岩永正勝のレビュー一覧
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親切でお人好し、だけどちょっと要領の悪いバーティーの所に新しくやってきた従僕のジーブズは、非常に機転の効くよく出来た使用人。なんとなく主従逆転のようなこのコンビが暮らしの中のちょっとした問題を解決する。
出来の悪いバーティーも嫁をもらえばしっかりするだろう…と、次々と花嫁候補を紹介するアガサ伯母さ...続きを読むPosted by ブクログ -
従僕(執事)であるジーヴズと雇い主であるバーティ・ウースターによる
ドタバタなユーモア小説
短編集で7編収録されている
この作品は選集の第1弾ってことになりますね
初めて作者の作品に触れたし
海外の近代文学ってことになるのでしょうか
1922年前ごろの作品が収録されていますが
日本で言うと大正時代...続きを読むPosted by ブクログ -
もう古くなってしまった時代の産物のような「紳士と従僕」に庶民は憧れるのだよね。あくまでも主人公は従僕のジーヴズである。ちょっとゆるーい金持ち若者に、やや意地悪な仕えかたで、本人並びに友人の事件・難問を解決しながら働いているのが、なんともおかしみがある、ユーモア光る軽い読み物で、そこが心地いい。今時、...続きを読むPosted by ブクログ
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小さい頃、このシリーズの小気味良さにハマっていた記憶があり、懐かしくなり手に取りました。
変わらずの鮮やかさではありましたが、今一冊丸々読むとちょっと食傷気味。好感を持てる登場人物がほぼ全くいないのが他作品には中々無い特徴だと思いました。Posted by ブクログ -
よろしゅうございます。
米澤穂信先生の『玉野五十鈴の誉れ』に出てきたセリフ「あなたは、私の……ジーヴスだと思っていたのに」からずっと気になっていた、ジーヴス。
どうしてだか初老の紳士を想像していたのだけれど、これは切れ者の好青年ですね???
ドラえもんのような愛はないけれど、主人をよく従える...続きを読むPosted by ブクログ -
続きも読んでみました。
1作目の方が面白かったように思います。
ジーヴズがドラえもんに見えてきました…Posted by ブクログ -
セイヤーズやオルツィの推理ものに夢中になった時期はあったけど、まだまだ知らない20世紀初頭のイギリスの探偵物作家がいらしたんだ、ということで話題にならねば読む機会のなかった一冊。たしかに軽くて楽しい意味深い読物です。
ジーヴズという賢くて世慣れた執事がついていれば、お気楽で自律性や自立性のない若殿...続きを読むPosted by ブクログ -
ミステリーかと思って読み始めたけど、間抜けな主人バーティに仕える従僕ジーヴズが主人の困りごとを解決していくという話だった。
短編集だし、話も重くなくて読みやすいので、気楽に読みたい気分のときにピッタリの一冊。
Posted by ブクログ -
まぁ面白いっちゃあ面白いんだけどね。
ちょいちょいイラッとさせられるというか、ジーヴス先生のやることが、そんなにすごいか?というか、納得いかんこともあったりで、と思ったけど、実はこれがUK風のユーモアなのか!となったりもする。
というわけで、先生とはほぼ関係の無い最後のビンゴの話がやけにハラハラドキ...続きを読むPosted by ブクログ -
馬鹿な主人を上手に調教する執事。お見事!これならどんな相手も楽勝ね、ジーヴス。
プライベートはどんな感じなのかがものすごく知りたい!Σ(゚Д゚)Posted by ブクログ -
元々外国語の本って翻訳してあるけど言い回しが難しくて読むのも一苦労…。この本も難しかったけど、最後のどんでん返しが面白かった。Posted by ブクログ
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ちょっと気分を変えよう。
そこで選んだのはジーヴス。
相変わらずちゃらんぽらんな生活を送る主人公のバーティ、口うるさいアガサ叔母、惚れっぽい幼なじみのビンゴなど、おなじみの人物にまた会える。
かれらのドタバタも相変わらず。
凶暴な白鳥に睨まれてフィルマー大臣閣下とバーティが東屋の柱にしがみつく図を...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かったので続編も読んでみました。
私が思うに日本でいうドラえもんに似てるなって思ってしまいましたPosted by ブクログ -
こちらはシリーズ第二弾で、前作より先に読んでしまったけど問題なく読めた。
人はいいけど頼りない主人バーティとその友人(主にビンゴ)が巻き起こすゴタゴタを執事のジーヴズがスマートに解決してくれる。
シュールで時々ブラックで、まさにイギリスのユーモア小説という感じ。
主人に忠実に尽くしてくれてるようでい...続きを読むPosted by ブクログ -
「皇后陛下もご愛蔵」なれば平成までに読み終わりたかったのだが、前作に引き続き、のほほ~んとしたストーリーに、飽きてきたのかページが進まず、令和に突入してしまった。
ビンゴにはいいように利用され、ジーヴズの手のひらで転がされるバーティが、なんだか可哀想になってきた。
こんな感じの話が続くなら、もう...続きを読むPosted by ブクログ -
帯の「皇后陛下もご愛蔵」の一言につられて書店で購入。
予備知識が無かったので「執事が主人の容疑を晴らすため、殺人事件の解決でもするのか!?」と勝手に期待していたのだが、違ったテイストだった(笑)
考えてみれば「皇后陛下のご愛蔵」ならば、血なまぐさい殺人事件など無くてあたりまえですよね。
知性は足り...続きを読むPosted by ブクログ -
2019.02.17 #005
このシュールなジーブスの華麗な解決が楽しい。
最初は読解が難しく苦戦していたが、最後にはイギリス的ユーモアに苦笑してしまうほど。Posted by ブクログ -
うーん、なにか読み進めるごとに登場人物たちにいら立っていくのは自分だけなのだろうか笑
この時代はこれが普通なのかしら。。。Posted by ブクログ -
20190116 少しづつ慣れてきたが時代背景と大英帝国の慣習も理解していないと退屈になることもあった。ジーヴスがどこで活躍したのかが分からない事も。別のシリーズも読んでみるか。Posted by ブクログ
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イギリスの人って賭け事が好きですよね(笑)何でも賭けの対象にしちゃってる。
(現にジョージ王子が生まれる前は男か女か?生まれた後ではどんな名前がつけられるのか?とブックメーカーの賭けの対象になったというニュースがあったし。)
バーディやビンゴ、ジーブスも。そして叔母さんの夫みたいに一山儲けてでっかい...続きを読むPosted by ブクログ