イ・ミンギョンのレビュー一覧

  • 失われた賃金を求めて

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    男性である事と女性である事。その違いだけで、賃金をはじめ多くの機会や権利に大きな差が生じている事に改めて衝撃を受けた。

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    2023年01月08日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    男性である自分が読んだ感想です。
    まず、女性が声を上げることに対する反発に対する作者の大きな怒りを感じ、男性側が内容についてとやかく言ってはいけないとまず感じました。
    文中に何度も出てくる、女性の話を遮り差別をなくす男性像は生々しく、自分も同じことをやっていたなと反省しかありません。
    「なにが差別なのかは自分で決める」、「差別される側の経験を否定されると差別がなかったことにされる」といった言葉は重く、それを受けて自分を含めた男性側が変わらなければ社会が変わっていかないと感じました。
    そう思った男性に対する処方箋も本書の中には用意されています。まずは、女性に教えを乞い、いままで見過ごしていた周囲の女性嫌悪的な発言を正すことで自分の周囲の差別だけでも減らすよう努力すべきというものです。できることは多くないですが、文中にあるとおりフェミニズムの主体は女性です。あまりでしゃばったり上から目線にならないよう注意深い行動が必要となることもわかりました。
    以上、女性だけでなくジェンダー平等に興味のある男性でも読む価値のある本でした。

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    2022年07月15日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    マジョリティには、マイノリティのことを学ぶ責任がある。学びもせずに検討外れな意見をしてくる連中など無視しよう。差別には怒りの声をあげよう。私たちはもう黙らない。

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    2022年08月20日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    作中でも「そう見えるかもしれない」と幾度か出てきていたが、若干女性と男性の対立をベースにして書かれた本というふうに読めてしまった。
    永遠に続いてきたかのような家父長制社会において女性を奮い立たせるため、言葉を口ごもらせず外に出させることを目的にして書かれた作品。そういう角度が必要なときもきっとある。

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    2022年03月15日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    女性の味方になってくれるような本だと思った。
    数字を示して論理を展開しているものではないし、読んだ後に自分の中にあった疑問が解決してすっきり、となるわけではない。だけど、女性であれば誰しもが感じたことがあるであろう、もやも体験が綺麗に言語化されていて、「やっぱりみんな同じく感じてたよね」と安心出来、大変だったら無理にわからない人に説明する必要はない、と言ってくれ、勇気を持って対話してみようと思う人向けには、そのための武器(言葉)を示してくれている。
    筆者が各シチュエーションで提案している反論の際の言葉の選び方はとても的確で、痛快。もちろん論理の筋を通すことも大切だが、相手に正確に考えを伝えるために私に必要なのは、言語化の力を磨くことだな、と思った。
    (筆者は言語が専門だということなので努力しても到底及ばないかもしれないけど笑)

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    2022年02月01日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニズムについて男性と語るとき、なぜかこちらが説得しなきゃいけないような、言い訳めいた気持ちで話をすることが多かったけど、そもそもそれっておかしいことに気づけた。相手の態度が良かろうが悪かろうが、女性側に性差別を「知らない」相手に説明する義務なんて一切ないんだから、嫌なら話さなくていいということを強く主張し、いろいろな護"心"術を教えてくれる。
    男性とフェミニズムについて話したことがあり、もやもやしたことがある人には読んでみてほしい。

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    2021年11月16日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    理解する気もない人にわかってもらおうと言葉を尽くしてきたんじゃないか。わからないのはあなたの説明が悪いからじゃないよ。相手にわかる気が、ないんだよ。
    めっちゃ、納得した。

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    2021年11月11日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    ずっと読めてなかった本をようやく。

    韓国だからなのか、発売された頃の空気なのか、それとも私が比較的恵まれた環境にいるからなのか、詳しくないので分からないが、セクシストとフェミニストが対立している構図が、今、女性である私自身が感じているものより酷く思った。
    少し時間が経って、良い方向に向かっているのだと思いたいけれど、決して女性嫌悪がなくなったわけではない。未だに、この本に書かれているような言葉を投げかけられることはある。
    その時に私は、性別による不平等はあるし、なくなるべきだというスタンスでやってきたし、これからもそうでいたい。だけど、話すかどうかは自分で選んでいい、話さない選択肢もとっていいということ、話す時のヒントを得られてよかった。

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    2025年07月13日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    セクシスト的な人への対応の仕方マニュアル。
    男性に対して丁寧に説明する中で古傷に塩が塗り込まれるような感覚になるから、一般の女性が、「それについては話したくない」という選択肢を当然持っていることに光を当てたのはよいと思う。
    もし本当に社会を変えていくなら、女性全員がこの語り口でバサバサ斬っていくのはあまり得策ではない気がした。一般女性はこの書にあるような言葉で心身を守りつつ、活動家たちが男性やセクシスト向けに丁寧に説明していくことは必要だと思う。対立を深めるのではなくて、権力者側にいる男性の中に味方を作っていくことこそが社会を変える元になると思うので、その努力は必要。女の言うことは聞かなくても、同じ男から言われたら説得力も増す。
    毅然とした態度を取ることと喧嘩腰になることは違う。私たちにはことばが必要、で、そのことばは平等と平和の礎になるべきものだ。その場で身を守るためのことばはこの本にたくさんあるが、本当に良い社会を築くためのことば、対話することばは別にある気がする。
    ルサンチマン感が強い。

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    2022年08月20日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    フェミニズムについて知りたくて読んだ。2冊目。なかなか読んでてしんどい箇所もあった。口喧嘩で勝つ方法のマニュアル書。
    フェミニズムって呼ぶ理由とか、結局本人(私)がそう主張したいからそう主張する。他人(男)がどう思うかは関係ない。みたいな部分が大きいのかなと思った。
    こんな男がいるんですよ〜に自分が重なることが多くて当事者意識が強かった、反省

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    2022年05月04日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    正直な気持ちを書き記します。
    今後、何度も読み返す必要があり
    その時、どこまで自分が理解を深められたか
    把握する為。

    日本はまだまだ女性軽視が根深く存在しており、
    女性自身が差別を受けているという認識を
    持てていない‥、そういう方が多いと日々感じています。

    私自身、女性差別を受けた経験があります。
    残念ながら、その時に相手に対して
    女性差別発言であると指摘することは出来ませんでした。

    本書では相手から差別発言を受けた際の
    対処方法が記されています。
    ただ、全ての差別発言に対して反論、指摘しなければならないと言っている訳ではなく
    見極めて相手にする必要がないと思ったなら
    無視しても良い。
    私達はその選択が出来るとも書かれてあります。

    自分自身の気づきとして
    女性自身が女性差別に加担している‥という記述を読み、確かにその通りだと思いました。

    女性なのに‥
    女性のくせに‥

    こんな風に相手に対して思うことが
    これまで何度もありました。
    これ自体、女性差別的考え方だとあらためて気付かされました。

    こういった考え方、発言は
    幼い頃から、大人や社会から得たものです。
    私達は無意識のうちに差別的言動を
    周りの大人達やマスコミにより植え付けられており
    自分で気づかなければ、そんなつもりもなく
    同じ女性に対して差別的発言をし続けるのです。

    これでは世界から女性差別を無くす事は
    難しいでしょう。
    私はまだフェミニズム、フェミニストの入口の扉ドアを開けただけに過ぎず、その本質への理解は足りていません。

    ただ、長い間に癖付いてしまっている
    差別的な考え方を変えて行きたいと思っています。



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    2022年04月10日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    41.

    「言葉の温度」ということばを今日たまたま見かけたのだけど、この本はかなりアツアツの温度で語られています。作者の方が今までぶつかってきた壁を想像してしまった。私もまだこの本をきちんと読むにはあまりにもアツくてちょっと難しかった。一方的な好意を寄せられた時の恐怖、相手が期待する対応をしなかった時の掌の返し方、そんな相手に私には拒絶する権利があるのだと言ってもらえて涙がでた。
    まだアツアツの言葉をしっかり読むのがちょっとこわいけど、またいつか、今度はしっかりと読み返すことになる気がする。

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    2021年11月30日
  • 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

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    スタンス
    全く違う主張をすることがなんだ、何が差別かは自分が決める。
    確固たる態度が必要。よかれが悪いこともある。
    世の中はほとんど女性差別なのかもしれない。

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    2021年11月15日
  • 失われた賃金を求めて

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    ・差別は、「女性だってできる」を誰かが証明したときでなく、そのことばが「男性だってできる」に言い換えた時と同じくらい変に聞こえるようになった時に、初めて姿を消す。

    ・「管理職は男性ばかり=さしたる理由もなく男性に重責が任されるようになっている」ことの例
    15人くらい(男は1人)で作業中、来賓が来ることになり来賓を迎える役(=最も目立つ栄誉ある管理者的役目)は流れで当然のように男性になった。筆者も全くそれをおかしいと思わなかった。彼にその適性があるのか、その根拠はなにか、誰も何も尋ねなかった。あまりに当然のように序列が決まった。もちろん、女性の誰かがやろうと思えばできただろうが、男性がすぐに立ち上がったときにくらべ多少の不自然さがうまれただろう。

    ・女性は、男性よりも大きな成功をおさめないと同じ職級にいけない。(学校の先生、女性の方が多いのに校長になると、あれ?)
    管理職は男性ばかり。「なんとなく男はこのくらいの待遇にしておくべき」という心理、男だけじゃなく女にもある。こうした固定観念は、自分の意思を超えてもっと強く作用する。

    ・女性が多い職種は低賃金が多い。この問題を論ずる時、1人の女性がその職業を選ぶ際に社会的プレッシャーが大きく作用したのか、自ら選択したのかを判断することはそれほど重要ではないし、そもそも不可能。重要なのは選択肢が様々な限定されている現状。


    ・「ガラスの天井」とは、女性の昇進を阻む障害物がガラスのように透明で、あたかも存在しないかのように見えないかたちでおかれているという意味。
    「割れば壊れる障害物」という意味ではない。


    ・「男は家長だから女性より多くの賃金を与えるべき」という考え方。「家長だから」であるならば逆に同一賃金にしなければならない。シングル家庭が沢山ある今日。

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    2021年05月19日
  • 失われた賃金を求めて

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    男女の賃金格差を通して社会や企業。制度に隠れている女性差別、ジェンダー問題を浮かび上がらせる。就職活動している大学生には特に読んでほしい。

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    2021年05月03日
  • 失われた賃金を求めて

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    “この「それでも」の威力を、女性があじわう「とはいえ」とくらべると違いは歴然だ。男性なら多少能力が低くても、かなりの欠点がない限り、「それでも」人柄は悪くないから、みたいな理由で数多くの関門をパスすることができる。他方女性はかなりの欠点どころか十分有能だったとしても、「とはいえ」気が強い、とかいう理由で足止めを食らう。私たちはそんな場面をさんざん経験してきた。とはいえ性格がイマイチだ。それでもイケメンだから。とはいえ家事が苦手だ。それでも売春はしないから。とはいえ面倒くさい性格だ。それでも仕事は有能だから。とはいえ気が強すぎる。それでも背が高いから。”(p.35)

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    2021年04月08日