東海友和のレビュー一覧

  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    早くに親を亡くし弟妹達を育てながら自身はジャスコの社長として腕を奮う。小嶋さんの信念を感じる一冊でした。仕事に慣れてくると忘れがちな大事な信条となる教えがたくさん詰まった本。これを実践されてた小嶋さんは無敵だったんだろうな。

    何回も読み直したい一冊です。

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    2020年05月03日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    ネタバレ

    日本最大の流通グループになったイオン。イオンの創始者岡田卓也氏の姉千鶴子氏は、両親・姉の死去で、23歳でイオンの前身・岡田屋呉服店(創業1758年)の社長となった(1939年)。婚約者もいたが結婚を延期しての就任、一人身で、戦中・戦後の混乱期を乗り切った。その後、1954年、10歳年下の弟、まだ早稲田大学在学中の岡田卓也を社長にし、結婚(23歳で婚約していた画家と)を期に完全にしりぞき、住居も四日市から大阪住吉に移し「本屋」を開店。
     1959年、請われて、ジャスコを率いる岡田を支えるブレーンととして復帰。当時の流通業としては先駆的に大卒社員の定期採用、女子社員の戦力化、パートタイマーの積極的

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    2020年03月30日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    わたしは勉強をするとき「スキル」を学ぶよりも「先人の足跡」から学ぶのが好きだ。この本はまさしく後者にあたる。
    「人はどんなときによく働くのか。愉快なときに働くのである。人間は、人から認められたとき愉快になるのである」

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    2020年03月28日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    デジタル化がいくら進もうとも、普遍の人事戦略は存在する、そんな印象を受けた。

    人間味のある部分、システマチックに動かす部分、この両輪を上手く回すことが組織では必要だと思う。

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    2020年03月15日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    『人財育成』と、うちの会社含めてどの会社も目にする今ではありきたりな言葉を本気で取り組んだ方。
    結婚するなら岡田呉服店の女性、親御さんから預かっている、ジャスコ大学など、言葉だけではない本気の取り組みを感じられた。

    前半はイオングループになっていく際の小嶋さんの奮闘劇。
    後半は経営哲学、人事哲学など小嶋さんの考え方を学べる。正直後半は飛ばしながら読みました…
    ダイヤモンドシティが三菱との合同会社の屋号だと知ったのがビックリでした。

    下記は、印象に残った、自分自身気をつけようと思った言葉


    若者の過ちより老人の跋扈の方が害がある
    *御自身が60歳で役員を定年した時の心構え

    単に念じるので

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    2024年12月21日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    経営人事で巨大小売企業イオンを作った、小嶋千鶴子氏の金言が詰まった一冊。自分の血肉にしたい考え方もいくつかありメモ。
    ただ、エッセンスは豊富ながらあまり深掘りはされておらず星3つの評価。 
    企業の成長ステージごとに顕在化される課題に、1つ1つ向き合い、学び、解決した40年間だったんだなと思った。ただ、その解決の過程を、ストーリーとしてもっと知りたかった。それぞれの打ち手が当時は斬新だったのはよくわかるが、実現にあたっては必ず困難があったはずで、それをどう考え乗り越えてきたのかを知りたかった。

    エッセンスは豊富なので、自分の組織に課題を感じ、それと当てはめながら読める人には非常にタメになると思

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    2024年05月04日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    イオンの実質的創業者小嶋千鶴子の評伝。親、姉を早くに亡くし岡田屋を20歳そこそこで継ぎ社長に。その後弟の岡田卓也に継ぐまで社長を勤める。社長退任後もジャスコの経営に関与し、弟とともに現イオンの母体をつくった。
    その経営スタイルは清廉潔白、正しいことを追求することの徹底。従業員に倫理観を求めつつ、当事者意識をもって仕事をしてもらうことに努めたと言える。
    やや宗教めいてはいるけれど、大きくなる企業は必要な要素で従業員が信じて着いてこれるものでなければならないし、誇りを持てる仕事でなければならない。だからブラック企業ではダメとい経営者小嶋の薫陶を得た著者は考えている。
    それはどこか京セラの稲盛和夫に

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    2024年02月11日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    良いことが書いてある。
    よくある啓発本と同じような内容かな。
    私にとっての啓発本は、スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」だけで十分。

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    2023年09月05日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    単なる昔話ではなく、ごく最近もコンサルを通して経営に携わってる著者。

    今でこそ普通やけど当時からそれをするのは相当やったやろう、みたいなのが多い。

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    2021年09月26日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    すごいバイタリティ。
    なるほど、すごい、よし、こうしよう。など、色々前向きな感情になるにはなった。
    しかし、「並だな」と言われたことへの悔しさから発奮できるこの筆者は、
    果たしていい上司だったのか?ということが疑問。

    小嶋氏のいいかた、そのタイミング、二人の信頼関係がわからないが、
    マイナスの言葉でなにくそとなれる人の部下で、同じようにガッツがある人って、少ない印象。

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    2021年05月13日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    ①人はどんなときに働くか、愉快なときに働く。人間は人から認められたときに愉快になる。

    ②将を射んと欲すればまず馬を射よ

    ③打率三割はよいほう。七割の失敗は当然。本人が失敗を隠したり、一回の失敗で意気阻喪したりさせないこと。

    ④他社のどこでもやっているような二番煎じではいずれ会社は衰退する。よく練った独自案こそが会社を成長させるカギ。

    ⑤復元力を身につける
     失敗は何よりの教育のチャンス

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    2021年01月02日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    雑誌購読時の付録として頂きました。

    感想。戦中・戦後の時期にこんな立派な方がご活躍されていたとは知りませんでした。これは、教育の成果なのでしょうか。これのいった備忘録に書き留めることはなかったですが、世界が少し広がりました。

    備忘録。
    ・人事部は掃除屋仕事をしないといけない。

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    2020年07月26日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    よかった。
    壮絶な逆境の人生とそれを乗り越えて大成し、さらに後年も自分でコントロールしながら人生を生き続けている強いおばあちゃん。

    考え方はひたすら原理原則。

    人事書であり、企業経営哲学が、人よりで書かれている。教育にかなりの情熱を持っていた人。

    特殊な考え方はなくひたすら原理原則に沿っているので、驚きはないが、自分の価値基準、判断軸みたいなものをいろんな意見を取り入れて成長させたいと考えているフェーズの人にとってはかなり良書になるはず

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    2020年07月23日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    以下、メモ


    「組織を活性化するためには、共有しなければならないものが三つある。同じ情報の共有、同じ目的の共有、そして同じ結果の共有である」


    「止まると濁る・長いと腐る」


    「公正さや公平さは、だれの目から見てもそれと分かる具体性をもつものでなければならない。そのためには、基準、制度が常に公表されるという仕組みが必要である。そうした仕組みが存在して、はじめてそこに皆に納得ずくの公正さが現実のものになる」


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    2020年10月19日
  • イオンを創った女――評伝 小嶋千鶴子

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    良いことを書いているのだが、他人が書く自伝によくある「誰の意見か」が曖昧な点が散見され、読んでいて戸惑う。著者の意見なのか小嶋女史のものか。
    気にならない人は啓蒙書として良本だと思います。

    小売業は信頼がすべて。

    協力なトップダウンは追従者だけを産み出す
    TOPは万能ではない

    退職時面接が大事

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    2020年12月21日