東海友和のレビュー一覧

  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    ⚫︎個人の在り方
    傍観者から当事者へ。
    「まず決心すること、見聞を広げること、実行に手を動かすこと、自分の意思で参加すること。社会を変えるためには自分自身を変えることから。」
    主体性が原点にして頂点である。

    ⚫︎人事の在り方
    「人事とは良き風土を創造し、維持浸透させること」
    教育は最も効率的な投資。
    主体性と重なることが何より大切。
    数々の施策を生み出した小嶋千鶴子氏、
    「なにか問題はありますか?」の問いを通じて主体性を引き出すコーチング的関わりに感銘を受けた。

    個人と人事の在り方を一遍に学ぶことができるとは予期せぬ幸運でした。

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    2024年09月16日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    PMIを成功し続けてきたことが記載されている貴重な本だと思う。職人ではなくプロフェッショナルとして教育することの重要性、簡単そうで大変なことの片鱗を感じられる。
    女性の社会進出が珍しい時代にこれらを達成し、仕組みとして作り上げた小嶋千鶴子は凄いとしか言い様がない。

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    2021年11月06日
  • イオンを創った女の仕事学校――小嶋千鶴子の教え

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    1.今、自分は働いてますが、イマイチ合ってないのではないか?と思ったり、経営者は仕事に対してどんなことを思っているのか疑問に思ったので読んでみることにしました。

    2.仕事の悩みを抱えている読者に対して一問一答式で答えていくスタイルで書かれています。基本的には、経営者として仕事のやり方であったり、マネジメントが書かれています。また、自分自身が仕事に対してどのような考えを持っているのか、どのようなことを大切にしているのかということも書かれています。
    今仕事をしている人、管理職でないとしても、読みながら自問自答していくことで、自分の気持ちに整理が着くと思います。

    3.自分の習慣にきていることは間

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    2020年05月26日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    1.
    小嶋千鶴子にとって仕事とは?
    将来成長するためには何が必要か?

    2.小嶋千鶴子とは何者なのかということが記されています。今では全国でも名だたるスーパーの1つであるイオンの基盤となった岡田屋さらにその先のジャスコを裏で仕切っていた小嶋千鶴子という1人の女性の話です。
    彼女は、両親から岡田屋を引き継ぎ、ジャスコへと繁盛させていきました。彼女は、「人への教育」を徹底し、人として善い社員を作ることを第一に考えていました。なぜここまで、人にこだわるのか。それは、会社の基盤となっているからです。人がいなければ金は生み出せないし、会社を存続できないということです。
    そのためには、現場だけが努力するの

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    2020年05月24日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    自己の能力拡張が未来を切り開く原動力なのだと再認識させられる一冊。仕事に関する能力拡張はもちろんだが、芸術、禅の話が綴られているあたりと人間的能力拡張の2面で成長することが、厚みのある人間になる基本方針なのだろう。

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    2020年03月12日
  • イオンを創った女の仕事学校――小嶋千鶴子の教え

    イオンを創った女の仕事学校

    経営をはじめ新しく何かをやろうとした場合、台本やシナリオがないことが多く、未知の世界への挑戦でああり、何もかもが予測不可能な
    状況であることは承知しているが、この本をとおして、何事にもにも定石 はあり、定石を身につけるには、過去の出来事を知識化し、
    過去と現在の情報や資料を収集・分析し、直面する問題を参考にし、適応する 能力が必要と感じた。
    書物には、偉人や成功者の伝記や成功の秘訣があふれている。その中には、いわゆる成功のエッセンスというか法則性に近い「定石」を
    見つけることができる。
    そして、決断するのに必要なのが「勇気」であり、知識や経験のない勇気は、賭けであり「蛮勇」であ

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    2019年12月01日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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     ユニクロの柳井さんも本書を推薦していた。恥ずかしながら、本書を読むまでこの名経営者の名前すら知らなかった。面白かった。

     小嶋は1977年、60歳にしてジャスコの役員を退任した。以前から役員の定年を60歳と決めていた小嶋はあっさりと未練なく実行した。このことは、役員がいつまでも役員として会社に残ることの前例をつくらないという意味を含んでいる。

     小嶋は従業員をつかまえては、「君は自分の『教育』にどれだけお金と時間をつかっているのか?」「貯蓄はあるのか」そして「将来にむけてどのような準備をしているのか」をよく尋ねた。成功するかしないかは、何を選択し、限られた時間とお金をどう配分するか、まさ

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    2021年08月08日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    ネタバレ

    イオンの経営者、裏の立役者とされる小島千鶴子氏に関する本。
    第二章の人生哲学が良かった

    メモ
    •イオンは三重県四日市市が出自
    •岡田卓也氏の9つ上のお姉さん
    •書物からドイツのインフレを学び、戦後の現金を商品化 
    •合併 人事制度、社内用語の共通化
    •地域性
    •幸福や自分の成功の姿をはっきり描き、より具体的に実行に移すこと
    •善く生きるとは与えられた環境や境遇に甘えることなく、すねることもなく、与えられたものを上手に活用する以外ない。
    •信頼の基礎は責任感
    •社会的信頼の構築
    •人真似より先進性を尊ぶ
     経済性より優位性を考える
     コンセンサスよりもインパクトを考える
    •短期より長期適合性

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    2025年11月10日
  • イオンを創った男――「人間」岡田卓也と『十章』を読む

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    戦後の混乱期、岡田卓也は一軒の小さな商店から出発した。――「お客さま第一」を掲げ流通の民主化を志した。大量仕入れと低価格販売、誰もが安心して買い物できる店づくり。その理念はやがて「イオン」という巨大な共同体へと育つ。だが彼が求めたのは規模ではなく信頼だった。利よりも仁を、競争よりも共生を。経済の荒波の中で人を思う経営こそが企業を永らえさせると信じた。原点は今も変わらず息づいている。変化が力を生む。

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    2025年10月15日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    まるで朝ドラのヒロインのような人生を送った小嶋千鶴子さん。同じ小売業に関わるものとして、とても勉強になりました。お客様も従業員も大切にする姿勢をいつまでも忘れずにいたいものです。先見の明があったのは確かですが、やはりいつまでも,勉強は大事ですね。

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    2025年09月24日
  • イオンを創った男――「人間」岡田卓也と『十章』を読む

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    筆者は元イオンの従業員ということもあり、少したたえすぎのように感じる部分はあるが、日本の小売業の地位を向上させるという志のもと、岡田氏の人生と人間性を知ることができて面白かった。
    文中にある、会社を運営するための考え方は経営者だけでなく、組織の中で働く者にも参考になると思った。

    小さな断片的な変化を見逃さない、それが大きな変化になるか類推想定する能力が必要であり、その能力を鍛えるためには、漫然と物事を見ない、雑なことをしない、おごり高ぶらない、問題意識を持つことが重要。

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    2024年02月05日
  • イオンを創った男――「人間」岡田卓也と『十章』を読む

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    イオン創業者岡田卓也について語られた本です。
    イオンの歴史や考え方がよくわかります。
    「上げに儲けるな、下げに儲けよ」は投資にも通じるよなぁと思いました。

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    2023年05月14日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    本の前半は彼女の実績について。
    これは彼女の凄さを裏付けるものなので、
    そこを十分理解している人は2章から読むことをおすすめします。

    「良いも悪いも関係なくたくさんのものを観る」
    →記事たくさん読んで審美眼を磨く

    「成功する人は必ず自分のビジョンを持っている」
    →自分のビジョンを改め、デイペースの計画を立てる。そして定点観測。
    →期限、スケジュール、予算、クリアすべき課題から「自己満足基準」を決める。成功と失敗の基準を決めておく。

    「表に出す」
    →共有して周りの助けや応援を得る

    「止まると濁る・長いと腐る」
    →当事者としても、マネジメントする側としても忘れない。

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    2022年02月03日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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     イオンの基礎を築いた、きょうだい、小嶋千鶴子氏と岡田卓也氏。この本では姉、千鶴子の経営観について書かれています。
     著者はイオン草創期にこのきょうだいに仕えた東海氏。
     イオンの商売のDNAが語られます。
     イオンの基礎は主に人事を担当した小嶋千鶴子氏と主に営業や経営戦略を担当した岡田卓也氏のコンビによって築かれました。しかし、その担当範囲は決まったものではなく、片方が先行すればもう片方がすっと後方に立つ、というような変幻自在のものだった、と述懐されます。
     ビジネス書としてはもう一練りしていただければ…とも思いましたがこのきょうだいは端的な指示を出すことはしましたがその説明はほとんどなかっ

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    2021年12月12日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    イオンを育て上げた小嶋千鶴子さんの成功哲学が詰まった一冊。
    組織における人材教育の重要性が繰り返し説かれている。

    会社は発展し続けなければならないという前提の価値観が少し引っかかった。

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    2021年09月09日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    彼女の人生を学べます
    私なりにざっくりまとめると教育勉強自分で考えると現場と失敗はいいけど不正はダメです

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    2021年05月04日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    ●自分の教育にいくら時間と金をつかっているか、貯蓄はあるか、将来に向けてどんな準備をしているのか
    ●よき師をもて。師弟の縁は教わる側が選べば良い。師から選んでもらう「上から」の関係ではない。師と決めたら、徹底して自分の解釈をする
    ●「問題あらへんか」1現場の意識・関心を探る2従業員の現状を把握する3当事者意識を持たせる「問題ないことはない。君は問題意識がない!」

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    2021年01月05日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    イオンの実質的な創業者小嶋千鶴子。何と両親を20歳の時に無くしてしまう。弟卓也10歳。弟が成人するまで会社のかじ取りをする。
    人が組織を作るとの考えの元、一貫して人材教育に力を注ぐ。
    ・問題が有ると、その人間の入社からの教育履歴をレビュー。必要な手を打っていくとはすごい。
    ・問題あらへんか?の質問にこめられた深い意味。
     下手な対応は出来ないから、必死に仕事をする。
    ・打率3割はいいほうという割り切り。
    ・敗者・傍観者から当事者に変える事が大事。
    ・安定・保守志向は衰退につながる。エネルギッシュなリーダーが必要。

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    2020年09月16日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    イオングループ名誉会長 岡田卓也の姉である小嶋千鶴子さんの伝記です。
    著者は人事教育部で小嶋の下で働いていて、その時の体験と小嶋さんの著者を参考に作成したそうです。

    内容は、小嶋さんの経営や人事に関する哲学と業績を紹介しています。

    企業が存続するためには常に革新を起こし、変化し続けることが必要です。そして革新を起こすためにはそのためには創造性のある人間を重要なポジションにつけること、人材教育に大きなコストをかけることが必要であるという理念のもと、さまざまな改革を実践しています。

    変化が大事、企業は人であるという理念は新しいものではないですが、実践することは非常に困難だと思います。
    小嶋さ

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    2020年09月06日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    読み応えのある良書。本書は、小島氏をおそらく師として仰ぎ、一挙一動を見守った弟子の東海氏によって解釈した内容がまとめられている。10年先、20年先をイメージし、それを具現化するために日々鍛錬を積み重ねていった彼女の力強い生きざまは、圧巻である。

    以下、本書より抜粋。
    「小島は従業員をつかまえては、「君は自分の『教育』にどれだけお金と時間をつかっているのか?」「貯蓄はあるのか」、そして「将来にむけてどのような準備をしているか」をよく尋ねた。成功するかしないかは、何を選択し、限られた時間とお金をどう配分するか、まさにそれは知識と技術に他ならない、つまり身体的態度なのである。」

    「言うなれば、知

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    2020年09月05日