アレン・エスケンスのレビュー一覧

  • 過ちの雨が止む

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    『償いの雪が降る』の続編。
    AP通信社に就職したジョーが、自分の父親の殺人事件を追う。周りから忌み嫌われる父親の実態と取り巻く人々の人間模様が描かれる。改心した母と会う、ジョーと弟ジェレミーの場面は圧巻。ジョーの成長も感じられ、読後感は良い。

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    2023年10月26日
  • 償いの雪が降る

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    大学生のジョーが、末期癌患者カールの冤罪を晴らすべく、事件の真相に迫る。前半は、ジョーの複雑な家庭環境やカールの半生が語られる。後半は、緊迫感に満ちた、犯人との格闘が綴られる。ハラハラする展開であるが、読後感は良い。自閉症の弟ジェレミーも愛らしい。

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    2023年10月06日
  • 償いの雪が降る

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    ミステリというよりもスリラー色が強い。謎解きあり、サスペンスあり、人間ドラマもきちんと盛り上がりと読者を楽しませてくれる。ただ、この手の小説はあちこちに溢れていて展開が読めてしまうのが難点(こういうタイプの小説に意外性を求めるのはお門違いかもしれないが)である。ストーリーテリングはしっかりしており、佳作といったところだろうか。

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    2023年08月26日
  • 償いの雪が降る

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    む。なんか皆さんの評価が高い。むむ。自閉症の弟の面倒を見ながら学生をやっている主人公。課題で老人にインタビュー取材。老人ホームに行ってみる。職員に紹介された人物は、無職の罪で裁かれ、病気であと数ヶ月の命だった。まあ色々あって、この主人公が隣に住む好きな女性と協力してなんと、老人の無実を証明してしまう。。。。もーごめん。途中からなんかひいてしまって、「ありえんやろ」しか感情が浮かんでこず。ちょっとサクサク展開しすぎて、もうちょっと困難が途中にあれば面白かったかも。

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    2023年07月28日
  • 償いの雪が降る

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    ジャケット、タイトルの素敵さから購入。
    面白かったです。
    アレン・エスケンスさんの日本デビュー作。
    主人公のジョーは、毒親、自閉症の弟をもち、大学の学費を払うにもなかなか払えないという苦境にある。
    それでも勤労しながら大学に通っている最中、レポートを書くため、老人介護施設で入所者にインタビューをすることになった。そこで出会ったのは、かつて少女を斬殺して有罪となった凶悪犯カール。
    さて、どうなるのかといった…

    非常に重たい出だしから始まるも、最後はとても印象的なラストを迎える。
    少しハッピーエンドすぎるんじゃないかなあ、という。

    それにしても
    『The Life We Bury』の邦題が『償いの雪が降る』、これは意訳しすぎですよね笑
     

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    2023年01月18日
  • 過ちの雨が止む

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    ネタバレ

    前作『たとえ天が墜ちようとも』がマックスとボーディ、ベテラン同士の信念をかけたせめぎ合いだっただけに、ジョーの未熟さが際立った。
    完全無欠なヒーローじゃなく、ずるくて卑怯なところもある人間として描かれていて、それが魅力のひとつではあるのだけど、さすがに会ったこともない父親の遺産を躊躇なくもらおうとする姿にはがっかりしてしまった。
    一方ライラはというと、司法試験の勉強を最優先にするのが当然という態度に少しモヤッとしたが、やはり賢く良識があり、今回はジョーと別行動だったのが残念だった。また二人で事件を解決していくような話を読みたい。

    二転三転するストーリーで、最後まで飽きさせないのがすごい。ちょっとやりすぎ感もあるが…。安っぽいアリバイトリックは要らなかった。
    『償いの雪が降る』で決別した母親とのその後が知れたのはよかった。

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    2022年10月05日
  • 過ちの雨が止む

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    ネタバレ

    CL 2022.7.13-2022.7.26
    「償いの雪が降る」の続編。
    深い余韻の残る前作に比べてけっこうドタバタ感がある。ジョーが考えなしに突っ走るのもさらに増えたような。ラストにはあちこち納得いくように決着がついたのでホッとする。
    ただ、ジョーがケガしたとき、もう少し治療してもいいんじゃないかな?
    あと、誰からも嫌われていたトークがDNA鑑定で父親だと証明さて、たとえ多額の遺産が転がり込むとしても、その遺伝子を受け継ぐことに多少でも葛藤してほしかった。

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    2022年07月26日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    星4つにしたデビュー作の感動を思い出し期待度高く読み始めたのだが。妻殺しの被告となった弁護士プルイットを間に挟んで、妻を交通事故で亡くした刑事マックスと、プルイットの弁護を担当することになったボーデイ(マックスとはいい友達)の対立と犯人探しが進む。冒頭から刑事マックスが主人公で進むのかと思いきや、途中からボーデイが第二の主人公として登場し、その後は二人が主人公となるのだが、これがあまり成功しているとは言い難い。どちらにも魅力的なパートナーやバディがいたりするし、もっとキャラクターを描き込めば物語の強度や魅力度もアップしたのでは。
    思わずメモしたくなるようなセリフや記述がなかったのもちょっと残念。シンプルで読みやすい語り口ではあるのだがね。3.2

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    2021年04月26日
  • たとえ天が墜ちようとも

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    デビュー作(償いの雪…)を先に読むか、こちらを読むのかで作者(作風)に対する印象が相当変わる。登場人物こそ重複しているものの、本作は本格的な法廷スリラーであり、検察官と弁護士双方が法廷戦術を次から次へと駆使する終盤の展開は正義と真実が相反する皮肉な結末と相まってTVドラマ(グッドワイフとか)さながら。ヒューマンドラマ色の強いデビュー作の好ましさに比べて☆ひとつ減。

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    2021年03月07日
  • 償いの雪が降る

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    魅力的な大学生と老人 - アレン・エスケンス「償いの雪が降る」 ★★★☆☆

    登場人物たちが皆魅力的です。カールは大学生らしくハツラツとしていて好感が持てるし、隣人のライラを口説こうとする様はリアリティがあります。
    暗号解読に協力した、自閉症の弟ジェレミーもいいやつかもしれない。
    なお、日本人には暗号を解くことは不可能だということをご了承ください。
    ミステリーとしては驚きが少なかったのですが、本題以外のストーリーの入れ込みも匠です。

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    2023年10月27日