東海友和のレビュー一覧
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わたしは勉強をするとき「スキル」を学ぶよりも「先人の足跡」から学ぶのが好きだ。この本はまさしく後者にあたる。
「人はどんなときによく働くのか。愉快なときに働くのである。人間は、人から認められたとき愉快になるのである」Posted by ブクログ -
デジタル化がいくら進もうとも、普遍の人事戦略は存在する、そんな印象を受けた。
人間味のある部分、システマチックに動かす部分、この両輪を上手く回すことが組織では必要だと思う。Posted by ブクログ -
経営人事で巨大小売企業イオンを作った、小嶋千鶴子氏の金言が詰まった一冊。自分の血肉にしたい考え方もいくつかありメモ。
ただ、エッセンスは豊富ながらあまり深掘りはされておらず星3つの評価。
企業の成長ステージごとに顕在化される課題に、1つ1つ向き合い、学び、解決した40年間だったんだなと思った。ただ...続きを読むPosted by ブクログ -
イオンの実質的創業者小嶋千鶴子の評伝。親、姉を早くに亡くし岡田屋を20歳そこそこで継ぎ社長に。その後弟の岡田卓也に継ぐまで社長を勤める。社長退任後もジャスコの経営に関与し、弟とともに現イオンの母体をつくった。
その経営スタイルは清廉潔白、正しいことを追求することの徹底。従業員に倫理観を求めつつ、当事...続きを読むPosted by ブクログ -
良いことが書いてある。
よくある啓発本と同じような内容かな。
私にとっての啓発本は、スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」だけで十分。Posted by ブクログ -
単なる昔話ではなく、ごく最近もコンサルを通して経営に携わってる著者。
今でこそ普通やけど当時からそれをするのは相当やったやろう、みたいなのが多い。Posted by ブクログ -
すごいバイタリティ。
なるほど、すごい、よし、こうしよう。など、色々前向きな感情になるにはなった。
しかし、「並だな」と言われたことへの悔しさから発奮できるこの筆者は、
果たしていい上司だったのか?ということが疑問。
小嶋氏のいいかた、そのタイミング、二人の信頼関係がわからないが、
マイナスの言葉...続きを読むPosted by ブクログ -
①人はどんなときに働くか、愉快なときに働く。人間は人から認められたときに愉快になる。
②将を射んと欲すればまず馬を射よ
③打率三割はよいほう。七割の失敗は当然。本人が失敗を隠したり、一回の失敗で意気阻喪したりさせないこと。
④他社のどこでもやっているような二番煎じではいずれ会社は衰退する。よく...続きを読むPosted by ブクログ -
雑誌購読時の付録として頂きました。
感想。戦中・戦後の時期にこんな立派な方がご活躍されていたとは知りませんでした。これは、教育の成果なのでしょうか。これのいった備忘録に書き留めることはなかったですが、世界が少し広がりました。
備忘録。
・人事部は掃除屋仕事をしないといけない。Posted by ブクログ -
よかった。
壮絶な逆境の人生とそれを乗り越えて大成し、さらに後年も自分でコントロールしながら人生を生き続けている強いおばあちゃん。
考え方はひたすら原理原則。
人事書であり、企業経営哲学が、人よりで書かれている。教育にかなりの情熱を持っていた人。
特殊な考え方はなくひたすら原理原則に沿っている...続きを読むPosted by ブクログ -
以下、メモ
「組織を活性化するためには、共有しなければならないものが三つある。同じ情報の共有、同じ目的の共有、そして同じ結果の共有である」
「止まると濁る・長いと腐る」
「公正さや公平さは、だれの目から見てもそれと分かる具体性をもつものでなければならない。そのためには、基準、制度が常に公...続きを読むPosted by ブクログ -
イオン創業者小嶋千鶴子氏の下で青年期を過ごし、そこで得た数多くの教えを受けた著者ならではの視点で、小嶋千鶴子の生い立ちと小嶋哲学が紹介されています。
第1章の「小嶋千鶴子を形成したもの」は、小嶋の生い立ちの章で、とても興味深く読めました。
その後の章、小嶋哲学の章に関しては、語り口がまどろっこしく...続きを読むPosted by ブクログ -
良いことを書いているのだが、他人が書く自伝によくある「誰の意見か」が曖昧な点が散見され、読んでいて戸惑う。著者の意見なのか小嶋女史のものか。
気にならない人は啓蒙書として良本だと思います。
小売業は信頼がすべて。
協力なトップダウンは追従者だけを産み出す
TOPは万能ではない
退職時面接が大事Posted by ブクログ