田口翔太郎のレビュー一覧
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ネタバレ人間のおぞましさに焦点が当たった4巻である。
この巻では、人間が怪異を生み出す構造の怪異が多く、「本当に怖いのはいつだって人間なのだ」と突き付けてくれている。
体験した裏バイトは以下の通りである。
「ブライダルスタッフ」
「ファミレス店員」
「家政婦」
「空き地探し」
この中で唯一事務所を通していないのが「家政婦」バイトであり、この回は興味深い。
色々な意味で酷い回であり(笑)、これからもこうした外し方をしてくるのかは興味深いところだ。
ひとつ前の「ファミレス店員」が惨澹とした内容であるだけに、一つ清涼剤を置いた形かもしれない。
人間的恐怖としてはシリーズきっての内容かもし -
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ネタバレ都市伝説的な不気味な恐ろしさが描かれた3巻である。
この巻ではあまり派手な展開はない。
ただ、逃げられない怪異の恐怖というか、裏バイトなんてホントにやるもんじゃねーな感が漂う内容になっている。
経験した裏バイトは以下のとおりである。
「学校用務員」
「探偵助手」
「温泉宿スタッフ」
「ラジオ局 AD」
ちなみにラジオ局では、ADとは題されつつも実質(ハマちゃんは)パーソナリティとして参加している。
やたらリアルながまみずさんの投稿内容は、たぶん現場ではありがちな出来事なんだろうな感もあって、その意味でも不気味である。
後味の悪さが前面に出た「探偵助手」から、「温泉宿スタッフ -
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ネタバレこのシリーズの清涼剤、篠月橙が登場する2巻である。
この巻では様々な怪異にスポットが当たり、人間のおぞましさ以上に怪異のおぞましさが描かれている印象である。
経験した裏バイトは以下の通り。
「人形供養」
「自然保護監視員」
「助勤巫女」
「水族館スタッフ」
現場での裏バイトの扱い(「そういう危険も込みだから裏なんだろ?」といった捨て駒扱い)も露骨に描かれているのが印象深い。
特に「助勤巫女」は、下層の人間をヒトとは思わぬ振る舞いが楽しめる。
その意味で、人間の醜さもまた強く描かれている巻である。
どのエピソードも味わい深いが、特に皮肉めいているのが「人形供養」だろう。
シ -
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ネタバレお金に困っている主人公二人がコンビを組んで、ヤバい現場しか存在しない「裏バイト」をこなしてく物語シリーズの第一巻である。
本筋紹介や主人公二人の再会を描く1話目を除き、基本は数話単位でエピソードを描く連作短編形式となっている。
エピソード単位でみると、1巻ではこんなヤバいバイトが描かれていた。
「ホールスタッフ」
「ビル警備員」
「個人向け配送業」
「治験」
ホラーなニュアンス無しにしてもヤバそうな業種が混ざってるのはご愛敬だろう。
表紙からもわかるだろうが、物語は基本的に怪異との遭遇・危機回避が軸になっている。
最初の「ホールスタッフ」や「ビル警備員」「治験」では人間の、あ -
購入済み
ひぇっ
コワっ…!1話完結の話でひとつひとつの話は短いけどちゃんと怖い。主人公の女の子たちはシンプルな感じに描かれているのに、化物たちの絵は凝っててギョッとする。ページをめくってドキッとするマンガはなかなかない。天才か。
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購入済み
ゾッとする
毎度独特の薄気味悪い恐怖を味わうも、登場人物の掛け合いの妙で苦痛なく読み進めることが出来る。
大体3話毎に話が終わるのも、読みやすいです。
謎をはらんだ終わりが多く、読了後に考察したり、人の考察を読むことも楽しめます。 -
ネタバレ 購入済み
好き嫌いは分かれると思う
決してスッキリする終わり方ではない。
しかしギャグとホラーがこれほど見事に合わさった漫画は珍しい。(ホラー強め)
期間限定連載で、そのまま連載継続を希望してたが裏バイトに受け継がれて良かった。
理不尽な恐怖を楽しめます。 -
無料版購入済み
久しぶりに
マンガを読んで心底怖くなりました。昼間に読んで良かった。フィクションだよね?創作だよね?と思いながらでないと読めなかったくらいです。現実にもありそうな雰囲気がますます怖さを引き立てます。怖いけど続きも読みたい!!
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面白い
試し読みで読んでめっちゃ面白かった。
高時給・高日給の裏バイトだがその代償として・・・・?て感じのホラー漫画ですが、
ただ怖いだけでなく、主人公二人の掛け合いがコミカル。話もいろいろ考えさせられ、
面白いです。気になるなら是非読んでみてほしい。 -
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不気味さがすごい
お世辞にも絵が上手いとはいい難いが、物語の怖さにとてもあっている。
話の内容はともすれば陳腐であるが、この絵が独特の世界観を醸し出している。