砂川文次のレビュー一覧

  • ブラックボックス

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    サクマの衝動的な言動の数々が、単調な日常から生じる将来への不安や、社会不信からくるものなのか、それとも先天的な性質なのか、、
    とにかく、彼の極度に自制心を欠いた行動には驚かされた。

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    2024年04月24日
  • 小隊

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    「小隊」はよかったけど、後の2作は刺さらなかった。
    戦争に至る背景とかもっと詳しく書いてほしかったかも…

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    2024年03月05日
  • 小隊

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    芥川賞受賞作
    「ブラックボックス」 を読む前に。
    非日常を日常とした若者の一人語り。
    といった感覚。
    たぶん再読はしないです。

    3篇収録されていて
    表題の「小隊」 は非常に読みやすく、
    デビュー作である 「市街戦」はもうろうとした意識の中の 展開のため少々読みにくさはある。
    とはいえ1冊通読するのに5時間程度。
    ふむ。

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    2024年02月23日
  • 臆病な都市

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    ネタバレ

    ⚫︎受け取ったメッセージ
    わからないものに対する畏怖が
    人々のパニックを作り出す

    ⚫︎あらすじ(本概要より転載)

    新型コロナ感染拡大の前に書かれた、新鋭による問題作。

    鳥の不審死から始まった新型感染症流行の噂。
    その渦中に首都庁に勤めるKは巻き込まれていく……。
    組織の論理と不条理、怖れと善意の暴走を生々しく描く傑作。

    組織の内部を描くという点で、物凄い洞察力を持った作家だ。
    ――亀山郁夫

    コロナがこうなる前に書かれているというのに凄みを感じる。
    ――安藤礼二

    まったく、なんだってあんな根拠のないものにそうすぐ振り回されてしまうのだろう。
    それとも本当に、ただ自分のあずかり知らぬと

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    2023年11月14日
  • 小隊

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    題名:「小隊」他二編の短編集。

    「小隊」は北海道にロシア軍が上陸し、釧路付近で地上戦になる話。
    この話が全編続くと思っていたら、すんなりあっけなく終わる。

    土地勘があるので、物語は生々しく思える。

    「戦場のレビヤタン」、「市街戦」はKが一人称で登場する。

    「市街戦」からの「戦場のレビヤタン」 なのかと邪推してしまう。

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    2023年02月03日
  • 小隊

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    自衛隊というか軍事に関して今まで触れたことがなかったので、知らない専門用語か多く多少読みにくく感じましたが、この作品を通じて「実際の戦争って、こんなものなのかもしれないなぁ」と感じた部分が235ページにわかりやすく書いてありました。

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    2023年01月26日
  • 小隊

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    リアルな戦場を描いておりますが描いただけで終わりだったのかなと感じました。ブラックボックスもそうだったのですが結局読み終えて「で?」としか思いませんでした。(わたしの感受性の問題だと思います)

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    2022年12月08日
  • 小隊

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    戦争って綺麗事じゃないよなということを、まざまざと感じた。軍備に詳しい人なら、読後感が違ったものになるかもしれない。

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    2022年11月05日
  • 小隊

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     北海道に展開する自衛隊が、いかに作戦を展開するのか。ロシアのウクライナ侵攻でがぜんリアリティが出てきた舞台設定だ。給料と引き換えに戦闘行為に身を投じる覚悟があるか。国を守るために銃をとる覚悟があるのか。銃を手に取るということは、すなわち標的になるということだ。私は、殺す側にも、殺される側にも立ちたくない。

     タイトルになっている短編のほか、現代の自由主義世界に住み、かつ兵士になることを選ぶ価値観について様々な解釈をしている。生きている実感と言われれば、そうかもしれないが、本質は殺すか、殺されるかだ。

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    2022年08月16日
  • 小隊

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    実家が道東なので、地元が戦場となったらどうなるのか、被害シミュレーションも兼ねて読みました
    戦争も仕事と同じ事前の準備、段取りが大事なんだと思いました
    実際準備している時間は相手の動きで封殺されたりするので、色々な事態を想定した準備や訓練って大事だなと痛感しました

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    2022年06月06日
  • 小隊

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    戦争物「小隊」「戦場のレビヤタン」「市街戦」3編
    【小隊】
    ロシアが北海道に侵攻し、陸自が防衛する戦闘を描いている。元自衛官の筆者が描く戦闘シーンは超リアル。息つく暇もない筆致で自分も戦場にいるような感覚でした。
    ロシアのウクライナ侵攻と重なり、圧倒的火力の脅威がどれほどのものかを具体的に感じ取れました。ジャベリンは安いから戦車からジャベリンにきるかえるべきとか言うワイドショーレベルの財務省に読んでほしい。
    【戦場のレビヤタン】
    息苦しい主人公と生き苦しい自分と重ねる
    なるべく遠ざけている「死ぬまで何をしていればいいのか」がぶり返す。
    不快感にどっぷりつかってこのまま生き続けるのかと思うと憂鬱

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    2022年06月04日
  • 小隊

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    ふつうの感性の人間が、自分ではどうにもならない極限状態に置かれたときに、瞬時瞬時の経験をどのように感じ、どう行動するのかを小説として表現したのだと思う。戦闘する自衛隊が舞台となっていることは、著者が説得力に満ちたリアリティを与えやすいということで選ばれているに過ぎないのではないか。この小説をもって国防や外交を考えるというものでもない。

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    2022年06月01日
  • 小隊

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    実に生々しくて、読んでると鬱屈した感情になってしまう場面もありましたが、この作品こそが、著者の思ったままの生身の表現なんだと感じました。
    元自衛官の著者だからこそ描ける、訓練の過酷な
    部分など、戦地のリアルさを伝えていると思います。

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    2022年05月25日
  • 臆病な都市

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    コロナ騒ぎを想起させる“けり病”、検査済み証のワッペン、恐ろしい無邪気な善意の拡大。義務を権利と言い換えて、静かに進行する狂気が行き着く先は収容施設…「これからもふざけた態度をとったり悪態をついたりはするだろうが、よもや仕組みにも最大公約数にも逆らいなどしない。ぼくの安全と安心が保障されるのなら、他に何もいらない」主人公の最後の呟き。だめでしょう。長期化するコロナ対応に関心持っていないと社会はどんどん変質していってる。みんなの意思で…

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    2022年05月18日
  • 小隊

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    ネタバレ

    ロシア軍が日本に突然攻めてきて北海道で自衛隊と衝突 その最前線の小隊長視点でのお話

    まず専門用語が多すぎて何言ってるのかわからない なのでリアルなのかもどうかも判断できない なんか大変だなー で最後まで終わった

    最後の見せ場はまさかの小熊さんバックれてたのかよくらいでなんだかなぁと

    多分作者の言いたいことは「自衛隊は実際の戦闘したら弱いですよ あの連中形だけですわwww」なのかなぁと

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    2022年04月23日
  • 臆病な都市

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    新たな感染症というタイムリーな題材なので、どうも現実の暗喩を探してしまうが、主題はどちらかというとありもしないものに惑わされる集団心理というほうが適切かも。また、公務員の仕事がかなり具体的にイメージできるシーンが多く、実際こんな仕事ばかりだったら、ホントに公務員にはなりたくないな、と思わせる描写。

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    2021年03月03日