P・G・ウッドハウスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ話の内容も面白いんだけど、冒頭で毎度服の趣味にダメだしされて仲がこじれてるバーティとジーヴズに一番笑ってしまった
割と冷淡なイメージだったジーヴズですが、『バーティ君の変心』では主人愛が垣間見れたような……ような…気のせいか。
以前読んだ雑誌のミステリー特集でこの「ジーヴズもの」も紹介されてたけれど、はたしてミステリーなのか…ユーモア小説よね。
「謎解きは~」の元ネタって感じはするけど。その本読んだこと無いのでイメージで
それにしても「ジーヴズ」って言いづらいの私だけでしょうか。
次の巻も購入済みなのでさっそく読み始めようと思います。 -
Posted by ブクログ
おばかさんでお気楽なご主人様を、その優れた頭脳で時に助け、時に利用する執事ジーヴズのシリーズ。
【トゥイング騒動記】もうタイトルのまんま。トゥイングで賭けをしたり、例のごとくビンゴが恋に落ちたりしててんやわんやの大騒動。もうはっちゃかめっちゃかでどうにもらん!というところに、ジーヴズが登場して見事に幕を引きます。今作はジーヴズの手並みというより、この大混乱っぷりが楽しかったです。
【クロードとユースタスの出航遅延】お騒がせの双子クロードとユースタスが迷惑にも大活躍!自由気ままな双子の奔放さとそれに振り回されるバーティが笑えます。まさに嵐が通過していくような騒動で、いつもいささか酷いと思うジー -
Posted by ブクログ
少し抜けたところのある金持ち青年バーティと、彼に仕える超有能な執事ジーヴズが、日常に転がる難題を軽妙に解決していく、ジーヴズ・シリーズの傑作選。
扱われるのは、殺人事件や大犯罪といった派手なトラブルではありません。縁談を穏便に破談にしたり、舞台俳優に向いていない人物をそれとなく舞台から降ろしたりといった、小さな厄介ごと。それらに対してジーヴズは、冷静な観察とほんの少しの機転で見事に問題を収束させます。
探偵でも刑事でもない彼は、事件を解決するだけでなく、自分と主人がしっかり得をするように立ち回るしたたかさも持ち合わせています。そのバランス感覚が絶妙で、彼の一挙手一投足を追うだけでも楽しい。 -
Posted by ブクログ
読書録「ジーヴズの事件簿 才知縦横の巻」
3
著者 p・g・ウッドハウス
編訳 岩永正勝、小山太一
出版 文藝春秋
p113より引用
“「ばかもいい加減になさい、バーティ。
彼女こそあなたにぴったりの伴侶です」”
目次より抜粋引用
“ジーヴズの初仕事
ジーヴズの春
ロヴィルの怪事件
ジーヴズとグロソップ一家
ジーヴズと駆け出し俳優”
20世紀初頭のロンドンを舞台に、金持ちの
青年と優秀な執事を主人公に繰り広げられる、
コメディ短編連作小説。
同社刊行作「p・g・ウッドハウス選集I ジ
ーヴズの事件簿」文庫版。
あまりにも優秀なために叔母から「飼い主
」とまで言われる、主人公・ -
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