東海友和のレビュー一覧
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1.今、自分は働いてますが、イマイチ合ってないのではないか?と思ったり、経営者は仕事に対してどんなことを思っているのか疑問に思ったので読んでみることにしました。
2.仕事の悩みを抱えている読者に対して一問一答式で答えていくスタイルで書かれています。基本的には、経営者として仕事のやり方であったり、マネジメントが書かれています。また、自分自身が仕事に対してどのような考えを持っているのか、どのようなことを大切にしているのかということも書かれています。
今仕事をしている人、管理職でないとしても、読みながら自問自答していくことで、自分の気持ちに整理が着くと思います。
3.自分の習慣にきていることは間 -
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1.
小嶋千鶴子にとって仕事とは?
将来成長するためには何が必要か?
2.小嶋千鶴子とは何者なのかということが記されています。今では全国でも名だたるスーパーの1つであるイオンの基盤となった岡田屋さらにその先のジャスコを裏で仕切っていた小嶋千鶴子という1人の女性の話です。
彼女は、両親から岡田屋を引き継ぎ、ジャスコへと繁盛させていきました。彼女は、「人への教育」を徹底し、人として善い社員を作ることを第一に考えていました。なぜここまで、人にこだわるのか。それは、会社の基盤となっているからです。人がいなければ金は生み出せないし、会社を存続できないということです。
そのためには、現場だけが努力するの -
イオンを創った女の仕事学校
経営をはじめ新しく何かをやろうとした場合、台本やシナリオがないことが多く、未知の世界への挑戦でああり、何もかもが予測不可能な
状況であることは承知しているが、この本をとおして、何事にもにも定石 はあり、定石を身につけるには、過去の出来事を知識化し、
過去と現在の情報や資料を収集・分析し、直面する問題を参考にし、適応する 能力が必要と感じた。
書物には、偉人や成功者の伝記や成功の秘訣があふれている。その中には、いわゆる成功のエッセンスというか法則性に近い「定石」を
見つけることができる。
そして、決断するのに必要なのが「勇気」であり、知識や経験のない勇気は、賭けであり「蛮勇」であ -
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ユニクロの柳井さんも本書を推薦していた。恥ずかしながら、本書を読むまでこの名経営者の名前すら知らなかった。面白かった。
小嶋は1977年、60歳にしてジャスコの役員を退任した。以前から役員の定年を60歳と決めていた小嶋はあっさりと未練なく実行した。このことは、役員がいつまでも役員として会社に残ることの前例をつくらないという意味を含んでいる。
小嶋は従業員をつかまえては、「君は自分の『教育』にどれだけお金と時間をつかっているのか?」「貯蓄はあるのか」そして「将来にむけてどのような準備をしているのか」をよく尋ねた。成功するかしないかは、何を選択し、限られた時間とお金をどう配分するか、まさ -
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ネタバレイオンの経営者、裏の立役者とされる小島千鶴子氏に関する本。
第二章の人生哲学が良かった
メモ
•イオンは三重県四日市市が出自
•岡田卓也氏の9つ上のお姉さん
•書物からドイツのインフレを学び、戦後の現金を商品化
•合併 人事制度、社内用語の共通化
•地域性
•幸福や自分の成功の姿をはっきり描き、より具体的に実行に移すこと
•善く生きるとは与えられた環境や境遇に甘えることなく、すねることもなく、与えられたものを上手に活用する以外ない。
•信頼の基礎は責任感
•社会的信頼の構築
•人真似より先進性を尊ぶ
経済性より優位性を考える
コンセンサスよりもインパクトを考える
•短期より長期適合性
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本の前半は彼女の実績について。
これは彼女の凄さを裏付けるものなので、
そこを十分理解している人は2章から読むことをおすすめします。
「良いも悪いも関係なくたくさんのものを観る」
→記事たくさん読んで審美眼を磨く
「成功する人は必ず自分のビジョンを持っている」
→自分のビジョンを改め、デイペースの計画を立てる。そして定点観測。
→期限、スケジュール、予算、クリアすべき課題から「自己満足基準」を決める。成功と失敗の基準を決めておく。
「表に出す」
→共有して周りの助けや応援を得る
「止まると濁る・長いと腐る」
→当事者としても、マネジメントする側としても忘れない。
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Posted by ブクログ
イオンの基礎を築いた、きょうだい、小嶋千鶴子氏と岡田卓也氏。この本では姉、千鶴子の経営観について書かれています。
著者はイオン草創期にこのきょうだいに仕えた東海氏。
イオンの商売のDNAが語られます。
イオンの基礎は主に人事を担当した小嶋千鶴子氏と主に営業や経営戦略を担当した岡田卓也氏のコンビによって築かれました。しかし、その担当範囲は決まったものではなく、片方が先行すればもう片方がすっと後方に立つ、というような変幻自在のものだった、と述懐されます。
ビジネス書としてはもう一練りしていただければ…とも思いましたがこのきょうだいは端的な指示を出すことはしましたがその説明はほとんどなかっ -
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イオングループ名誉会長 岡田卓也の姉である小嶋千鶴子さんの伝記です。
著者は人事教育部で小嶋の下で働いていて、その時の体験と小嶋さんの著者を参考に作成したそうです。
内容は、小嶋さんの経営や人事に関する哲学と業績を紹介しています。
企業が存続するためには常に革新を起こし、変化し続けることが必要です。そして革新を起こすためにはそのためには創造性のある人間を重要なポジションにつけること、人材教育に大きなコストをかけることが必要であるという理念のもと、さまざまな改革を実践しています。
変化が大事、企業は人であるという理念は新しいものではないですが、実践することは非常に困難だと思います。
小嶋さ -
Posted by ブクログ
読み応えのある良書。本書は、小島氏をおそらく師として仰ぎ、一挙一動を見守った弟子の東海氏によって解釈した内容がまとめられている。10年先、20年先をイメージし、それを具現化するために日々鍛錬を積み重ねていった彼女の力強い生きざまは、圧巻である。
以下、本書より抜粋。
「小島は従業員をつかまえては、「君は自分の『教育』にどれだけお金と時間をつかっているのか?」「貯蓄はあるのか」、そして「将来にむけてどのような準備をしているか」をよく尋ねた。成功するかしないかは、何を選択し、限られた時間とお金をどう配分するか、まさにそれは知識と技術に他ならない、つまり身体的態度なのである。」
「言うなれば、知