感じ、どう思うかが意識である。
②価値観。何を大事にしているかが価値観だが、その人が持っている価値観を意識という言葉で表現する。
③思想。どんな考え方をするか、その人の思想を意識と呼ぶことは多い。
*言葉の入れ替えによって社員の知識を豊かにする、理解力と表現力を伸ばす、これが意識変革の入り口である。
*社員意識からの脱皮の時
社員意識のまま固定化しつつある課長に言いたい。あなたは大人になり、会 -
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ネタバレ 購入済み
鬼
鬼と言うから、ドンだけと言うから恐る恐る読破
何てことはない内容が次々と、書かれなるほど感漫才です。当たり前のことができない人が増えていて、そういうのがどういうわけか、人を管理することになっているのが、現実となっている以上、こういう発想でもしないかぎり人は着いてこないということなのです。現代の考え方の不可思議さには圧力でたいこうする。そういう、力強いものでもない限り周りを、変えていけないし、実行されることもない!言ってみれば当たり前の考え方なのだと、思えます。