イ・ミンギョンのレビュー一覧

  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    中年の男性が多い職場でモヤモヤすることが増えて買った本。

    答えない選択肢があるということを意識するだけでもだいぶ救われた。

    小さいことでも声をあげていいと思う。

    当たり前に麻痺したくない。

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    2024年06月27日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    韓国のフェミニズムの本。
    友達が卒論書く時に読んでて、気になってたから読んだけど、
    学校で学んでたことが事細かに書かれてて、
    最近女性軽視発言を気にしなくなってた自分がいることに気づいてた。

    人間って最初は疑問に思っても、あまりにもその状態が続くと麻痺して何も感じなくなるんだよな。
    私は私らしく、違和感を得た時は声を上げなきゃ。

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    2023年11月16日
  • 失われた賃金を求めて

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    男性である事と女性である事。その違いだけで、賃金をはじめ多くの機会や権利に大きな差が生じている事に改めて衝撃を受けた。

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    2023年01月08日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    男性である自分が読んだ感想です。
    まず、女性が声を上げることに対する反発に対する作者の大きな怒りを感じ、男性側が内容についてとやかく言ってはいけないとまず感じました。
    文中に何度も出てくる、女性の話を遮り差別をなくす男性像は生々しく、自分も同じことをやっていたなと反省しかありません。
    「なにが差別なのかは自分で決める」、「差別される側の経験を否定されると差別がなかったことにされる」といった言葉は重く、それを受けて自分を含めた男性側が変わらなければ社会が変わっていかないと感じました。
    そう思った男性に対する処方箋も本書の中には用意されています。まずは、女性に教えを乞い、いままで見過ごしていた周囲

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    2022年07月15日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    マジョリティには、マイノリティのことを学ぶ責任がある。学びもせずに検討外れな意見をしてくる連中など無視しよう。差別には怒りの声をあげよう。私たちはもう黙らない。

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    2022年08月20日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    作中でも「そう見えるかもしれない」と幾度か出てきていたが、若干女性と男性の対立をベースにして書かれた本というふうに読めてしまった。
    永遠に続いてきたかのような家父長制社会において女性を奮い立たせるため、言葉を口ごもらせず外に出させることを目的にして書かれた作品。そういう角度が必要なときもきっとある。

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    2022年03月15日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    女性の味方になってくれるような本だと思った。
    数字を示して論理を展開しているものではないし、読んだ後に自分の中にあった疑問が解決してすっきり、となるわけではない。だけど、女性であれば誰しもが感じたことがあるであろう、もやも体験が綺麗に言語化されていて、「やっぱりみんな同じく感じてたよね」と安心出来、大変だったら無理にわからない人に説明する必要はない、と言ってくれ、勇気を持って対話してみようと思う人向けには、そのための武器(言葉)を示してくれている。
    筆者が各シチュエーションで提案している反論の際の言葉の選び方はとても的確で、痛快。もちろん論理の筋を通すことも大切だが、相手に正確に考えを伝えるた

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    2022年02月01日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニズムについて男性と語るとき、なぜかこちらが説得しなきゃいけないような、言い訳めいた気持ちで話をすることが多かったけど、そもそもそれっておかしいことに気づけた。相手の態度が良かろうが悪かろうが、女性側に性差別を「知らない」相手に説明する義務なんて一切ないんだから、嫌なら話さなくていいということを強く主張し、いろいろな護"心"術を教えてくれる。
    男性とフェミニズムについて話したことがあり、もやもやしたことがある人には読んでみてほしい。

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    2021年11月16日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    理解する気もない人にわかってもらおうと言葉を尽くしてきたんじゃないか。わからないのはあなたの説明が悪いからじゃないよ。相手にわかる気が、ないんだよ。
    めっちゃ、納得した。

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    2021年11月11日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    韓国はフェミ盛んだなあと思ってはいたけど、その裏には「女性嫌悪犯罪」というものがあるらしい。女性が女性であるという理由だけで、被害にあう事件のこと(小田急のやつみたいな)。

    この本を読んでスッキリしたこと。
    女は男の価値観、権力で苦労していて、
    男は男の価値観、権力で苦労してる。だから男の苦労を引き合いに女の苦労を下げるのは違う。


    今どうしてこんなにフェミニズムが叫ばれるのか。→皆が知らないだけで今までも戦いはあった。内面戦争が社会の変化によって全面戦争になっただけ。すごくわかるなあ。

    「そちらの経験不足と理解力のなさを打ち明けられてもな、何のお役にもたてませんので」って言ってみたい。

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    2021年11月06日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    ずっと読めてなかった本をようやく。

    韓国だからなのか、発売された頃の空気なのか、それとも私が比較的恵まれた環境にいるからなのか、詳しくないので分からないが、セクシストとフェミニストが対立している構図が、今、女性である私自身が感じているものより酷く思った。
    少し時間が経って、良い方向に向かっているのだと思いたいけれど、決して女性嫌悪がなくなったわけではない。未だに、この本に書かれているような言葉を投げかけられることはある。
    その時に私は、性別による不平等はあるし、なくなるべきだというスタンスでやってきたし、これからもそうでいたい。だけど、話すかどうかは自分で選んでいい、話さない選択肢もとってい

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    2025年07月13日
  • 脱コルセット:到来した想像

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    メンズの方が気安くて質もいいっていうのは知ってた。でも仕方ないな、みたいに考えてたかも。
    体が小さいのもあって、てかそれが主でメンズ服を私が着ることはないだろうと考えてたけど実際着てみた人の話を聞いて、着れるんだ、と気付けて私も買ってみようかなと思えた。

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    2023年07月04日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    セクシスト的な人への対応の仕方マニュアル。
    男性に対して丁寧に説明する中で古傷に塩が塗り込まれるような感覚になるから、一般の女性が、「それについては話したくない」という選択肢を当然持っていることに光を当てたのはよいと思う。
    もし本当に社会を変えていくなら、女性全員がこの語り口でバサバサ斬っていくのはあまり得策ではない気がした。一般女性はこの書にあるような言葉で心身を守りつつ、活動家たちが男性やセクシスト向けに丁寧に説明していくことは必要だと思う。対立を深めるのではなくて、権力者側にいる男性の中に味方を作っていくことこそが社会を変える元になると思うので、その努力は必要。女の言うことは聞かなくても

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    2022年08月20日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニズムについて知りたくて読んだ。2冊目。なかなか読んでてしんどい箇所もあった。口喧嘩で勝つ方法のマニュアル書。
    フェミニズムって呼ぶ理由とか、結局本人(私)がそう主張したいからそう主張する。他人(男)がどう思うかは関係ない。みたいな部分が大きいのかなと思った。
    こんな男がいるんですよ〜に自分が重なることが多くて当事者意識が強かった、反省

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    2022年05月04日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    正直な気持ちを書き記します。
    今後、何度も読み返す必要があり
    その時、どこまで自分が理解を深められたか
    把握する為。

    日本はまだまだ女性軽視が根深く存在しており、
    女性自身が差別を受けているという認識を
    持てていない‥、そういう方が多いと日々感じています。

    私自身、女性差別を受けた経験があります。
    残念ながら、その時に相手に対して
    女性差別発言であると指摘することは出来ませんでした。

    本書では相手から差別発言を受けた際の
    対処方法が記されています。
    ただ、全ての差別発言に対して反論、指摘しなければならないと言っている訳ではなく
    見極めて相手にする必要がないと思ったなら
    無視しても良い。

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    2022年04月10日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    41.

    「言葉の温度」ということばを今日たまたま見かけたのだけど、この本はかなりアツアツの温度で語られています。作者の方が今までぶつかってきた壁を想像してしまった。私もまだこの本をきちんと読むにはあまりにもアツくてちょっと難しかった。一方的な好意を寄せられた時の恐怖、相手が期待する対応をしなかった時の掌の返し方、そんな相手に私には拒絶する権利があるのだと言ってもらえて涙がでた。
    まだアツアツの言葉をしっかり読むのがちょっとこわいけど、またいつか、今度はしっかりと読み返すことになる気がする。

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    2021年11月30日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    スタンス
    全く違う主張をすることがなんだ、何が差別かは自分が決める。
    確固たる態度が必要。よかれが悪いこともある。
    世の中はほとんど女性差別なのかもしれない。

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    2021年11月15日
  • 失われた賃金を求めて

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    ・差別は、「女性だってできる」を誰かが証明したときでなく、そのことばが「男性だってできる」に言い換えた時と同じくらい変に聞こえるようになった時に、初めて姿を消す。

    ・「管理職は男性ばかり=さしたる理由もなく男性に重責が任されるようになっている」ことの例
    15人くらい(男は1人)で作業中、来賓が来ることになり来賓を迎える役(=最も目立つ栄誉ある管理者的役目)は流れで当然のように男性になった。筆者も全くそれをおかしいと思わなかった。彼にその適性があるのか、その根拠はなにか、誰も何も尋ねなかった。あまりに当然のように序列が決まった。もちろん、女性の誰かがやろうと思えばできただろうが、男性がすぐに立

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    2021年05月19日
  • 失われた賃金を求めて

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    男女の賃金格差を通して社会や企業。制度に隠れている女性差別、ジェンダー問題を浮かび上がらせる。就職活動している大学生には特に読んでほしい。

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    2021年05月03日
  • 失われた賃金を求めて

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    “この「それでも」の威力を、女性があじわう「とはいえ」とくらべると違いは歴然だ。男性なら多少能力が低くても、かなりの欠点がない限り、「それでも」人柄は悪くないから、みたいな理由で数多くの関門をパスすることができる。他方女性はかなりの欠点どころか十分有能だったとしても、「とはいえ」気が強い、とかいう理由で足止めを食らう。私たちはそんな場面をさんざん経験してきた。とはいえ性格がイマイチだ。それでもイケメンだから。とはいえ家事が苦手だ。それでも売春はしないから。とはいえ面倒くさい性格だ。それでも仕事は有能だから。とはいえ気が強すぎる。それでも背が高いから。”(p.35)

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    2021年04月08日