顎木あくみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前巻を読んでから一年以上経ってしまい、内容をなかなか思い出せなかったので、コミックの無料公開分を読み返してきました。改めて感じましたが、コミック版の出来もとても良いです。
新婚旅行を兼ねた旧都への旅。めちゃ甘な二人が、お互いを支え合いながら、大きな難敵・土蜘蛛の謎に挑んでいきます。
ところで、この土蜘蛛ですが、能や歌舞伎にも演目があります(私はまだ観たことはありません)。もともとは古代に朝廷へ従わなかった人々を指す言葉が、後世には巨大な蜘蛛の妖怪として語られるようになったそうです。本作がその伝承を着想としているのかは明言されていませんが、朝廷まで絡めた設定になっていくのであれば、さらに面白くなりそうだと感じました。
この作品の読者は若い女性が中心なのだと思いますが、主人公が自分の異能を使い、大切な人である旦那様を助けたいと願う姿は、どこか古典的な物語の魅力を感じさせます。それが今も多くの読者に支持され、映画も世界的なヒットとなったことは興味深いですね。
近年は男女の役割を問い直す作品も多い中で、本作はそうした価値観とは少し異なる立ち位置にあるような気がします。ただ、それは「女性が男性を支える」というよりも、「好きな人のために力を尽くしたい」という、ごく普遍的な感情が共感を呼んでいるからなのかもしれません。 -
Posted by ブクログ
面白かった。
花嫁溺愛本鉄板の一種ではある。
王道は虐げられた愛なく育てられたシンデレラ主人公が
なんかわからん超常能力でなぜか花嫁とかツガイになって、
溺愛されて、ざまぁ、、というヤツなんだが
派生spで、主人公のワキキャラだが実は能力を隠していてざまぁとか、
異世界ものによくある、巻き込まれ召喚とか的なやつとか
悪役令嬢的ベースの実はツンデレとか
本作、ヒロインに巻き込まれ召喚的な感じのスタートで
ヒロインはヒーローに見染められるのを横で見るモブ的ながら、
主役は陰のヒロインで、ペアとなる能力者も実は陰のヒーロー的な
なんか、ややこしくも厨二心爆発なのである。
術とか、呪いとか、祝福とか、神とか、モフモフとか
キーワードは揃っていて、
お手軽で毎日食っても疲れないって感じの菓子やねぇ。
ただ、ラストの千歳の情動変化が早すぎて
ちょっと面食らった、2巻でわかるんか? -
Posted by ブクログ
面白かった。
八尾比丘尼オマージュというか、
現代に蘇る、八尾比丘尼の末裔の恋愛小説。
ちょっと根が暗い。
八尾比丘尼については、興味があり調べたことがある。
人気の題材なので、そのまま小説や
ちらっと出てくるエピソード的ななんかも多い。
なんならラノベとかゲームにも陰陽師系ならとりあえず出てきたりする。
そんなことはともかく、
家族に虐げられ搾取されつづけてきた女子高生が
超絶美形の国語教師と縁談があり、
毒家族から離脱していく物語。
ヒロインだけでなく、ヒーローの方も
なにか曰くがあるが、そこらへんはまだ詳しく出てこない。
古本屋で1、2巻を買ったんだが、
存外新しいというか、2巻はこの3月に出たばっかりでもちろん完結していない。
読み始めたもんは仕方がない