柳田國男のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『遠野物語』を読んでみようかな、と思案していた矢先に目についた一冊。
しかも、京極夏彦。すばらしい。
そんな訳で買わずにいられなかったもの。
とても美しい色合いの表紙も、素敵。さすが、角川ソフィア、読み手の気持ちを大切にしてくれるなぁ。
山人、山神、河童、座敷童、化け狐。
この世ならざる者が、平然と境目を通って来る不思議な地、遠野。
そうして、理由なく、理屈なく、ただひたすら理不尽に人が病み、命を落とす、不思議。
心の清さ醜さなどでははかれない結末が、ただ淡々と、脈々と語られる空間にひたすら居たいと望むのは私だけではないはず。
出来れば、これは音で聞きたい。
京極夏彦の語彙の使い方 -
Posted by ブクログ
★前世 遠野に存在していたのは確かなようだ(p.256)
(一)水木しげるさんの絵柄は遠野物語に合っています。また、読み較べてはないけど原作に忠実なようです。著者自身の合いの手が入ったりします。
(二)ひとつひとつの話はあっさりしています。
(三)三十年ほど前遠野に行ったことがありますがそのときすでにわりと観光地化して不思議な雰囲気はありませんでした。とはいうものの陽光に輝く郊外の田園風景はのんびりした気分になれましたし、夜歩いているとたしかに怖いだろうなと思えるくらいなにもない感じでした。いまはどうなっているでしょう?
■遠野物語についての簡単なメモ■
【安倍貞任/あべのさだとう】朝敵