ハンス・ロスリングのレビュー一覧
-
世の中についてもっとポジティブに考えることが必要である。人は過激なニュースに目がいってしまい、世の中に不安を募らせるが、実際はどんどん良くなっている。ニュースと自分がファクトフルネスのルールのいずれかにあてはまっていないか確認しながら生きていきたい。Posted by ブクログ
-
ファクトフルネスは学ぶための指針のようなものだと思った。高校で地理を勉強していたため、クイズの正答率は比較的良かったが、データを見るときに注意すべきことなど、学校では教わらないことが多く記されていて刺激的だった。
最新の情報を得る方法については考え直さなければならないと思った。マスメディアの報道が...続きを読むPosted by ブクログ -
まさに蒙を啓かれた、そんな読後感でした。
学生の頃、学んだことはもう古い。特に、地理に関しては壊滅的。そうよね、もうソ連なんて無いしね。年がバレるわね。
ますますニュースを鵜呑みにしちゃいかんとの思いを強くしました。そして自ら、ファクトにデータに当たることの重要さを。Posted by ブクログ -
バイアスを通してではなく、データを通して物事を見ると、世界が変わって見える。はっとしたり、なるほどと思ったりする内容が多く、読んだだけで自分が大きく変わる感覚があった。最も印象に残ったメッセージは「理解できないことがあったときは“なぜそれかりにかなっているのだろう”と考える」ということ。相手が間違っ...続きを読むPosted by ブクログ
-
この本に明記してある10の本能には、自分にも身に覚えがあると感じた!
この本は忘れた頃にまた読んで、それに囚われていないかチェックするのが大事だと思った!Posted by ブクログ -
ニュースでは悲観的なニュースしかしないが世界が本当はどんどん良くなってきていることを教えてくれる本。
ちょっと話はずれるがこれを読んで全世界株式に投資しようと思った笑Posted by ブクログ -
論の組み立てが分かりやすく、具体的なエピソードも多くて読みやすかった。
読み進めるとチンパンジー(ランダムな確率)より問題が解けるようになっている。
「悪い」と「良くなっている」は両立する、というのは大事にしたい。Posted by ブクログ -
数年前に読んだ本である。この本は、社会に対する人間の重大な認知バイアスを10個に分類し、各々について詳しく解説している。10個のバイアスについて、科学的根拠を持ちつつ、エピソードを交えた情熱的な考察がされており、その筆者の熱量が強く感じられ、とても魅力的に思った記憶がある。
ただ、このような分厚い...続きを読むPosted by ブクログ -
読んだ後と前で世界の見え方が変わる。
自分はいかに世界の現実を知らないかがよくわかる。世界はあらゆる分野で急速に変化しており、定期的に知識のアップデートが必要である。その上で危険なこと(思い込み、焦り、分断本能)、重要なこと(数値化、グループ化)などが大変わかりやすく書かれている。Posted by ブクログ -
自分も、世界の人も、世界について、知らないことだらけだった。
謙虚さと好奇心を持ち続けよう。
事実に基づいて世界を見、自分自身を見ていこう。
ファクトフルネスの大まかな10のルールを心に留めて実践しよう。
世界は変わり続けている。自分の知識と世界の見方を今後もアップデートしていこう。Posted by ブクログ -
表紙をめくり、バブルグラフが現れ、直感で読みたい。となりました。
13の質問は案の定、ほとんど間違い、先入観がいかに邪魔をしているかを思い知らされ、そのまま夢中で読みました。
事実は見えているような感覚ってだけなのかもな、と。思いました。Posted by ブクログ -
タイトルの通りですが、自分がいかに世界について何も知らなかったのかが分かる一冊。
各メディアから得られる情報は、一部を切り取った情報ですが、それ自体が悪いわけではなく、人間の本能が情報の解釈を間違えてしまうという事をまなびました。
人間の本能を抑える(物事の見方を変えられる)10個のキーワードを...続きを読む -
心の中にあるネガティブ本能や単純化本能を紹介し対策を示した本。
同じ集団の中の違いや違う集団の中の共通点を探す。
単純なものの見方に注意し、誰かを責めても問題は解決しない。
批判する前にどんな証拠を見せられたら、賛同するのか考える。
世界が発展しているのは社会基盤やテクノロジーのおかげ。
焦り本能...続きを読むPosted by ブクログ -
内容にはびっくりした。
スーッと、読めた -
とても内容が分かりやすい。なのに内容は底が見えないほど深い。
この本を本当に理解できたと言えるようになりたいと心から思った。
この本が完全に理解出来たら、自分の人生は変わると思う。 -
自分の中のこれが真実!というものを見事に客観的に見せてくれた。
講師業をやっている自分としては、ファクトフルネスを駆使して講義を行っていきたいと強く思える良書だった。
買って良かった。
何度も読み直して勉強できると思う。 -
まだ初代iPhoneが発売されてない2006年に、動くバブルチャートを使って世界の国々の人口の綴り変わりを可視化してみせたハンス・ロスリング氏。
ググれば動くバブルチャートを見つける事は可能だが、2019年のこのご時世に、電子書籍に動くバブルチャートを掲載する事は難しい事なのかと、読みながらふ...続きを読む -
データを客観的に分析すると、人類はかつてないほど豊かになっており、その傾向は今後も続くということが良く理解できました。
感情的になりがちな原子力発電のことも理論的に分析していて、非常に読んでいて面白い作品でした。 -
最後に信じるべきはやはり正確なデータと現場で見て感じる事実と空気。
まずは固定観念のリフレッシュのために、そしてこれからの知識の積み上げを間違えないために、必読 -
2024/04/16
2024年5冊目。
ベストセラー本で、データを扱う仕事をしている自分としてはもっと早くに読んでおくべき一冊だった。真新しい事は特に書かれていないが、如何に世の中が正しくデータ・情報を扱えていないか、認知バイアスの酷さをデータを元に理解する事ができる。この本で書かれている「正しい...続きを読むPosted by ブクログ